代わりましたご主人様
今朝からは、お前もなのか
大変申し訳ないのですがご主人様わたくしに、お小水を排尿することをお許し下さいませ
許す、許すから早くしろっ
美智は、我慢強いから言葉はしっかりしているけれど、膀胱が心配だ
はいそれでは、失礼させていただきます
シュワワワワっ
美智の方が排尿音が軽快だった
何でだか、判らないけれど
で、出てます凄いです
うん、聞こえているぞ美智
ああんっみすず様のおっしゃる通りですこれ、とっても恥ずかしい
排尿音を聞かれることに美智は、暗い悦びを感じているらしい
その声がセックスの時の喘ぎを思い出させる
ふぅ完了致しましたお粗末でございましたご主人様
普段、言葉の少ない美智がこんなに喋っている
やっぱり、興奮しているんだな
あの、美智こんなことまで、みすずに付き合わなくてもいいんだぞ
いえ、わたくしは自分の意志でしております
美智は、M度の高い子だった
いずれは、毎日お目に掛けます
見ないといけないんだ
それより、ご主人様わたくし、今朝、大変なことに気付いてしまいました
何だ何かあったのか、美智
みすずや、瑠璃子ジッちゃん、美子さん
香月家の方で、何か起きたのか
ご主人様美智は、ご主人様に毎日抱き締めていただかないと、寂しくて死んでしまう生き物のようですっ
おそらく、24時間以上、ご主人様のぬくもりを感じないとくたっと倒れて、死んでしまいますこれは、もう間違いのない事実だと、先ほど確信致しました
判ったちゃんと後で、会えるから幾らでも、ギュッと抱き締めてやるな、美智
はいお声だけでは、とっても寂しいですご主人様ぁっ
美智の声が真面目一本槍の警護役から15歳の美少女に変わる
ちょっと、美智、狡いわっ
みすずが電話を奪い返したらしい
旦那様っみすずも、寂しいですっみすずだって、あんまり長い間、旦那様と離れ離れでいると、寂しくて死んでしまいますっ
判った判ったから、みすず
早く流した方がいいぞ匂うだろ
美少女2人は排尿したままの便器
流していないよな
あっ、失礼しましたっ美智、流して、早くっ
ズッジャーッッ
汚水の流れる音(ウォーター・クラック)
はい流れましたもう、大丈夫です旦那様
よかったところで、瑠璃子はどうしている
瑠璃子はまだ落ち込んだままなんだろうか
瑠璃子も誘ったんですけれど
いや別に、オレは瑠璃子の排尿を確認したいわけじゃない
先ほどお祖父様に呼ばれて行きました
瑠璃子はジッちゃんに
あ、あたしたち、昨日から、お祖父様のお家に居るんです今日の本葬が終わるまでは
というより、一昨日のホテルの一件があったから今しばらくは、孫娘たちを全員、自分の眼の届くところに置いておきたいんだろう
美子さんは
美子さんもジッちゃんに呼ばれたんだろうか
いえ、美子さんは、みすずよりも年上でいらっしゃいますから
一緒に、旦那様に朝のご挨拶をしましょうとは申し上げられませんでした
いや排尿はいいんだよ
美子さんも、ジッちゃんのところか
いいえ呼ばれたのは瑠璃子だけですわ
何か、悪い予感がする
雪乃みたいなものの考え方をする子は実際にいます
そういう子に出遭ったから、私は、この作品を書いています
本質的に、悪い子じゃないんです
でも、どうしようもなく自分の世界だけで完結している
あの子は、今、どうしているんだろう
悪い男に騙されるか
弱くて優しい男を、消化し続けているか
どっちかなんでしょうけれどね
ちなみに、私はその子との肉体関係はありません
恋愛関係にあったことも、ありません
私は、いつも横から眺めているだけでした
382.対面式
さて、朝食が終わるとオレたちは、記念の集合写真を撮ることになった
アニエスのベッドの前でアニエスを中心に
アニエスの左右から、マナとイーディ前には真緒ちゃんが居るから、アニエスは動けない
そのまま、一気にわっと
はーい、恵美ちゃん、顔が被ってるから少しずれて麗華お姉さん、もうちょっと右に、顔半分しか入ってませんんオッケーちょっと待っててね
三脚に乗せたデジカメを覗き込む、克子姉がタイマーをセットする
マルゴさんだけいないのは、残念だね
オレが、そう言うと、寧が
まあ、マルゴお姉さんだけは、後で写真の上の方に別枠でハメ込んでおけばいいじゃんかっ
うーむ、卒業アルバムの写真を撮る日に休んだ生徒みたいだな
そうじゃなければ、克姉が上手いこと合成してくれるよっ
合成写真というのもうむむ
また撮ればいいんだよ別に、これが最初で最後の写真じゃないんだから
はーい、いきまーす全員、スマイルでお願いしまーすいっくわよっ
ペチッとカメラのスイッチを入れた克子姉が大慌てでで、オレたちの方へ走ってくる
チチチと点滅する、カメラのライト
克子姉は、ミナホ姉さんの隣に飛び込むっ
カメラのシャッターが切れる
はーい、オッケーご協力ありがとうございましたーっ
集合写真が撮り終わるとオレたちは、朝食の片付け
恭子さんたちは、脚立を持って来て壁の上の白坂創介像を調べる
あ、こりゃダメだわガッチガチに固めて、台座に溶接されてる簡単には、外れないよ
恭子さんの声が、壁の上から聞こえる
いっそのこと、削岩機みたいのを持って来てバラバラにブッ壊すその方が、楽だよ
削岩機あ、工藤父が持っていたよな確か
そうね、ガス溶断機をここまで持って来るのは面倒だしいっそ、爆破するってのはどう
ミス・コーデリアが、また過激なことを言い出す
ここと、ここに爆薬をセットすればバキッと折れると思うのよ火薬の量は、そんなに必要じゃないわ
でもさこれ、中に鉄の芯とか入ってると思うよ
ああサダム・フセインの銅像をブッ倒すニュース映像とかだと、確かに芯が入ってたわね
とにかく足の部分をブチ壊して中の芯はブチ折るとかかな
壁の上で、相談する恭子さんとミス・コーデリア
待って下さい-、恭子さんあんまり派手に壊すとそれは、それでアニエスのトラウマになりますから
克子姉が、見上げて言った
アニエスは自分の信奉する神の像を、恭子さんやミス・コーデリアがベタベタ触っている様子を、心配そうに見上げている
白坂創介の洗脳はとても、濃く深い
アニエスは、生まれてからずっと白坂創介を崇拝するように、教育されてきたのだから
うん神像が、バラバラ、メチャクチャになる様子を直接見せられるのは、アニエスにはキツイかもしれない