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じゃあ、それはそういうことにしておいてとりあえずの今すぐに解決しなくてはならない問題は何もないわね

渚が、確認する

閣下とみすずの対立は解消された

オレとみすずの仲も許して貰ったしというか、瑠璃子と閣下まで、黒森の家族に入ることになった

美子さんの問題は、美子さんがじっくり時間を取るということでとりあえず、保留

うむ早急の問題は、何も無い

あ、急ぎの問題が一つありますわ

みすずが、渚に言う

え、どんなことだい

オレが尋ねるとみすずは

美智が気配を消して、隣の部屋とのドアへ向かう

何をするんだ

いきなり、ドアをガチャっと開ける美智

ドアの向こうにへばりついていた関さんと、藤宮さんと、真緒ちゃんが

ころろんと、こちらの部屋に転がり込む

あらら

あれれっ

床に、どしんと転がる三人

三人とも、盗み聞きしていましたね

みすずがニッと笑う

い、いつから

えへへへっ

笑って頭を擦る、真緒ちゃん

わっわたくしは

盗聴の指摘に動揺する、藤宮さん

わたしは別に藤宮さんが、聞き耳を立てていたから

関さんは、藤宮さんのせいにしようとする

先に、ドアに耳を当てたのは関さんのはずですっ

藤宮さんも、必死で関さんに罪を押しつけようとする

ごめんなさい、真緒なの

真緒ちゃん

真緒がね絶対に、お部屋の中でお兄ちゃんたちがエッチなことをするから、こっそり聞こうってお姉さんたちに言ったのっ

言い出しっぺは、真緒ちゃんなのか

幼女にそそのかされてお姉さんたちは、ついつい盗み聞きに参加してしまった

あら関さんも藤宮さんも、そんなにエッチなことに興味がお有りでしたの

みすずが、二人の警護役を責める

わたくしは別に、興味はありませんが藤宮さんが

関さんの方が、興奮して聞いていたじゃないですか

この二人は

仲が良いのか、悪いのか

でどこから聞いていらっしゃったのですか

今、この部屋で話されたことは香月家の今後を決める、とても大切な機密事項ばかりだったのですが

緊張する二人

ああ、確か美子様が、香月重春様の忘れ形見だという辺りからですわそうですよね、藤宮さん

関さんその嘘は無いだろ

それって、ほんの2、3分前の会話じゃないか

あのねえママが香月さんのことをシゲちゃんて言い出したぐらいから

それってかなり前だよな

それから、お兄ちゃんとみすずさんのエッチの声とかそこのお姉さんのエッチな声とか、ずっと聞いていたよっえへへっ

オレとみすずのセックスも

瑠璃子の絶頂も全部聞かれていた

瑠璃子が、顔を真っ赤に染める

うひひねっ、ルリちゃん

真緒ちゃんが瑠璃子にニコッと微笑む

真緒もお姉さんのこと、ルリちゃんて呼んでもいい

瑠璃子は、オレの顔を見る

オレは、うんと頷いた

真緒ちゃんもオレたちの家族だ

よろしいですわ

あたし真緒ちゃんよろしくねっ

ええよろしくお願い致します

私も、真緒ちゃんのお祖父さんになったんだぞ

閣下が真緒ちゃんに近寄る

どれ、抱っこしてやる

香月老人が、真緒ちゃんを抱こうとすると

お祖父ちゃん、お口くちゃーい

真緒ちゃんは、閣下から逃げてオレの方へ

お兄ちゃん、抱っこして

オレは仕方無く、真緒ちゃんを抱いてやる

あ閣下が凍り付いている

ファイトだ頑張れ

ごめんなさい香月様入れ歯の良い消臭剤を探しておきますねっ

渚が、そう言うが閣下は、まだ再起できないでいた

幼女の一撃は、ダメージが深い

さて関さん、藤宮さんあなたたちは、本来知るべきでない、あたしたちの秘密を知ってしまいましたね

みすずが、二人に言う

もう戻れませんよ、お二人とも

ハッとして二人が、みすずを見る

ご処分は、いかほどでも

藤宮さんが、頭を下げる

慌てる、関さん

警護人の本分を忘れついつい、自らの興味から主の秘密を盗み聞きしてしまったのですもはや死んでお詫びするしか無いでしょう

いや何で、死ぬところまでいくんだよ

いやよ、わたくしはこんなことで死にたくはありませんっ

ならば、わたくしが介錯致します

藤宮さんが、撲殺ステッキを握る

関さんも、すぐに撃退の体勢に入って

あなたに殺されるのだけは、ごめんよあたしの美貌が、その馬鹿棒でぶっ潰されちゃうわ

では、原形を留めないほど破壊致します

睨み合う、二人

やめなさいあたしはあなたたちにそんなことは命じていません

香月家後継者の威厳を持ってみすずが、二人に言った

は、申し訳ございません

平伏する藤宮さん

ごごめんなさい申し訳ありませんでした

関さんも頭を下げる

ところでお二人にお尋ねします

お二人ともまだ処女でいらっしゃいますよね

二人が警護の仕事も忘れて、盗み聞きしてしまったのは

二人とも処女で、セックスに興味のあるお年頃だったからです

257.やったね麗華ちゃん家族が増えるよ

みすずにいきなり処女かと聞かれて、関さんが戸惑う

藤宮さんは、黙ってみすずを見上げている

お二人は、処女ですかとお尋ねしているのです

みすずは、絶対統治者の貫禄でもう一度、問い直す

あ、あのそりゃあ、藤宮さんはどうせ処女だろうと思いますけれどわ、わたくしは

関さんが、裏返った声で返答する

何だ、このおかしなテンションは

ああ、やっぱり処女なんですね関さんも

みすずが、ニヤリと微笑む

あたし、ずっと女子校育ちですから、こういうことには鼻が利くんです関さん、男性との交際経験が一度も無いですよね

えっそれはあの

しどろもどろになる関さん

関さんて優秀すぎて、男性と恋愛するチャンスを逃して来られた方独特の雰囲気がありますから

そういうの判るんだ

あははは、うふふふえへへへ

笑って誤魔化そうとする、関さん

せっかくの美貌が台無しだ

関さん一流大学を出て、海外留学までしたのに、そういう経験は一度も無かったんですか

藤宮さんが、フフッと同僚を笑う

だって、男ってみんな馬鹿だしみんな、わたくしのことは避けていくんですもの

関さんが、ムッとして答える

他の女の子はデートに誘ったりするのに誰も、わたくしには声を掛けて来ないんですから

あっそうか関さんの場合は頭が良過ぎる上に、武術も強いときている

いくら美人でも男の人からは敬遠される様な存在なんだろう

それは、関さんが学ばれたのが、全て頭の良い人ばかりの学校だったからですよ

藤宮さんが、クールに言った