そう言われるのはちょっと、辛いよ
まあまあ、こういう時だけなんだから気にしないでっヨッちゃんが、泣くほど落ち込むことなんて、そうは無いんだからさっ
寧は、そう言ってマナの身体を抱き締める
おっぱいっていうか姉力が必要だったんだよ今の場合はねっ
優しい笑顔でマナに言う
ヨッちゃんに妹力が必要な時は、ちゃんとマナに任せるから
妹力
そうそう、ロープレの呪文と同じで使う時と効果が違うんだよっ
ロープレって何だ
炎属性には、氷雪系でしょ炎熱に炎熱じゃ、効果無いものね
寧の言葉は、意味が判らない
判った妹力の効果のある時もあるってことだよね
マナ判るのか、今の説明で
ヨシくんと同い年のあたしは出番はあるんですか
メグが、おそるおそる尋ねる
メグちゃんは、ほらっ同級生力とか彼女力があるじゃないっ
寧は、ニッと微笑む
姉や妹では解決できないことってのも結構、あるって思うよっ
そ、そうですよねっありがとうございますっ
メグは嬉しそうに、答えた
ヨッちゃん部屋に戻ったら、克姉を慰めてあげて
克姉が、あたしに姉力を譲ってくれたのは自分には、包容力が足りないって思い込んでいるからなんだよっ
いや、だってそんなことないよ克子姉だって
うん、克子お姉さんすっごい、おっぱいしているよ
マナが、驚く
おっぱいの大きさは関係ないんだよっ克子姉、自分のこと、刺々しい女だって思い込んでいるとこがあるから
全然そんなことないじゃないですか
ああそうか2人とも、今の温和な克姉しか知らないもんね
ちょっと前まで克子姉は、性獣だった
前の克姉は自暴自棄のハチャメチャ・クレイジーだったからまた、何かの拍子で、その頃のトゲトゲとした自分が出て来ちゃうんじゃないかって心の中で恐れているんだよ
みんなそれぞれ、コンプレックスを抱えているんだな
ある人は他人に
ある人は自分自身に
判った何とかするよ
入り口のドアが開けっ放しのアニエスの部屋に戻る
お帰りなさいませ
麗華は、起きていてくれた
いかがでしたか
ああ、マナの活躍で雪乃は捕まえたマルゴさんが監視しているから、もう問題はないよ
こっちは、どう
問題ありませんあの子は、また起きちゃったみたいですが
闇の中にイーディの眼が、光っている
本当に人の気配には、敏感なんだな
それにアニエスさんも、眠れないみたいです
イーディに、自分のベッドに潜入され困惑している
誰かと同じベッドで寝ることなんて、生まれて初めてなんだろう
いや同じ部屋でみんなと寝ることも
これだけの人数とこんなに長い時間、一緒に過ごすことも
寧が、イーディに英語で何か言う
もう問題は片付いたから、あたしたちは寝るあんたも寝なさいだって
マナが、通訳してくれた
むんずと、アニエスの小さな身体を抱き枕みたいに抱えて眠りだした
アニエスは緊張して身体を硬直させている
大丈夫だよそのうち、眠くなって寝ちゃうから
イーディ、全然、アニエスに開けっぴろげなんだから怖くないって判ったら、ストンと眠っちゃうよ
うんそうだろうな
2人を見てちょっと、思い付く
オレはエア・マットの克子姉の横に寝転ぶ
克子姉、起きているだろ
オレたちが外に行っているのに1人だけ眠ってしまうような克子姉ではない
克子姉抱き枕になってよ
あ、違う、逆だなオレを抱き枕にしてくれよ
眼をぱちくりさせる克子姉
そんなことないわ
克子姉がオレに手を広げる
克子姉の胸に、顔を埋める
ああ柔らかくて、あったかくて、良い匂いがするよ克子姉
このまま、朝まで寝よう
克子姉はオレ優しく抱いてくれた
あなた、アニエスのことなんだけれど
オレの耳に、小声で囁く
さつきはみんなで、同じお鍋やお皿から、お料理を取り分けてみんなと一緒に食べるということを体験させたでしょ
だから次はお料理を作る過程を見せるべきだと思うの
自分が食べるものは誰がどんな風に作っているのかを、あの子には教えてあげるべきだわ
うんいい考えだと思う明日の朝はアニエスの前で、パンを焼く
パンは、仕込むのに時間が掛かるから明日の朝、すぐは無理よでも、そのうちにやりましょうこの部屋に、器具を用意して
明日には、恭子さんたちが壁を取り払って、向こうの部屋と一続きにしてくれるって言ってたもんな
部屋の広さが2倍になれば色んなことができる
麗華やマルゴさんのトレーニングも、ここでやって貰おう
アニエスには、色んな人の生活する姿を見させたい
それで、明日の朝だけれどホットケーキを焼こうと思うのよあれなら、発酵させたりしなくていいから
克子姉は言った
うん、良いアイデアだと思うよ
それで、上の階からここに下ろさないといけないものは
そのまま、克子姉は自分のプランを語った
この部屋の一角を、お料理コーナーにするための
そう、それからね
そんな話をしているうちに
オレはすーっと眠ってしまった
まあ、こういう失恋もあるということで
中2の時の英語の教科書に載っていた小説で
初恋の女の子がいたんだけれどその子が、みっともない男の子と2人で歩いて居るを見たら、恋が醒めたというのがありました
その時は、そんなことってあるのかなって思っていましたが
20代の頃に、好きだった女の子に彼氏ができたと聞いてショックだったのでしたが
その相手の男を見たら、あんまりにもどうしょもない男だったので
その女の子への思いが、きれいサッパリ消滅するということを実際に、体験しました
何かもう、見た目からしてヤリチン男で
ああ、こういうのと、平気で付き合っちゃう女なんだと思ったらサーッと血の気が引いて
吉田くんの、雪乃を見て大爆笑もそういうことなんだと思います
ほんのわずかに残っていた、雪乃の良いイメージが一瞬にして、崩壊したという
次話から、翌日の朝となります
朝の場面をやって
今度は、瑠璃子編ですね
こっちは、陵辱系でいく予定です
378.モーニング・セックス
天窓から、朝の光線が降り注いでいる
もう朝か
オレは克子姉の暖かくて、豊かな身体に抱き締められて
何か、背中の方にも柔らかいものが、グニュと当たっている
おはよ、ヨッちゃん
耳元に寧が囁く
オレを後ろから抱き締めているのは寧か
あのねあたし、昨日、池田先生に言われたんだよ
池田先生
黒い森がお世話になっている、女医の
明日の朝までは、セックスしちゃダメよって