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クラス委員長

びっくりした顔でメグがオレを見る

そうだよ今までは、オレたちの日常生活の色んなことだいたい克子姉にやって貰っていたじゃないかでも、これからは克子姉も忙しいんだからこれからは、メグがやってくれあ、もちろん一人で何から何までやれっていうんじゃないよ他の人に手伝って貰ってもいいけれど、メグが中心になってちゃんと家族全員の様子を見てくれ

家族全員の様子って

ちゃんと全員にグラスが行き渡っているかとか飲み物を注ぎ足してあげるとか元気の無さそうな子がいたら、話し掛けてあげるとかメグが普段、クラスの委員長としてやってきていることを、そのままやればいいんだよ

メグはとても気の利く、優しい女の子だ

クラス委員長としてみんなに笑顔で接してきた

それを家族の中でも、やって貰う

メグは高校に入学して、委員長に指名されてほとんど女子だけど、クラスの子たちと友達になるように頑張ってたじゃないか

それはあたし、ゴールデンウィークまでしか高校に居られないと思っていたから

メグは連休後、白坂創介によって娼婦にさせられる予定だった

理由なんか何だっていいメグは間違いなく素敵な委員長だっただから、家族の中でも委員長になってくれ

お姉さんとか妹とか呼び合う前にメグは、家族全員と友達にならないといけないよ

今のメグは家族のみんなの優しさに甘えすぎている

自分の方から積極的に家族に接していこうとは、していない

だけど、あたし

オレは切り札を切る

オレに反論するなオレがやれって言っているんだ言うとおりにしろ

責任は全部、オレが取るメグは、何も考えずにオレに従えばいいんだ

メグはジッとオレの眼を見ている

いいなあ、メグちゃんヨッちゃんが、全部責任取ってくれるんだって

寧さんが、明るい笑顔でメグに言った

メグちゃんはさでもとかだけどが多すぎる子なんだよいつもいつも考え過ぎなのそれも物事を暗い方にばかり考えているよねっ

うんそうだよメグ

だっからさ暗いことを抱え込む前に、もっともっと身体を動かせってヨッちゃんは言っているんだよっ

身体を動かすですか

そうだね取りあえず、自分がやれることにどんどん取り組んでみることは大切だと思うよ考え込むばかりじゃ、何も状況は変わらないからね

マルゴさんも、フォローしてくれた

家族のクラス委員長いいんじゃないかなメグちゃんらしくて

優しく微笑むマルゴさん

そうね立ち止まったまんま、考え込むのは恵美の悪い癖ね考え込む前に動く癖を付けるというアイデアは正しいと思うわしばらくは、彼に反論しないで、何でも彼の言う通りになさい

ミナホ姉さんも、メグにそう言ってくれた

まあ、ヨッちゃんのことだから平気だと思うけれどあんまりにも、メチャクチャな命令をしてきたら、あたしに言ってねあたしが、メッて叱ってあげるからっ

寧さんの言葉にメグは

いいえメチャクチャな命令でも構いません判りました、ヨシくんあたしもう悩まないし、考えないヨシくんがあたしを必要としてくれる限り、言われたことは何でもするから

メグこっちへ来いよ

オレは近付いて来たメグを、ギュッと抱き締める

ど、どうしたの

可愛いなって思ったんだよだからキスする

オレは、メグの唇を貪る

思い切り舌を押し入れメグの口内を舐め上げる

ちゅぽんと唇を離すとメグの眼が、とろんと溶けていた

ほらっ委員長としての仕事をしろ全員にグラスを配れミネラルウォーターを注ぐんだそれから

メグが、蕩けた眼でオレを見ている

瑠璃子さんや美子さん、麗華や関さん、美智もそうだなメグがまだ、あんまり話していない人たちと積極的に会話するようにしろお前がどんな女の子で、何が好きなのか伝えるんだ相手がどんな人なのか積極的に知って好きになれ友達になるんだいいな

オレは、メグのお尻をピシャリと叩く

ほら、行けっ

恵美行きます

メグが、再起動する

グラスは、そこの棚みたいよ

克子姉が、微笑ましい笑顔でメグに声を掛ける

さすがに人数分のグラスは無いみたいね

みすずがスッとフォローに入る

あっ、ここに紙コップがあるよどうする、メグちゃん

寧さんが、メグに声を掛ける

では、グラスは香月さんと年長の方を優先にしてあたしたちは紙コップを使いましょう

あ、紙コップに名前書くっ

そうですね、寧さんペンとかあるかしら

そこにあるわよ

渚が、教えてくれる

では、紙コップとペンを廻して美子さん、申し訳ありませんがあたしと一緒に、ミネラルウォーターを注ぐ係をやって下さい

はい喜んで

元々気の利く、素晴らしいクラス委員長だったんだ

役割を与えたらメグは、水を得た魚の様に活き活きとする

うんメグは、これでいい

うまくいったみたいだね

マルゴさんが、スッとオレに寄って来てくれた

はい、マルゴさんのアドバイスのお陰ですありがとうございます

オレは、お礼を言う

しばらくは、徹底しなくちゃダメだよ君、面倒だと思うけれど君の日常生活は何から何まで、メグちゃんに助けて貰うようにして

何から何までですか

そう例えば、飲み物のお代わりが欲しかったら、自分で取りに行かずにメグちゃんに取りに行かせて亭主関白でいいからあの子に悩む隙を与えないように自分は君に必要とされているんだっていうことを、日常生活の中から実感しないとまた悪いスパイラルに陥るからね

克子姉や渚みたいに、生活能力に富んで包容力のあるお姉さんたちが身近に居たからメグの悩みスパイラルは加速したように思う

他の人から見たら、君がメグちゃんに威張ってて嫌なやつに感じるかもしれないけれどメグちゃんの君に対する独占欲を抹消するには、君の方からメグちゃんを束縛してあげるしかないと思う面倒だと思うけれどあの子は、そういう風に愛してあげないと壊れちゃうから

メグが、オレに紙コップを持って来る

はい、ヨシくんのコップこのペンで名前を書いて

メグが書いてくれ

オレのコップは、メグが書いてくれ

紙コップにヨシくんと書く、メグ

ほら、みんなに早くミネラルウォーターを注いであんまり話したことの無い人から注いで、話し掛けるんだぞ

うん判っているよ

口答えするな

嬉しそうに、そう答えた

本当に、マルゴさんの言うとおりなんだな

クラスメイトだったからかつては、普通に話し掛けられない可憐な女の子だったから

オレはずっとメグと対等な関係になろうとしていたけれど

オレが亭主関白で、ちょっと威張っている感じの方がメグには、しっくりくるらしい