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白坂守次氏は白坂家内の自分の反対派と、白坂創介とその家族について、ミス・コーデリアに殺害を要請していた

依頼人が、報酬を支払えない状況になった場合は契約は取り消しでいいのだろうね

ジッちゃんがミス・コーデリアに尋ねる

そうねまだこの段階では、判断できないけれど白坂守次氏の支払い能力を確認するまでは、白坂創介らの殺害計画は停止します

ミス・コーデリアは、そう断言した

彼らは違約金は払うと言っているよ

その方が助かりますあたしも評議会への報告がありますから

雪乃、メグ、マナの命の危険は無くなる

うむ賢明な判断に感謝するどうにかギリギリ間に合ったな

この状況を作るために

時間稼ぎが必要だったのか

何か、くたびれています

父は、リハビリを兼ねて兄と隣町の家電量販店まで行ったらしいのですが

あそこまで行けたもう平気だ

と、帰宅時には威張っていましたが

ううっ、人がいっぱいで疲れた

と、一時間後には寝込んでしまいました

駅まで十分歩いて、家電店はとに利の駅前だし

一時間も外を歩いていないのに

次は、新しくなった東京駅に行きたいと言っています

335.謎解き (その2)

もう一つの方もようやく、準備が出来たよ

ジッちゃんの声が、19階の何も無いフロアに響く

もう一つって

まだ何かあるのか

谷沢お前の部下たちは、下がらせろここからは身内の話だ

黒森家の諸君と、関くん、藤宮くんには居て貰おう

了解です情報部員は撤収だ13階のフロアで待機いいな

谷沢チーフの命で、100人のマシンガン部隊は入って来たドアから撤収し始める

安田と田淵と広岡が中心になって、ブッ倒れている敵の戦闘員を回収しろ死んだフリしているやつもいるだろうから、気を付けろよ

続いて20人のトップエリートが、マルゴさんたちに倒されたバンディーニの手下たちを回収する

グゥエッ

気絶していなかったやつには、ゴキッと一撃を加えて確実に眠らせる

さすがトップ・エリート、みんな屈強な肉体の持ち主だ黒戦闘員の服の首元をガシッと掴んで、フロアの外へ引きずっていく

関くんと藤宮くんは申し訳無いが、ヴァイオラとバンディーニの監視を頼むミス・コーデリア、あなたの部下にもお願いできますかな

構わないわ

ミス・コーデリアは、眼で2人の部下に指示を出す

麗華は、まだ谷沢チーフが信用できないのか、オレをチラッと見るが

とりあえずは、信用してみよう

こっちは、恭子さんもあたしも、美智ちゃんとシスター・イーディもいるちゃんと護りきるよヴァイオラとバンディーニの身柄をあたしたちも押さえていた方がいい

判りましたみなさんの警護は、お願いします

そっちこそ、気をつけてあいつらのことだから、まだ何か隠しているかもしれないし

行って来るわ

オレの言葉に、関さんと麗華はそう返事してヴァイオラたちの方へと向かう

ほほう、坊やはちゃんとあの子らに信頼されているんだねぇ

恭子さんが、オレを見て言った

マルゴの報告を観ている限りはどんなもんだろうと思っていたんだけどその調子で、克っちゃんも渚ちゃんも安定させたんだって

その2人どころかミナホまで、変化してきているよ落ち着いてきた

あたしも、ヨッちゃん大好きだよっ

寧さんがオレに寄り添って、そう言った

寧は、この子のことどれくらい信じてるわけ

120パーセントだよっヨッちゃんは、あたしたちに絶対嘘は付かないし優しいし、絶対に裏切らないものっ

そうなのかい

恭子さんは、ジロジロとオレを見る

彼は彼でちょっと壊れているんです

自分の命が安いタイプなんだ

そうではございません

恭子さんの言葉に、美智が言った

ご主人様は、わたくしたちのためには平気でご自分のお命を投げ出されるお方ですでも、絶対にご主人様を死なせは致しませんわたくしたちと、末永く幸せに暮らしていただきますわたくしがいえ、わたくしたちが、そう致します

わたくしたちは家族ですから

美智の言葉に恭子さんは、ふーむと考え込む

黒い森の子たちに、あたしがしてきたことは、結局は対処療法だからね根源的な癒やしにはならなかったんだけれどそんな風に、あんたたちが自発的に変わろうとしているのなら、その家族療法っていうのは当たりかもしれないねぇ

家族療法

オレたちは本気で家族になるつもりなんです

オレは、ちょっとカチンときて言った

判っているよ本気でないと意味が無いことだものこういうのはさ

恭子さんは、ニコッと微笑む

ああそうか

オレは、恭子さんにオレの本気度を

オレが信頼に足る人物だと、納得させないといけないんだ

黒い森の中核の人だもんな

ミナホ姉さんや、マルゴさんや、寧さんが、何度もオレを試したように

恭子さんの試しをオレは、受けないといけない

今、この場でオレを信じてくれっていうのは無理だと思いますけれど時間を掛けて、オレのことチェックして下さいお願いします

馬鹿じゃないみたいだね

恭子さんは、ふふんと笑う

普通は、これだけ女の子たちに囲まれてちやほやされたら思い上がって、勘違いした男になるんだけれどねあんたは違うみたいだ

ううんヨッちゃん、馬鹿だよ

うんあんまり頭を良くないよね

ていうかすっごい馬鹿よこいつ

って雪乃が、ここぞとばかりに発言する

ご主人様はちょっと頭が弱いところが可愛いんです

美智まで

ああ、判ったよマルゴの言うこの子が壊れているって言葉の意味が

頭の中がinnocent なんだね

へイノセント

褒めているわけじゃないよ英語でinnocent て言ったら、見下し語だからね

小馬鹿にされているということは、よく判った

だけど確かに、今の黒い森には、必要な子なのかもしれないねみんな、人生に絶望して自暴自棄な子ばかりだったから

恭子さんあたしね、ヨッちゃんのこと幸せにしてあげたいの克っつんも、渚さんも、先生もそう思っているんだよっ

うんあんたたちに護ってあげたい人ができたってのは、良いことだと思うよ幸せにしたいだから、家族かなるほどね

恭子さんは、納得しているみたいだけれど

マルゴは、どう思っているわけ

あたしは、克子さんや渚さんみたいに彼に恋愛感情は無いけれど弟みたいに思っていますよ彼、とても良い子ですし

恋愛感情ってのも、ちょっと違うんだろうけどね克っちゃんも渚ちゃんも、若いうちから娼婦に堕とされたからねえ男の子に優しくしたいっていう思いが、セックスにしか結びつかないんだろうけれど