Выбрать главу

しかし中にはごく一部だが、以前よりも苦しい生活を強いられている者がいた。それが底辺冒険者と呼ばれる者たちだ。

底辺冒険者とは、最下層のモンスターすらろくに倒すことができないものだ。雫球や角兎といったごくごく弱いモンスターくらいしか倒すことができず、固いパンと濁った水で最低限の飢えをしのいでいる者たち。

かつてはそれでも稀に落ちる毛皮やスキルなどを集めて生活に必要な雑貨や衣服、あるいは少しでもマシな食料などと交換してもらえていたのだが、貨幣が流通しだして以来、最下層で取れるような品物には値が付かなくなった。

皆が裕福になり、わざわざそのようなものと交換する必要性がなくなったからだ。つまりは1フル小貨未満の品物しか手に入れられない冒険者。それが、底辺冒険者だ。

底辺冒険者にはいくつかの共通点があった。

ろくな武器もスキルも持っていないこと。

最下層出身の奴隷魔族であること。

そして──女であることだ。

スキルを持たない最下層の魔族でも、男であれば鞭獣や蠍蜂くらいは倒せる。最低限の武器は冒険者に登録した時点で渡す金で買えるし、ある程度の戦い方も教えているからだ。

だが女魔族にはそれすら不可能なものが一定数いた。故に、Olはこうして指導を設けているのだった。

シィルはまあ、わかる。スキルもなくその体格では戦うのは難しかろう。だがユグはそれだけ身体が大きいのであれば男にも負けないのではないか?

わたしは、大きすぎるんです

何せテールよりも更に大きいのだ。疑問を口にした後、Olはすぐに己の間違いに気が付いた。

そうか。武器を振りかぶることがいや、違うな。走る事さえできぬのか

そうなんです!

シィルが元気よく返事をし、ユグがこくりと控えめに頷く。ユグの身長はおよそ3メートル。そしてこの最下層の天井の高さも、3メートルだ。気を付けなければ歩くだけで頭をぶつけてしまう。ましてや飛んだり跳ねたりすることなど完全に不可能だった。

しゃがんだままなら何とかなりますけど

体格に恵まれていようと、流石に中腰でまともに戦えるわけなどない。Olは納得し、頷く。

よかろう。ではお前たちに、戦うための力と方法をくれてやる。だがそれには身体を差し出さねばならん。良いか?

Olの問いに二人は顔を見合わせると、揃って服を脱ぎ落した。

こんな貧相な身体でよければ喜んで!

わたしの、身体気持ち悪くないですか?

かたやほとんど凹凸のないつるんとした小さな身体。

かたや凄まじい迫力の乳房と尻を備えた巨大な身体。

うむ。どちらの裸身も美しい

そのようなギャップのある女を同時に愛でる事は、Olの好むところであった。無論のこと、似たような娘ばかりを集めて可愛がるのも大好きなのだが。

Olも二人に倣うように衣服を脱ぎ捨て、既に隆々と反り立つ己自身を見せつける。

わ、凄い!オーナーさんのちんちん、あたしと同じくらいおっきいです!

シィルが目を丸くしてそれを見つめ、背比べをするかのように近づいてくる。

ならばちょうどいい。シィル、お前は全身を使って奉仕してみろ。ユグ、お前はそこに座れ

ベッドを指さしてユグにそう指示し、言われた通りに座る彼女の身体にOlは背中を預けた。巨大な谷間の中にOlの頭がずぶずぶと埋まっていき、顔をすっぽりと乳房に挟まれる形になる。

大きいだけでなく、柔らかいよい乳だ

あぅは、恥ずかしぃです

両手で巨大な柔肉を持ち上げ、その感触を確かめるOlに、ユグは真っ赤にした顔を両手で覆い隠した。

全身を使って奉仕ってどうしたらいいんですか!?

とりあえずまずは抱き着いて、身体を擦り付けてみろ。そして先端を舌で舐めるんだ

手を挙げて尋ねるシィルにそう命じると、彼女は素直に言われた通り、Olの一物に抱き着いて、先端をぺろぺろと舐め始める。

なんかすごく暖かいというか、熱いです!ドクドク脈打ってるんっちゅっ先っぽは、意外と無味無臭です!もっとしょっぱかったり苦かったりするかと思いました!

いちいち報告せんでいい

抱いている女に状況を報告させるのは嫌いではないが、シィルのそれはいささか色気に欠ける。だが、柔らかな肌を擦り付けられる感覚は絶品だった。

んっ、なんだかちょっとしょっぱいお汁が出てきました!飲んだ方がいいですか?

ああそうしろ

ユグの柔らかな肉に包まれながらシィルの柔らかな肢体で一物を擦られる感触は、思っていたよりも遥かに気持ちのいいものだった。ルヴェとやった勝負ではないが、このまま生娘二人に一方的にイカされるというのも少々癪だ。Olは二人の秘所へと手を伸ばした。

ひゃっ!?

はわっ!?

シィルの膣内に小指の先を、ユグの膣内に人差し指をつぷりと挿入する。意外なことに、ユグの中は体格から想像するほど広くはなかった。それでも普通の人間よりは大きいが、彼女も明らかにまだ男を受け入れたことのない処女だ。指一本でも十分にキツく狭かった。

一方でシィルの方は体格通りの大きさで、小指の先でもかなりキツい。体格を考えればむしろ指先だけでも入っているのは相当柔軟だと言えるだろう。無論、Olの一物など入るわけもない。

とりあえず、一旦イカせるぞ

えっ、ちょっあぁっ!オーナーさんの指ぃっ!気持ちいいですっ!!

あっ、んっ、だめぇっヘンな声、出ちゃうはずかしぃっ!

魔王の熟練の指技に二人の乙女はいともたやすく達し、嬌声を響かせる。

そら、身体が止まっているぞ

こんなぁっ!こと、されながらっ!できな、です、よう!

そういいつつも、シィルは必死にOlの怒張をかきいだき、身体を擦り付ける。

わ、わたし、もっ!これ、いいですか?

そしてそれに応えるかのように、ユグは自ら乳房を捧げ持ってOlの身体をぎゅっと乳肉で圧迫した。

ああいいぞシィル、いくぞ!

え?いく?いくってどこに──

キョトンとするシィルの眼前から、白濁の液が迸って降り注ぐ。

わぷっ!?なんですかこれー!?

どろどろの精液がシィルの全身にべっとりと張り付き、白く染め上げていく。だがそうなっても彼女はOlの男根に抱き着くことをやめず、むしろ射精を促すかのようにぎゅっと抱きしめた。

あっ、これ、もしかして、子種ですか!?んうっなんか、すごいにおい

自分に付着した精液を舐めとって、シィルは複雑な表情を浮かべる。

なんでしょう酷い匂いなのに、いやじゃないっていうか、ちょっとドキドキするような、どこか懐かしいようなそんな、変な感じです