みすずが、瑠璃子に言う
はいお兄様は、心の底から尊敬できるお方です
おいおい、瑠璃子
褒めすぎだよただバケツの中のおしっこを処理して、洗っただけじゃないか
オレはバケツを元の場所にしまってみんなのところへ戻る
いや、なかなかできることではないぞ私なら、自分では始末しないな
閣下までが、そんなことを言う
だから、シゲちゃんは女の子にモテなかったのよ
渚が、ニコッと閣下に微笑む
さもありなんこいつの方が、私よりも人間ができているな
閣下も、オレのことを褒め殺しにしようとする
止めて下さい香月さんには、何でもやって下さる部下の人がいっぱい居らっしゃるからでしょオレは何でも自分のことは自分でやらないといけませんから
自分のこと
当たり前だろ瑠璃子はもう、オレの家族なんだから
家族の世話をするのは、当然のことだ
彼の中では、それが普通みたいね
渚が笑う
わたくし本当に愛していただいているのですね
瑠璃子が、感慨深くそう言った
でどうだった瑠璃子さん最後のオシッコはともかく、初めて絶頂に達した感想は
渚がニッと笑って、瑠璃子に尋ねる
絶頂
彼にアソコを舐められて頭の中が爆発したみたいになったでしょ
瑠璃子は、まだ裸の股間を晒したままだ
ぐったりとして、椅子にもたれて座っている
はい何か身体が白い光に包まれたみたいな感じになりましたとても気持ち良かったんですけれどちょっと疲れました
瑠璃子は、微笑む
でも、気分がスッキリしたでしょうあたしは旦那様に気持ち良くしていただくと、その後、何をするのも、とっても集中してできるのよ
あ、判りますそうですわね何か、気分が落ち着いて今は、どんなことでも頑張れそうな気がしています
にこやかに、瑠璃子は答える
それが、旦那様の愛の力よ今は舐めていただいただけだけど早く本当のセックスをなさい
セックスですか
そうよ、旦那様をお腹の中に受け入れて精子をたっぷり注いでいただくのとっても気持ちいいのよ
最初はちょっと痛いけれど、すぐに慣れるわそうしたら、とっても気持ち良くなるから旦那様の精子を、子宮に注いでいただく瞬間には幸せな気持ちで一杯になれるのよ
あのセックスというものは、どれくらいの頻度でするべきものなのですか
あたし今は、一日一回は、必ずしていただいているわ旦那様に抱いていただくようになってからは、お肌がしっとりするようになったし、夜はスッと眠れて、朝もスッキリ眼が覚めるの身体もどんどん、女らしくなっている気がするしいいことばっかりよ
確かにみすずは、どんどん魅力的になっている
わたくしにもできるでしょうか
瑠璃子がオレの半勃起したままのペニスを見る
そういや、オレもずっと裸のままだな
家族の前で裸でいるのには、すっかり慣れてしまった
大丈夫よ瑠璃子さんは、とっても濡れやすい体質だし問題無いと思うわ
渚が、瑠璃子にそう言う
でもわたくしはまだ15歳ですし
あら、マナちゃんなんて14歳だけど彼とガンガン、セックスしているわよそうよね
うんマナとは、1日1回どころじゃないな昨日ぐらいからは、あいつの方からやりたがって来るし
最初は、無理矢理レイプで中出し3連発だったんだけど
いつの間にか、マナの方が主導的になってきているような気がする
羨ましいですみすずも早く、旦那様と一緒に住みたいですそうしたら、いつでもお相手していただけるのに
オレの身体が保つのか
そんなことになったら
瑠璃子さん、セックスというものは毎日したくなった時に、したいだけした方がいいのよどんどんセックスなさいそうすれば、身体も赤ちゃんを産むの相応しい、魅力的な体型に成長していきますからねっ
渚が、また嘘知識で瑠璃子を誘う
あもちろん、彼としかしちゃダメよ他の男の人とは、絶対にしないでね
お兄様以外の男性なんて、考えられません
瑠璃子は頬を赤らめて、そう答える
わたくし決めましたもう、お兄様以外の男性とは決して口を利きません
わたくしはお兄様のものですから瑠璃子の全てを、お兄様に捧げます
上目遣いでオレを見上げる
あ判った
瑠璃子もみすずの血筋だ
こいつもマゾッ気が強いんだ
おいおい、私とも口を利かないつもりかね
慌てて閣下が口を挟む
瑠璃子は祖父に返事をせずオレを見て
お兄様お祖父様との会話は、お許し下さいますか
すでにオレに全てを委ねている
うん、もちろんオレたちのお祖父さんなんだから、喋っていいよ
閣下は、少し不機嫌な様子で
私も、お前に礼を言うべきなのかな
シゲちゃん、そういうことでヒガまないのっ孫娘たちの好感度が下がるわよっ
おっと、それはいかん
香月老人は、口を閉ざす
それから学校の先生とか、お店の人とか、どうしても話す必要がある時は、他の男と喋ってもいいからな
こう言っておかないと瑠璃子の生活に支障が出るかもしれない
ありがとうございますうちの学校は既婚で子供のいる年輩の方しか、男性の教師は採用されませんので、ご安心下さい
うん前に、みすずもそんなことを言っていた気がする
日本一の超お嬢様校というのは、そんなことまで徹底してやっていると
それにわたくしは、女性店員の居る店でしか買い物は致しません通学には、自家用車を使っておりますし絶対に、他の男性と会話しないように心して生活致しますお兄様に、ご安心していただけますよう努力致します
瑠璃子は、元々、閣下によって男とは徹底的に隔離されてきたんだっけ
今更、そういう生活は変えられないか
これからの瑠璃子は、お兄様のためだけに生きて参りますから
ちょっとだけ軌道修正しないといけないな、こりゃ
じゃあ、オレのためにもっともっと、魅力的な女の子になれ
瑠璃子はどんな女の子が、魅力的だと思う
はい、お兄様そうですね、いつも綺麗で、服装のセンスも良くて、お料理や裁縫が上手でいつもお友達に対して優しい
瑠璃子が、自分の理想の女の子の要素を数えていく
それなら、そういう女の子を目指せどうしたら、そういう女の子になれるのかを考えて頑張ってみろオレのために
始めはオレのためということでいい
それがきっと瑠璃子のためになるはずだ
はい、お兄様のために瑠璃子は、頑張りますっ
瑠璃子は可愛らしい笑顔で、オレに微笑み掛けてくれた
お一人だけ、先に行ってしまわないで下さい
横からの声に、みんなハッとする
その悲しげな声の主は美子さんだった