オレたちもっと、演技の上手い人と毎日一緒に居るからその人と毎日、心を支え合っているからだから、瑠璃子程度の演技には、もう誤魔化されないんだよ
仰る言葉の意味がよく判りませんが
瑠璃子はどこまでもトボケてみせる
この子も結局あたしたちの家族に入るしかない運命だったみたいだね
ジッちゃん瑠璃子は、オレたちが預かるよちょっと、荒療治することになるかもしれないけれど
お前に任せる何でも好きにしろただし処女喪失だけは、私の見ている前でしろ
瑠璃子は無言で、その場に立ち尽くしている
お祖父様、お兄様わたくし、何か粗相を致しましたか何か、ご不興を買うようなことを致しましたか
顔の口元は笑っているが、眼は真剣だ
ギュッと握りしめた手が震えている
額には小粒の汗が
お前に瑕疵は無い糾弾されるべきは、瑠璃子をそう育ててしまった私にある
ジッちゃんにミナホ姉さんは
香月様今は、そんなことをおっしゃるべき時ではございませんわ瑠璃子さんはまだお若いのですから幾らでも、修正はできます
そうだなこいつも、君たちも瑠璃子のために、動いてくれるのだろう
ミナホ姉さんは、笑って答えた
はい瑠璃子さんは、すでにあたしたちの家族ですから何でも致しますわもちろん同様に家族である、香月様のためにも
ほんの数秒ジッちゃんとミナホ姉さんの視線が合う
さっき、こいつが言っていた通りしばらく、そこに居る寧という少女の動向を観察しろ
きっと、お前にとっての良い発見があるだろう
当の寧さんは、ケラケラと笑って
何にも無いってばっあたし、普通の女の子なんだもんねっ
会話の切れたところでみすずがオレに声を掛ける
あたしたちへのお話が途中だったと思うんですけれど
あ、悪い
そうだったまだ途中だ
えっと何の話をしていたんだっけ
あのあたしたち、さっき話し合ったんですけれど
あたしたちの方から、旦那様にセックスを求めるの少し、控えようと思います
そうなのヨシくん何か、今のままだとあたしたちが求めるのに、ヨシくんが一生懸命応えてくれるばかりでしょ何か、良く無いって思うの
ていうかマルゴさんたちにも言われたんだけど、このままの勢いでマナたちがお兄ちゃんを求めると病気になっちゃうって
ここんとこ、やり過ぎって言えばやり過ぎだよな
だからねあたしたちは、どうしてもヨシくんに抱いて欲しい時以外は、できる限り我慢することにしたの
その代わり旦那様が、あたしたちをお求めになられる時には、いつでもお相手します
遠慮しないでねマナ、お兄ちゃんに求められたいの
あ、あのさ
オレも自分の意見を言う
オレなるべく一対一でしたいんだけれど
ヨシくんどういうこと
ほらオレ、まだセックスは覚え立てで決して、上達している訳ではないしさオレの身体は一つしか無いしできれば、一人の女の子を集中して抱いてあげたいんだ二人とか三人とかだとやっぱり、全員を気持ち良くしてあげないといけないって思うから
そうねヨシくんが、そう言うなら
マナは、みんなでエッチするの結構好きなんだけどな
旦那様はお一人で、全員のお相手をしているのですからあたしたちが我慢しないと
そうだねみすずさん
これで少しは落ち着いたセックスができる
本当に男が、オレ一人っていうのは色々とプレッシャーが掛かってくるから
それは克子姉の言葉だった
あなたは必ず、女の子2人と2人ずつ相手をなさいそれから、週一ぐらいで、多人数でのプレイも予定に入れますからね
克子姉がオレを見て、微笑む
家族の融和のためよ仕方無いでしょ
融和
一緒にセックスしたらみんな、すぐに打ち解け合えるわ裸と裸のお付き合いなんですもの
そうかあんまり親しくない女の子2人と、オレがセックスすれば
それがキッカケで仲良くなったりもする
それにねあなたは、自分では気付いていないようだけれど
克子姉ななな、何です
あなたは普通の男の子よりも、何倍も性欲が強いのよ一回に2人ずつ相手にしていかないと、女の子の方が参っちゃうんだから
そそそ、そうなの
あたしや渚も、もちろん加わるわあなたたちにも、色んなセックスのテクニックを教えてあげるからねっ
克子姉が、年少組にそう言った
東京には、ときおり雨が降るのですが妙に生温かい風が吹いています
フェーン現象というやつだそうです
アウトサイダー・アート(精神的に病んでいる人などの残したアート)の人に、ヘンリー・ダーガー(ダージャー説もあり)という人がいました
低賃金労働者で友人のいないダーガーは、自宅で数十年に渡り自分一人が読むためだけの、小説と挿絵を書き続けました
そして死後身寄りの無い彼の部屋を調べた大家さんによって、彼の作品は発見されました
その大家さんがたまたまアートに造形のある人だったため、彼のアートは紹介され世界中に知られるようになっています
(ただし、この大家さんが勝手に彼の作品を売却しているため彼の小説作品の全貌を知ることはすでに不可能となっています)
作品の内容は、架空の世界で少女たちが闘う物語なのですがなぜか、登場人物としてダーガー本人も出て来ます
ある時は、少女たちを助ける味方として
ある時は、少女たちを罠にはめる悪人として
少女たちも作中で良いダーガーと悪いダガーと、二人のダーガーが居るのかしらと語り合ったりしているそうです
それはつまりダーガー本人の内面、少女たちを保護したいという正の心と、少女たちを傷付けたい負の心が分裂して、二人のダーガーとして作品内に登場しているのです
毎日更新で、この作品を書いていると
ダーガーの気持ちが良く判ります
作品の中にその日その日の私の心が、やっぱり陰を落としています
ある意味小説の形をしたブログですねこれは
時々、思わぬ方向へ行ってしまってびっくりします
さてでは、また明日、お会いしましょう
296.麗華と通信機
というかヨシくん、お願いがあるんだけれど
三人の少女が、オレを見る
ヨシくんのオチンチンが、元気になっちゃった時は
いつでも、あたしたちが旦那様のお相手を致しますから
もう、お兄ちゃんは一人エッチとかしないでね
それはええっと
だけど男はさ、何かの拍子で突然勃起しちゃうこともあるんだよそれこそ、授業中とかでもさ
授業中なら、あたしとすればいいわ
二人で教室を抜け出して
マナも高校はお兄ちゃんと一緒の学校に行くから一年だけだけど、マナもするよ
学校外でしたら、あたしも電話で呼び出して下さいいつでも、どこへでも参ります学校だって早退します