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克子姉の娼婦時代の話はあまり、聞きたくない

でも、それはもちろん演技よ娼婦という職業上のだって、克子姉さんは、お客様を愛してはいないんだものどのお客様も、好きにはならなかったそうよセックスに金銭が介在していることは判っているからそれが、白坂創介さんの資金源になっていることもね

娼婦として人気が出れば大金を稼ぐことができる

しかし、その金は克子姉を拉致した、白坂創介の手へ

ミナホ姉さんが娼館の運営に携わるようになって、娼婦の待遇は大幅に改善されたというけれど稼ぎの何割かは、白坂創介に搾取されていたのだろう

だから克子姉さんは、とても辛かったみたい

あの通り、克子姉さんてサービス精神の塊みたいな人でしょだから、お客様に対しては、いつも笑顔で気分良くお帰りになられるよう、精一杯頑張ってでも、そういうセックスをしても、克子姉さんの心は満たされないのよ一方的に、克子姉さんが相手に奉仕するだけのセックスだから顔は笑顔でも心は渇いていく表情と心の中がどんどん乖離していったそうよ

出会った頃の克子姉を思い出した

いつも、上機嫌で笑っていたメイド服姿の克子姉

でも、その笑顔は空虚で深い悲しみを秘めていた

ヨシくんとセックスして救われたって、言っていたわヨシくんとの間には、金銭も利害関係も無いし何より、ヨシくんが自分の欲求に身を任せずに、克子姉さんの心を抱いてくれようとしたからってそう言ってた

オレは、普通にセックスしただけだよ

特別なことなんて、何もしていない

だけど娼婦ではなく、一人の女として愛して貰えたことで、救われたって

そう言って貰えるのは嬉しいけれど

だから今ヨシくんと、セックスするのは怖いんだって

オレは驚いてメグの顔を見上げる

ヨシくんが、元気な時ならちゃんと、同じだけ与え合うセックスができるだろうけれどヨシくんがくたびれている今だと、克子姉さんの方が与えすぎてしまうんじゃないかって

与えすぎる

ついつい、娼婦の頃に培った色んなテクニックを駆使してしまってヨシくんをメロメロにし過ぎてしまうんじゃないかって恐れているのよ

何で、それが怖いんだ

だってそれで、ヨシくんが克子姉さんのテクニックだけに溺れてしまったらもう、心の繋がったセックスは、できなくなるかもしれないじゃない

オレが、克子姉のテクニックにハマッて、セックス中毒になる可能性があるのか

そしたら克子姉さんとヨシくんの関係は、恋人じゃないでしょそれって、娼婦に戻ったのと同じじゃない

うんセックス中毒になったオレは、もう克子姉の心を見ようとはしなくなるかもしれない

ただただ性の快楽だけに溺れて

克子姉のしてくれることに、身を任せるだけの猿になってしまうかもしれない

だからヨシくんの心が元気になるまでは、セックスは我慢するってあたしをヨシくんのところに送り出してくれたの

あたしならまだ、セックスに慣れていないから今の弱っているヨシくんの相手をするのに、丁度良いって

克子姉さん不安なのよヨシくんと自分の関係は、慎重にしていないと壊れてしまうと思っているの

そんなことないよ何があったって、オレは克子姉を

娼婦だった過去に、克子姉さんは怯えているのよ

過去

ヨシくんに嫌われるんじゃないかって恐れているの

そんなことじゃ嫌わないよ、オレ

克子姉さんの方がヨシくんに見られたくないんだと思うわずっと、隠しておきたい記憶なんでしょうねでも、セックスの時に何かの拍子で、娼婦時代の狂気的な自分が克子姉さん、そう言ってたわ時々、セックスの最中に、狂気的なものが取り憑いていたって娼婦時代はそんな風な姿をヨシくんに晒してヨシくんを壊してしまうんじゃないかって

克子姉、そんなことを悩んでいたんだ

渚もだ

オレは、呟いた

今朝、ホテルで目覚めた時渚は、オレにセックスを求めてこなかった

真緒ちゃんと、お風呂に入る様に勧めただけだ

やっぱりオレの心が、弱っているから

今のオレとセックスするとオレが、渚のテクニックに溺れてしまうと感じたんだろう

渚も元娼婦だ

克子姉と、考え方は同じなんだ

オレは溜息を吐く

つまりオレは、ずっと元気じゃないといけないんだな克子姉や、渚が心配せずに、オレにセックスを求められるように

メグが、チュッとオレの頬にキスする

そんなに考え込まなくていいわよヨシくんは、昨日、大活躍だったんだから少し休んでまた、明日には瑠璃子さんのために行動するんでしょ

いや夕方には、アニエスのための計画を始めないと

アニエスを何とかしないとミナホ姉さんの復讐は、終わらない

じゃあ、ほんの数時間だけでもここで、あたしとお休みしましょう

1回、エッチしましょうあたしの中に出してそれで、寝ましょうあたしが、ずっとヨシくんを抱き締めていてあげるから

モヤモヤしている気持ちあたしの中に吐き出してあたし、まだセックスは上手くないと思うけれど一生懸命、頑張るから

そう言って、メグはオレの股間を触る

あたしがするそれとも、ヨシくんがあたしを犯すあたしは、どっちでもいいよ

可愛いメイドさんが、オレに言う

いいのかな、オレメグに甘えて

もおっ、怒るよ、ヨシくん甘えてくれなかったらあたし、困るもんっ

困る

メグは、うつむいて言う

あたし知っているわヨシくんてみすずさんや美智さんとエッチする時は、とってもあの人たちのこと気遣っているでしょ

マナの時もマナがまだ14歳で、身体が小さいから、とっても気を付けて大事にセックスしている

メグにはそう見えるんだ

ヨシくんあたし、身体は丈夫だよ鍛えているからヨシくんが、少しぐらい乱暴にしたって、壊れないからねっ

メグは、片手でメイド服の胸元を開いていく

薄いブルーのブラジャーが見える

だからあたしの身体、ヨシくんの好きな様にメチャメチャにしていいから

いやメグ

だってあたしには、身体の頑丈さぐらいしか取り柄が無いんだもの

メグも不安なんだ

克子姉は、克子姉のレベルで

メグは、メグのレベルで

オレとの関係をずっとキープしていきたいと願ってくれている

この関係が壊れてしまわないか心配なんだ

いやさっきのミナホ姉さんだって

みんな、それぞれに不安を抱え

それぞれの方法で、オレにアプローチしている

みんな必死なんだ

メグは可愛いよ

そんなことないわ他のみんなの方が、あたしなんかよりもずっと綺麗よ

メグは、うつむく

寧姉さんには、敵わないわ

寧って

ヨシくん、寧お姉さんとしたんでしょ

メグは気付いている