Выбрать главу

オレなんかが、自分の感覚で話をしてしまっていいんだろうか

何でもいいからあなたが、今、感じていることを言ってみて

ミナホ姉さんは、信頼の眼でオレを見てくれている

うんじゃあ

心に引っ掛かっていることを言ってみようか

上に行くのは今、心の中がテンパってないメンバーで行くべきだと思う

テンパる

ああっと男子学生的な表現だったな

マナには、判らないか

えっと今、心がいっぱいいっぱいで、テンションが上がりすぎになっている人は、判断力がおかしくなっていると思うんだだから、心が落ちついていて、判断力が鈍っていない人で部隊を組むべきだと思う

具体的に言ってご覧なさい

いいからみんなの安全に関わることだから、はっきりと言った方がいいわ

上に行くのはマルゴさん、関さん、美智の3人だよ麗華は、ここに残った方がいい

わたくしは、判断力を失ってなどおりません充分、闘えます

美しい男装の麗人が強い眼で、オレを睨む

そうやって何でも、平気そうな顔をするのが、麗華の悪いところだと思うよ

谷沢チーフが、麗華をジッちゃんの専任警護人に抜擢しなかった理由何となく、判ったよ

ど、どういうことでございますか

麗華がオレを問い詰める

麗華は自分の美学にこだわりすぎなんだよ

美学

部屋の中の人間が、全員オレと麗華に注目する

眠っちゃっている、真緒ちゃんを除いて

香月の家の内側の話を突然、聞かされてさそれで、これからも、警護人として仕えてくれなら問題はないけれど、家族にならないかって誘われたら普通は困惑するよ今の関さんみたいに関さんの反応が、当たり前なんだと思う

でも、麗華はそこではい、判りましたお受けしますって言った方が、自分の美学に合った行動だと思ったんだろだから、そうした

わたくしは、覚悟はできております自分の選んだ道を後悔してはおりません全て、納得した上で皆様の家族にしていただきました

麗華は、少し強い声でそう言う

ちょっと、興奮している

やっぱり冷静じゃない

うん、麗華が一度約束したことは死んでも守る人だってことは判っているだから、オレは家族として麗華を受け入れるでも、麗華の心は無理をしていると思う

そんなことは、ございません

そうかな麗華は、何かある度にオレたちの家族になったことを、自分に納得させるための言葉を言っているよ何度も何度も

自分の現在の状況を受け入れるためにわざと、少し過激な発言をしている

無意識的なもので本人は、気付いてないんだろう

でも、それは麗華の心が、急激に変わった麗華の状況に追いついていなくてアップアップしているからで

最初はさ麗華は、ものすごくマイペースな人で、少し鈍い人なのかと思った

いや、鈍いですよ藤宮さん

関さんが、ポロリと本音を言う

いいえ、違います麗華の本質は、繊細でデリケートなんですだから、わざと豪放で思い切りの良い人格を演じているんです

オレの視線から麗華は逃れる

その英国紳士の男装もそうだけれど割と形から入る人ですよねそして私はこういう人間だと他人に示すことで、自分の心を防御している麗華の心の中に、理想の麗華が居てその理想に近付こうと、いつも体当たりで突撃していくから、他の人には麗華は割り切りの良すぎるマイペースな人格に見えるんだと思うよ

わ、わたくしは何もかも、ちゃんと納得して受け入れています皆様の家族になったことだって

いや、だから麗華の気持ちは全然疑っていないし、今だってオレたちは麗華のことを歓迎しているよでも、頭では割り切れていても心は

ああ麗華の心はオレとセックスして、オレの子を産むということには戸惑っているだから、一生懸命、真緒ちゃんと交流して自分に子供ができた時のシミュレーションをしてみたりさっきから、子供を産むということについてばかり、話しているじゃないか

そうだ麗華は

無理して、オレとセックスするとか子供を産むとか、そういうことは考えなくていいよ

あ、主様わたくしは家族失格でございますか

そういうことを言っているんじゃないよ麗華はもう、みんなのお姉さんだよこのまま、家族の中に居てくれていいんだ

そうだ問題は、そこじゃない

別にオレの女にならなくてもいいよせっかく家族になったんだから

オレの言葉にみすずは

待って下さい旦那様あたしたちは本当には血縁の無い家族ですですから、旦那様との交わりを要として、家族としての結束を

いや、違うよみすず

それは最初は、オレとしか繋がりのない子が多かったから、たまたまそうなっただけのことで別に、これからもずっとそうでないといけないことでは無いんだよ

みすずが、オレを見ている

いいやもし、オレが死んでいなくなったとしてもこの家族は、続いていくよもうっていうかそうじゃないといけないんだよ

ミナホ姉さん、克子姉、渚、マルゴさん、寧さんそれから、ジッちゃんもし、オレが今日、この後、死んだとしてもメグやマナ、それからみすずに瑠璃子、美智と麗華オレたちの家族のこと、頼むよみんなが幸せに生活できるようにしてあげて欲しいんだ

旦那様何を言っているんです

みすずが、呆然としている

年長者を代表してミナホ姉さんが、オレに言ってくれた

あなたの家族は、あたしの家族よどんなことがあっても見捨てないわ全員、きっと幸せにするから

うんミナホ姉さん

オレはみすずたち、年少組の少女たちを見る

みんなもお互いに仲良くなって、本当の姉妹みたいに助け合っていって欲しい

ヨシくん、どういうことなの

メグとマナも心配そうに、オレを見る

オレはマルゴさんたちと、上へ行くから

オレの言葉に少女たちは愕然とする

ま、待って下さい旦那様

そうよ、ヨシくんが行かなくたって

いいや、オレは行く行かないといけないんだ

ジッちゃんが、オレを見る

別にお前が行く必要はない上には、わしが行こう

そう言うと、思った

重役の中の誰が裏切り者なのか、判断しないとならないし何より、あいつらは私の命令しか聞かないだろう私が行かなければ、どうにもなるまい

そこは黒い森流に片を付けるよそうだよね、マルゴさん

そうだね誰が裏切り者か判ったら、実力行使で黙らせればいいよねそれで、他の重役さんたちや私塾の子らと隔離してくればいいんでしょ

暴力で、無理矢理言うことを聞かせばいい

わざわざ、ジッちゃんに出張って貰う必要は無い

私が命令すれば、一言で済むのだぞ

敵は、ジッちゃんを狙っているむざむざ上に上がっていけば、敵の思う壺だよ