②スカートも脱いで、一度、丸っきりの下着姿になる(着替える時は、まず脱ぐ派)
さあどっちだ
②こい、②こい、②、②、②、こいこいこい
白坂さんの手がスカートに掛かる
やった、②、きたぁぁーっ
スカートがすとんと地面に落ちた
こんにちわ、縞々のパンティ
オレの位置からはお尻しか見えないけれど、それでもこんにちわパンティ
おお、縞パンティ様よ
もちろん色はスカイブルーとホワイトのストライプだ
白坂さんのお尻はふんわかしててああ、柔らかそうだだだだだっ
し、白坂さんの、パパパパ、パンツゥ丸見え~っ
ほ、報告しますっ少尉殿、白坂さんのパンツゥは縞パンでありましたーっ
やはり縞パンか、思った通りだっご苦労っ、軍曹
などと、脳内一人芝居をしているうちに、ハッと思いつく
そそそ、そうだ
オレは、震える手でポケットから携帯を取り出した
そして写真を撮る
白ブラに青白縞パンティだけの白坂さんを
一枚、二枚三枚
ほとんどが後ろ姿だけど横を向いたのも撮れた
白坂さんの横乳がしっかりと山になった形がメモリーされる
携帯電話とオレの頭脳に
夢の時間はほんの一瞬だった
すぐに白坂さんは運動着の上を取って着る
着てしまう
でもまだ無防備なパンティが丸見えだから、オレはシャッターを切り続ける
続いて運動着の紺の短パンああ
丸い形の良いお尻が隠されていく
お名残惜しいのねん
でもすらりとした生足は、まだそこに
いやいやそろそろヤバイだろ
もう、写真撮ってるバヤイじゃないだろオレ
どどうしよう
どうしたらいいんだろう
その時、オレの頭に浮かんだ言葉はただ一つ
逃げようだけだった
オレは再び、机の間に隠れて抜き足、差し足
とりあえず、屋上の入り口のドアまで戻って
ところが、足がもつれてうわっ、とっとととと
ドアに思い切り頭をぶつける
ドッシーン
そのまま、転んだ拍子に近くの机の山をひっくり返す
ドンガラガッシャーン
だぁれ誰ですか
ああ白坂さんの声は綺麗だなぁ
っていうかヤバイ、見つかった
起き上がろうとするともう、そこに短パン姿の白坂さんが立っていた
至近距離で、オレと白坂さんの眼が合うッ
白坂さんの大きな瞳が、オレを見ている
ええー、どないしよ、どないしよ、どないしょぉぉぉっっ
ええあのと、白坂さん
ううえっとと、オレ
そう言う、オレは屋上の地面にひっくり返ったまま
あ、あの、こここここんにちわわ
あーあー、ぐだぐだだあ~オレ、もうダメだぁぁ
ヘンタイだぁ~ヘンタイに認定されてしまうぅぅ~ッ
そしたら白坂さんは、目を丸くしたまま
えっと吉田くん、だよね同じクラスの
うわわわわ
き、奇跡だーっ白坂さんがオレの名前を覚えていてくれてるっ
あれれ、違った吉岡くんだったっけ
ノンノンノーン
オレは頭を横にぷるぷると振って、
吉田です吉田です吉田でございますですぅ
そうだよね、吉田くんだよねっ
白坂さんがニコッと微笑むあああ、可~愛~い溶けるぅぅッ
ところで吉田くん、どうして屋上にいるの
え、ええ、あの、その、つつつつつまり、ししし、白坂さんこそ、どどどどうして
うあーッ、白坂さんの質問に、質問で答えてしまったーッ
オレ、馬鹿丸出しじゃない
つーか、バカバカ馬鹿誰かオレを殺してくれーっ
もうドギマギしちゃって、言葉が、言葉が、言葉にならないーっ
つーかオレ、し、し、し、白坂さんと会話しちゃってるぅぅ
あたしは美化委員だから屋上がちょっと汚れているから、今日の放課後に掃除しようって思って
へし、白坂さん一人で
うん、他の人は部活があるからあたしはまだクラブ入ってないし、それに
あそうか
白坂さん、遠藤の野球部の練習が終わるのを待っているんだ
そっか、そっか、そういうことかチッ、チクショウ
でも、ななな何で運動着っていうか短パン
ああ、屋上へ来てみたら思ってたよりも汚かったから制服のまんまじゃ汚れちゃうでしょだから、今、ここで着替えたのよ
いへへへへ見、見てましたよとは言えないもちろん
あ、あ、あ、そそそそうなんだえっと、オレ、オレはちょっと学生服を濡らしちゃって、そ、そ、それで屋上で干して乾かそうかなぁーって思って、そう、それで
ふうんそうなんだ
白坂さんが、オレの手の中の濡れた学生服を見ている
あーあーち、違うからね別にお漏らしとか、そういうんじゃないからえっと、あの、悪いヤツにバケツの水引っ掛けられちゃって、それで、あの、こんなにビッチャビチャのグッチャグチャになったってわけであって、うへへへ、へへへへ、だははははは
話せば話すほど、しどろもどろになっていくオレ
もう笑って誤魔化すしかない
白坂さんはそんなオレのマヌケ顔を見て、プッと吹き出した
思わないよお漏らしなんてもう高校生じゃない、あたしたち
あー、あー、あー、そうだよねそうっすねあはははは、うはははは
笑う白坂さん笑う顔も可愛い~っ
嗚呼、ダメだ、オレ彼女と話しているだけで、もう挫けそう
あ、吉田くん学生服なら、そっち側に掛けておくとすぐに乾くと思うよ
白坂さんはそう言って、日当たりの良い机の山をオレに勧めてくれた
あ、あ、あ、ありがとうございます
何言ってるのよ、クラスメイトでしょあたしに敬語なんて使うことないわよ
あわわう、うん
オレは、白坂さんの言う通りに、制服を机に掛ける
今日は晴天すぐに服も乾くだろう
さてと、あたし、掃除しようかな
そ掃除って、この机の山
白坂さんはまたプッと笑い出した
こんなのあたし一人で片付けられるわけないでしょここの屋上って、結構色んな人が出入りしてるみたいなのそれはいいんだけど、パンの包みのビニール袋とか牛乳のパックとかをポイ捨てしていく人が多いのよだから、そういうのを集めて、ゴミ捨て場に捨てに行こうと思って
そう言って白坂さんはシュロ箒を持って、机の下を掃く
確かに、ゴミがゴロゴロと出てくる
ホントマナーの悪い人が多いみたいね
短パン姿で、床面のゴミをサッサ、サッサと掃いていく白坂さんその可愛い後ろ姿
ちょっと屈んだ感じでお尻を後ろにぷくりと押し出しているみたいな体勢ああ、なんて綺麗なお尻なんだッ
キュッキュと身をよじる度に、白坂さんのお尻もクックッと揺れるッ
とオレがお尻に注目していたら、不意に彼女が振り向いた
やばいィィッ絶体絶命なりーっ