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家族を代表して、ミナホ姉さんが工藤父に言った

そういうことだからあんたは、心配しなくても平気だよ

恭子さんが、ニヤッと微笑む

あの子は良い素質を持っているそこの子と二人で組ませたら、良い戦士になる

恭子さんにとって、美智はシスター・イーディとセットらしい

いやあなたみたいな女戦士になられても困るんですけれどオレとしては

工藤父が、ちょっとビビり気味に答えた

恭子さんの度を超えた戦闘力はこの人にとっても、脅威らしい

そりゃそうだあたしみたいになるのは、良く無いでもあんたみたいに、中途半端な能力で終わらせたくは無いねきっちりとあたしが教育してやるよ

嬉しそうに、恭子さんはニヒヒと笑う

大丈夫ですマルゴさんも付いてますし無茶なことはさせませんから

オレは間に入って、そうフォローした

真緒ちゃんと遊んでいたシスター・イーディが、突然、恭子さんに英語で何か言う

うんとねイーディちゃんは、真緒ちゃんのことがとっても気に入ったんだって

えマナ

お前、英語判るのか

当たり前じゃん学校で習っているんだから

いや、オレも中1から英語を習っているけど

今のイーディの言葉、全然聞き取れないぞ

マナのところとは、普通の学校とは違うのよ

マナの学校も、みすずたちの学校よりもステイタスは下がるが

かなり有名な名門女子中学校だった

英会話の授業は実践的で、レベルが違う

そんな間にも、シスター・イーディの話は続く

あのねイーディちゃんは、真緒ちゃんが渚さんの娘だって知ってねで、渚さんにとって、美智ちゃんは妹分だって聞いたらしいのねそれで、イーディちゃんにとって、美智ちゃんは同格の姉妹分でしょだから、総合すると自分は真緒ちゃんの叔母さん分になっちゃうのかって、聞いているよ

**分の多い会話だ

ねえ、マナちゃんあたしの言うことを通訳してくれる

渚が、マナに言う

マナが英語で、シスター・イーディに話し掛ける

自分が、渚の言うことを伝えると言っているらしい

イーディさん、真緒のこと好きになってくれてありがとうでもね誰が誰の姉妹分だとか、そういう人間関係を気にしないでいいわイーディさんが気に入ったのなら、直接、真緒のお姉ちゃんになってあげてくれないかしら

マナが通訳するとシスター・イーディの顔がもパッと明るくなる

判った、真緒ちゃんのお姉さんになるっって言っているよ

マナの言葉に、渚は真緒ちゃんを見る

真緒、このお姉ちゃんも真緒のお姉ちゃんになってくれるって

やったぁ今日は、お姉ちゃんがいっぱいできましたっきしししっ

嬉しそうに、微笑んだ

目覚めたら、夕方先週の土曜も、こんなだった

でも、寝たのでかなり体調は戻りました

今月の1日から、職場に新しい人がきました

新しいとは言っても四十過ぎの人です

で、初日からメモ帳とか持ってないし、何もメモしていないので

多分、すぐにいなくなるんだろうなあ

新しい仕事に就いて、メモを取らない人は信用できません

などと書いていますが

そんな私は、今月末で今の仕事を退職することになりました

まあ家庭の事情とか父が倒れたことで、色々と人生を考え直さないといけないことになりまして

母が店をやっているので、そっちを手伝うというか

母がもう店を続けられないので、店を閉めるのを手伝わないといけないというか

今年は、色んな事があるなあ

せめて、吉田くんたちには幸せになって欲しいと思っています

343.良い兆し

お早うみんな

寧さんが、マルゴさんと部屋に入って来る

さっぱりとした顔で

遅いよっみんな待っていたんだからねっ

マナの言葉に、寧さんは

ごめんなさいね、マナ

もう、寧さんは妹たちにちゃん付けはしない

寧お姉さんお茶です

メグが、すぐにお茶を持って来る

寧さんの変貌に、工藤父以外の全員が気付く

しかし、誰もそれを口にはしない

家族のことは、家族の中だけで判っていればいい

さあ、ご飯にしましょうか

ミナホ姉さんの号令で、朝ご飯が始まる

笑い声の絶えない、食卓だった

寧さん、マルゴさん、恭子さん、マナは英語でシスター・イーディと会話している

たまに恭子さんが、シスター・イーディをからかったりしているみたいだけれどマルゴさんたちが上手にフォローしているらしい

まあイーディも、恭子さんとの実力差はよく判っているので、ツンと怒ったりはするけれど反抗はしない

玉子は、焼けばまだあるからいっぱい食べてね

克子姉が、オレにそう言ってくれた

ヨシくん、飲み物のお代わり要る

メグが気を利かせてくれる

すっかり、家族の委員長になってくれている

ありがとうもう一杯、欲しいな

嬉しそうにメグはティーポッドを持って、オレのカップにお茶を注いでくれた

オレは、寧さんを見る

寧さんは、オレが黒森恵人になるということをまだ誰にも話していない

オレのことを、ケイとも呼ばない

今はまだ公表すべき時ではないと思っているらしい

お屋敷に戻って家族だけになった時に言うつもりなのか

それともオレとセックスするまでは、言わないつもりなのか

まあ何でもいい

時間なら、たっぷりあるんだから

部屋のベルが鳴る

誰か来た

あ、あたし見て来るねっ

マナが食卓を離れて、見に行く

そして、すぐに戻って来た

麗華お姉さんが、来たよっ

麗華は昨夜のままの黄色いジャージ姿のままだった

手には、撲殺ステッキを抱えている

恥ずかしそうに、顔を赤らめてマナの後ろから、部屋に入って来る

おはようございます、麗華お姉さん

寧さんの朝の挨拶を、年少組全員で復唱する

おはようございますっ麗華お姉さんっ

麗華は、うつむいて答えた

ちょっと待っていて下さい麗華お姉さんのベーコン・エッグすぐに焼いてきますね

麗華お姉さん、こちらに座って下さい今、お茶を煎れます

メグが、空いている席に麗華を誘う

いえあの、わたくしは

どうしたの、麗華お姉さんそんなに緊張して

マルゴさんが、麗華に尋ねた

そのわたくし

いいから座ってよ立ったままだと、話もできないよ

麗華は椅子に座る

恭子さんが、ニタッと笑って麗華を見る

いいからさ何でも話してごらん

麗華は、うつむいたまま

わたくし、自分が恥ずかしいんです

わたくし、ずっと井の中の蛙でした自分には力があると過信していました

そのことに自分で気付けたんだろなら、良かったじゃないか