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しかも、その浮気相手を甘やかせてダメにしてしまい

二人とも、会社を解雇された

全て、ご主人様のおっしゃる通りに致しますわたくしご期待に沿えるよう、頑張りますご主人様が、わたくしに母親となれるだけの資質を充分身に付いたとご判断いただけるようにわたくしがその域にまで達した暁には、どうぞわたくしを懐妊させて下さいよろしくお願い致します

美智が、潤んだ瞳でオレに言う

美智愛しているぞ

オレの心が溢れて零れる

お前は可愛いいい女だな、美智

オレは美智とキスをする

ご主人様わたくし

紅潮した顔で、美智が言った

嬉しくて濡れてしまいました

子宮がご主人様の精子を呑みたいって言っております

それってあの

ご主人様があんまりにも、優しいお言葉を下さるから、わたくし

美智は、オレの口に舌を差し込む

オレの舌と絡めてお互いの粘膜の感触を楽しむ

抱いて下さいませ今すぐ

美智の眼が熱く、濡れている

でもお前これから、婦人科のお医者さんに行くんだから

今、セックスしたら

診てもらっている最中に割れ目から、精液が零れ出て来るぞ

わたくしは構いませんむしろ、はっきり見ていただきたいぐらいです

美智はちょっとマゾっ気が強い

池田先生なら大丈夫ですわあたしの時も、旦那様に処女を捧げた直後でしたから垂れてきましたが、先生は平然としていらっしゃいましたから

みすずが、笑ってそう言う

そりゃ、娼館の黒い森と提携しているお医者さんだから

そういう状況には、慣れているんだろうけれど

というか何か、オレの方が恥ずかしくなってきた

オレはまだ池田先生というお医者さんには会っていないのに

オレの精液だけは、何度も見られているというのは

しかも、毎回別の女の子だし

あ寧もさっきしたばかりだから

下手をしたら、二人連続で性器から精液が垂れるのを診察されることになる

ヨッちゃん、凄いねモテモテだねっ

寧が、ジトッとした眼でオレを見ている

ていうか膣内射精以外、頭の中に無いのが偉いっすっごいね、ヨッちゃん

何か、この感じは

寧は、オレが美智と抱き合っていることに嫉妬しているの

今までずっと家族の中で一人だけ離れた位置に居たというか冷めた眼で状況を見ていた寧が、みんなの中に入ると

こんなにも、素直に自分の感情を露わにするようになった

それはそれで、とても良いことだけれど

いや、でもあのとにかく、今はダメだ

オレは、美智に言った

どうしてですか、ご主人様

美智は、オレに小さな胸を擦り擦り押しつけながら言う

だってここは葬祭場で、もうすぐお葬式なんだろこんな処じゃあ

わたくしは構いません

まだ式にまでは時間がありますしここには、絶対に誰も入って来ませんよ旦那様

美智の次に、あたしもお願いします、旦那様

え美智の発情が、みすずにも飛び火している

美智だけは、ズルいですっ

じゃあ、ヨッちゃん、あたしもっ

寧が、みすずと美智を見てニターリと微笑む

あんたたちばかりに良い思いはさせないんだからねっ

あら寧お姉様こそ、今まで旦那様とお楽しみでいらしたんではございませんかっ

みすず見抜いている

寧お姉様匂いが変わられました

随分とご主人様との距離を縮められたようでございますね

気を測れる美智には完全にお見通しだろう

オレと寧との関係が、大きく変わったことは

そうだよーんっヨッちゃんとあたしは、もうベットベトにくっついて離れないんだからっ

寧がそう言って、二人に牽制する

いえ、現在物理的にご主人様とくっついているのは、わたくしです

美智はそう言って、オレをギュッと抱き締める

あっ、美智、ずっるーい

あたしも、旦那様とくっつきますっ

寧とみすずが、オレの処にドカドカと集結する

ヨッちゃぁーんっ

旦那さまぁっ

ご主人様っ

あ、マルゴさんが呆れた眼でオレたちを見ている

で、誰からするあたし、あたし、あたしぃっ

順番を守って下さいっ美智、あたし、寧お姉様の順ですっ

そんなのヨッちゃんに決めて貰おうよっ

寧とみすずの間に、火花が飛ぶ

ヨッちゃんは誰からしたい

いやいやいや

誰ともしないってダメだよこんなのダメに決まっているだろみんな、ちょっとは瑠璃子の気持ちを考えろよ

これから、お父さんのお葬式だってのに

控え室で、セックスなんて始められたらたまらないだろう

変な感情の盛り上がりと対抗心で、みんなおかしな方向にいっちゃってるぞ

わたくしは、気に致しませんわお兄様

スーッと奥の襖が開いて、瑠璃子が顔を出す

いつもの名門女子校の中等部の制服姿だ

やはりちょっと元気が無い

タオルケットと枕があるから畳の上に横になっていたんだろう

瑠璃子の後ろには、美子さんが控えている

美子さんは、みすずと同じくシンプルな黒の喪服を着ていた

やはり、葬儀の席で瑠璃子を際立たせるために同じ学校の制服を着るのは、避けたのだろう

皆様ご挨拶が遅れまして、申し訳ございません

瑠璃子は、スッと頭を下げる

いや、あのこちらこそ

オレは瑠璃子の方を向いて、頭を下げる

寧とみすずが、スススとオレの方に寄ってくるというか、ぴったりくっつく

右が寧左がみすず

オレの背中には、美智が身体をくっつけている

何だオレは、押しくらまんじゅうの中心か

原子核か

瑠璃子、起きても平気なのか

オレは寄って来た女たちを無視して、瑠璃子に尋ねる

はい特に身体の具合が悪いわけではございません少し、気持ちが沈んでいるだけでございますわ

瑠璃子は、答えた

お兄様こそ、お元気で何よりですわたくしも、みすずお姉様も、とっても心配しておりました

瑠璃子たちはオレが、シザーリオ・ヴァイオラを射殺して、気を失ったところまでしか知らないんだな

壊れたエレベーターの制御ユニットを直して地下の緊急避難室から外に出るのには、相当に時間が掛かったろうし

脱出後は、すぐに父の家に戻ったはずだ

香月重秋は、あのホテルではなく、自宅で急死したことになっているのだから

オレも朝は、精神的にダウンしていたんだけれど、色んな人が助けてくれて何とか立ち直った

そうでしたかそれは、よろしゅうございました

あ、本当に元気が無い生命力が尽きかけている

後ろの美子さんも、心配そうな顔をしている

こりゃ真緒ちゃんを連れて来るべきだったかもしれない

幼女は、万病に効くからな

瑠璃子お父さんのことは、本当に残念だったな