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弓槻先生の命令で、普段から髪の毛を金髪(乳白色)に染め、ブルーのカラーコンタクトをしているわざと、マルゴと外見を似せているらしい

去年、半年近く学校を休んだその理由は、援助交際で妊娠し、堕胎したからだと噂されている

巨乳でナイスバディちなみに処女

◎ アニエス (十二歳)

弓槻先生の六人目の玩具

お屋敷の地下の監禁室に幽閉されている

究極の玩具を作るために産み出され、教育されている

○ 香月 みすず (コウヅキ・ミスズ 十七歳)

渚のペットだったが、吉田くんにレンタルされた

名門の家系に生まれ、父は文部科学省の高級官僚深窓の令嬢

子供の頃から、私立のお嬢様女子校に通い、全くの世間知らずだった

渚と同じ師匠に生け花を習っており、その教室で眼を付けられ、ペットとして調教される

両親は社会勉強がしたいという彼女の言葉を信じて、渚の店でのアルバイトを許可している女性しかいない健全なアルバイト先だと、思い込んでいるただし、門限がある

渚にレズ的な憧れを持っているが、吉田くんに処女を捧げる

ずっと文化系少女だったため、身体は華奢足が長い胸の発育は普通で、巨乳では無いが、出るところはしっかり出ている

長い黒髪を後ろでエンジ色のリボンでまとめている

生まれたての子犬のような、愛くるしい可憐な少女

ただしよく、お漏らしする

○ 高橋 優花  (タカハシ・ユウカ 三十八歳)

引退したお屋敷の女の一人現在は美容室を経営している

○ 杉本 秀美  (スギモト・ヒデミ 三十歳)

引退したお屋敷の女の一人現在はエステサロンを経営している

○ 戸野内 珠代  (トノウチ・タマヨ 二十七歳)

引退したお屋敷の女の一人現在はスタイリストをしている

黒森 公之助 (クロモリ・コウノスケ 故人)

黒い森の創設者すでに死んでいる

黒森 公一郎 (クロモリ・コウイチロウ 六十歳)

御名穂の父現在、オーストラリアに逃亡中

吉田のクラスメイト(1年2組)

◎富沢ケイ テニス部2年生の彼氏がいる

◎菊池聖子 中学時代からの彼氏がいる

◎浜松英  眼鏡をかけたグラマーな女の子

◎小林 不良っぽい男子馬鹿

◎大宮 不良っぽい男子馬鹿

◎合田 前の男のクラス委員

その他の登場人物

◎安宅 3年生の野球部員キャプテン

◎滝本 3年生の野球部員エース

◎杉山 2年生の野球部員デブ二軍

◎鯉住 2年生の野球部員ノッポ二軍

◎森下 弓槻家の執事七十歳近そうな白髪の老人度のきつそうな金縁の眼鏡痩せていてるが、年の割には背筋がピンと伸びている

◎ミユキ 渚さんの店のサブ・チーフペット第一号体育会系でいつも元気ポニーテール

※2012/01/09/更新

1.白坂雪乃にオトコができた

あわわわわ、うわわわわわ、おわわわわわわ、うげげげげぇーッ

授業時間終了のチャイムが鳴り終わったと同時にトイレに駆け込むッ

勢いよく個室のドアを開け、ズボンとパンツを同時に下ろし、便座に座ってスタンバイ完了

肛門開けェーッ

発射ァーッ

すばばばばーっ

うああーっ、何とか間に合った

ふぅーっ

六時限目の途中から、オレの腹はグルグルルルーッと鳴りっぱなしだった

授業中、ずっと小刻みにプルプルと体を震わせて貧乏揺すりガタガタおでこからタラタラと油汗を垂らして、必死に便意をガマンしていたのだ

みっともない格好悪い情けない

でも、小学生じゃあるまいし、授業中に手を上げて先生、トイレ行ってもいいですかとは、とても言えなかった

そんなこと白坂さんの前じゃ、恥ずかしくてできない

もっとも、授業が終わった途端にドタバタとトイレに走るのも、相当格好悪かったんだろうけど

白坂さんに見られたかな

変な人って思われちゃったかも

ジクジク痛む腹を抱えて便座に座ったまま、オレはしばし白坂さんのことを考える

落ち着きのない男って思われたかな嫌われたかな

いやいや、考えすぎだどうせ白坂さんは、オレのことなんか気にしてはしない

白坂さんが、オレの方を見たことなんか一度もないもの

オレは毎日、白坂さんばかり見ているっていうのに

白坂さん白坂雪乃

高校の入学式の日以来、オレはずっと彼女ばかりを見ている

高校での生活も、入学式からすでに一ヶ月弱が経過

されど、オレはまだ男女共学というやつに慣れてはいない

ここだけの話オレは、中学の三年間を山奥の全寮制男子校で過ごした

まあ、家庭の事情とかあってっていうか、うちの祖父さんという人がちょっとメンドクサイ人でわしの母校にお前も通って、質実剛健なオトコになれっって無理矢理オレを押し込めたってわけで

でもさあ祖父さんがその学校に通ってたってのは七十年も前の話でさ

さすがに二十一世紀の世の中となれば、祖父さんの少年時代とは違うはずでそう思ってたんだけど

どうしてだか、その山奥の男子校はいまだに戦前の軍隊式の教育を続けていて

はい正に、この世の地獄

その学寮は、体罰とイジメに彩られた、人権無視の閉鎖空間だったのだ

二十四時間、体罰教師に監視され、上級生の理不尽な命令に迫害される生活

個人の物とか金とかが盗まれるなんてのは、もう日常茶飯事

ちょっとでも気を許したら、殴られるシメられる集団イジメの標的になるという人外魔境

耐えろ気を張れ誰も信用してはならぬ

と、まあ、地獄の寮生活を送ること丸三年

頼むから、高校だけは普通の学校に通わせてくれと、両親に泣きついて、ようやく地獄の寮生活から生還

この春からは、自宅から通える共学の高等学校へ通うことになった

というか一年半前に祖父さんも亡くなってたし

そりゃあ、まあ、最初はスゲェ嬉しかったよ

これぞまさにシャバの匂い自由の空気ようおお、ようやくオレの人生に華が咲く高校生活は、明るく、楽しく、元気で行こうッ

と、まあ、入学式に行くまでは、そんな風に思ってたんだけど

いざ高校に着いてみると、中学三年間の男子校寮生活の影響でしょうかあ、あ、あ、あの、オレ、緊張しちゃって、すっかり女の子と喋れない体質になっちゃってて

いや、おかしいんだよ

オレ、小学生の時は、ちゃんと女の子と喋れたんだから

それが、どうしてだか高校へ来たら、女の子の側にすら近寄れなくて

近づくだけで、何か体がギクシャクしちゃって

オタオタしちゃって、緊張して体がカクカクしちゃったりして

てゆーか、お前ら小学生の頃は、もっとお子様体型だったろ

それが、高校生になったら、なんでそんなにエロいボディに成長してんだよ