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ジッちゃんは82歳だひ孫の顔を見てもらうなら、早い方が良い

じゃあ、オレが20歳になったらにしよう後、4年頑張って生きて下さいねっ

オレは、ジッちゃんに言う

瑠璃子は、今すぐでも構いませんわ

セックスや妊娠のシステムを知らない瑠璃子は、平然とそんなことを言う

それはダメだ

何故です、お兄様

高校を卒業するまでは、学生生活を思いっきり楽しむそういう決まりなんだ赤ちゃんが産まれたら、世話をするのが大変なんだから

それがオレたちのルールだ

そうですわねでは、いつ赤ちゃんを産むのかも、お兄様にお任せします

瑠璃子は、天使のような純真な笑顔で微笑む

瑠璃子は、もうお兄様のものですから

本当にいいのだろうかこんな純真な子をオレのものにしてしまって

いや、絶対に他の子に渡す気は無いんだけれど

そういうことですからお祖父様は、お命は大切にして下さい

みすずは、笑ってジッちゃんにそう言う

口は笑っているが眼は、真剣だ

判った無茶はせんよ約束する

ジッちゃんは、約束してくれた

御名穂お姉様

突然みすずがミナホ姉さんをお姉様と呼び出す

これからは、お姉様と呼ばせていただきますですからお姉様も、これ以降は香月様ではなくお祖父様とお呼び下さい

家族が家族として結束するそこにしか、あたしたちの勝機はありません色々と複雑なお気持ちがあると思いますがよろしくお願いします

そうかミナホ姉さんの本当のお祖父さんは、黒森公之助だ

ジッちゃんを、お祖父さんと呼ぶのは抵抗があるのかもしれない

あのミナホ姉さんオレも本当のお祖父さんが居るからしかも、その人のことそんなに好きじゃなかったからお祖父さんて呼ぶのは、何かシクッと来なくてそれでジッちゃんて呼ぶことにしたんだ

オレはミナホ姉さんに、そう言う

だから、ミナホ姉さんも呼び方を変えてみたら

ミナホ姉さんは、ニコッと微笑んで

ありがとうでも、あたしは隠し子だったから生前の黒森公之助には一度も会っていないのよだから、あなたのような抵抗は無いわ

純粋に、今まで有力な顧客として対峙してきた香月重孝を、お祖父さんと呼ぶのに抵抗があるんだ

でもみすずさんの言う通りねあたしたちは、もっともっと結束しないといけないわねお祖父様、よろしくお願い致します

ミナホ姉さんは、ジッちゃんに頭を下げた

うむこちらこそ、よろしく頼む御名穂

ジッちゃんもくん付けを止める

こんな些細なことでも、お互いの壁を壊すことができる今は疑似家族、家族ごっこでしかないかもしれんがやがて強い絆になるだろう

はいわたしも努力致します

御名穂お姉様、こちらへ少し、ご相談したいことがあります

みすずが、ミナホ姉さんにそう言う

はいわたしも、あなたとお話したいことがあるわ

お祖父様、失礼致します

みすずとミナホ姉さんは、席を外す

2人で、壁際へ行って真面目な顔で、話し始めている

残ったのは、オレとジッちゃんと瑠璃子の3人だ

今の私の説明に満足しておらんのだよ2人とも

ジッちゃんが、苦笑する

あの2人は鋭い感性の持ち主だいや、いささか鋭すぎるな

確かにミナホ姉さんも、みすずも頭が良い勘も冴えている

問題点を見つけて、すぐに対策を考えついて、実行する行動力も持っている

そこへ行くとお前と瑠璃子は、少し鈍い

ジッちゃんは、オレを見る

いや鈍いことは悪いことではない鋭すぎる人間は、ついつい人に余計な傷を付けるからなお前や瑠璃子の鈍さが、あの2人の鋭さにブレーキを掛けることもあるだろうそれはそれで必要な力だよ

ああ、鋭い人間だけの集団は自滅する鈍い人間が重しになってこそ、集団は機能するんだ

そこへ美智が、皿を持って現れる

お話は終わりましたか

ああみすずとミナホ姉さんとジッちゃんと、ずっと話していたから

オレに近寄らないようにしてくれていたんだ

うん、もう終わった

美味しそうなものを選んで参りました

美智はオレのために料理を運んできてくれたんだ

ありがとう美智

オレは礼を言って、皿を受け取る

そういや、オレはまだ全然食べていない

フォークで魚のフライを刺して、食べる

そういや、ホテルの料理だもんな

美智が、まだオレの前に突っ立っている

あ、あのご主人様

オレの前に跪いて上目遣いで、オレを見る

もしかして頭を撫でて欲しいのか

オレに頭を撫でられるの気に入ったのか

えっとこの子犬娘は

そういう時は頭を撫でて下さいって、ちゃんと言うんだ

美智は、恥ずかしそうに

美智の頭を撫で撫でして下さいご主人様

ちくしょう可愛いなあ

この15歳、中学3年生は

ほら、ここへ来い撫でてやるから

オレはお皿を置いてしゃがんで美智を抱き締める

そして、長い黒髪を撫でてやる

お前、オレにして欲しいことがあったら、すぐに言えよ無茶なことじゃなかったら、何でもしてやるんだから

ありがとうございますご主人様

そんなオレたちの様子を、微笑ましく瑠璃子が見ている

良かったですね美智さん

美智と瑠璃子は、同い年だからどっちも姉さんにはならないんだな

瑠璃子も撫でてやろうか

はい、後ほどお兄様のお食事が終わった後にお願いします

美智は、瑠璃子のその言葉でオレが食事の途中だったことを思い出す

あっお食事を、なさって下さいっ

サッと、オレから離れる美智

そんなに慌てなくてもいいよ美智も、また後で撫でてやるからな

さて食事に戻ろう

皿を取るとマナが来る

マナも持ってきてあげたよっそれ食べ終わったら、マナのお皿も食べてねっ

いやそれは助かるんだが

マナ何でお前、まだ裸なんだ

だって何か、また服を着るのがメンドくさくなって

マナは、もう秘部を隠していない

かわいいおっぱいも、股間も丸見えだ

えっといいのか、見えてるぞ

さっきは、ジッちゃんに見られるのを嫌がっていたくせに

今は、ジッちゃんの前でも平然としている

うんもう気にするのやめたマナのお祖父ちゃんなんだって考えたら別にいいかって気になって

こいつも割り切りが早いんだよな

お祖父ちゃん、エッチな眼でマナのことを見てもエッチはできないんだしそんなら、少しサービスしておこうかなって

うん、それは実に良い考えだと思うぞ

ジッちゃんが、嬉しそうにそう言う

それにこういう時に少しでも、アピールしておかないとさっ

マナが、オレに肌を擦り付ける

魅力的なお姉ちゃんが、いっぱいいるんだもんマナ、負けちゃうでしょ