今は無理だ制服組トップとしての初仕事が、この葬儀だからな香月セキュリティ・サービスが、香月本家の警備をしくじるわけにいかんからな本部にずっと詰めているよ
あたしの方から、本部に挨拶に行こうか
おいおいうちの警備部は表なんだ裏のお前を、堂々と本部に通すわけにはいかんよ一昨日のホテルと違って、ここの本部は丸見えだからな
すでに、香月家の分家の人間たちが、会場に来ている
警備本部に黒い森の関係者が出入りするのを見られるのは、よくない
そのうち紹介するさ
今日はせっかくだから、告別式には出ようと思っているんだけれど
あたしが式の会場に居るのもマズイかな
それは構わない一般の参列者関しては、特に誰が来ようと受け入れるしかないからな何たって、閣下のお子様の葬儀だ実際、裏組織からも、たくさん人が来ることになっている
そう判った、ありがとう
マルゴさんは、笑って礼を言った
おい少年
谷沢チーフが、オレを見る
みすず様たちのところへ行くのか
ええ、そうですけれど
悪いが、瑠璃子様のことを頼むすっかり塞ぎ込んでおられるらしい
知ってます昨日も、来ていますから
そうだってなどうして、お前さんがみすず様のお気に入りなのか、オレにはよく判らないが
谷沢チーフは、オレを見て、フンと鼻を鳴らす
とにかく上手くやってくれ
大丈夫だよっあたしもいるからさっ
寧がそう言ってくれた
さあ、行こうお願いします、関さん
失礼します、谷沢さん
ばいばーい、またね
オレと寧は、谷沢チ-フに一礼した
関さんは、知っているんですか新しい、警備部長
谷沢チーフの姿が見えなくなると、マルゴさんは関さんに尋ねる
顔は知ってますけれどわたくしは、入社以来ずっとトップ・エリートですから警備部の人は、よく知らないんですよ
すぐにみすずの控え室に到着する
では、わたくしはまたここで待機しておりますね
入り口の前で、関さんはそう言う
オレたちが訪問している間中には誰も入らないようにしてくれるんだ
例え香月家の分家の連中が、やって来たとしても
ノックをすると
スッとドアが開く
お待ちしておりましたご主人様
喪服姿の美智が現れる
お早うございます寧様マルゴ様も
礼儀正しく、挨拶する美智
うん、お早うっ美智
お早う、美智ちゃん
美智っ何をしているのっ早く、旦那様に入っていただきなさいっ
部屋の中から、みすずの声がする
部屋の中へオレたちは、進む
おはようございますっ旦那様寧お姉様マルゴお姉様
みすずは、昨日とは別の喪服を着ていた
今日は和服か
えへへたまには、こういうのもいいかなと
うん綺麗だよ、みすず
何か黒い和服って、スッキリしていていいな
おはよう、みすずさんうん日本の伝統衣装の礼服を若い子が着ているの、初めて見たよいいね
おはようっ、みすず
寧も、挨拶する
ところでさみすずは、ヨッちゃんへの朝のキスはしないの
あたしたち、みぃーんなしているんだけれど克姉も渚姉も、メグもマナも、麗華お姉さんまで
するかみすず
あ、はいお願いします
オレは、みすずとキスをする
うふっ大好きです、旦那様
みすずは、嬉しそうにそう言った
そうだ、美智にもしてやらないと
しかし美智、お前
なあ美智
オレの背中から声がした
さっきから、何やっているんだお前
美智は、オレがこの部屋に入ってからずーっと
オレの背中にしがみついている
ほっぺたと胸を、ペタッとオレの背中に押しつけて
他は、後ろからオレの腰を掴んでいる
充電をしております
充電
ご主人様からエネルギーを充電させていただいております
なら、仕方無い
じゃあ、キスはしないか
します
美智が、オレの正面に廻り込む
むしろ唇と唇を重ね合わせた方が、効果的に充電できると言われています
そうか、じゃあしよう
オレは美智と唇を合わせる
私の住んでいる街の駅前は
西口には、広いロータリーがあるのですが
東口は、2車線しかない狭い道でなのに、車がいつも渋滞しています
そこの路肩に街宣車を止めて**党が、街頭演説していました
いや、そりゃ、自分たちは車で次の演説する場所へピュッと行けるからいいんでしょうけれど
完全に交通の邪魔ですバスなんて、反対側の車線に飛び越えないと通れないし
どんな演説をしようとも自分の行動が、みんなの迷惑になっていることが判らない党と候補者じゃ、誰も票は入れないと思います
あと、うちの前をグルグル走っていた、街宣車
衆議院候補****、****の妻でございます
というのを連呼していました
まあ、本当に奥さんなんだと思いますが
何か平安文学みたいです
385.DONNA
で、瑠璃子はどうしている
オレが尋ねると、みすずと美智は襖で仕切られた、奥の座敷を見る
まだ、落ち込んでいるのか
はいお祖父様とお話ししたら、さらに元気がなくなってしまって
美子さんは、付いていてくれているんだろ
はい、それはもちろん
奥の座敷で、二人きりか
ちょっと心配だな
美智はさっきと同じで、オレの背中にぺったりとくっついているし
みすずは前から、オレに抱きついている
う、動けない
二人とも何をしているわけ
ですから充電中です
みすずも、充電させていただいておりますっ
二人とも、オレに胸をすりすりさせる
くんくんくんご主人様の匂いですっ
ええ、この匂いを嗅いでいると、安心できるんです
いや何か恥ずかしいぞオレ
寧お姉様よろしいんですかまだ、旦那様のこの辺のスペースが空いていますよ
みすずが、寧に気を遣う
ああ、あたしは大丈夫っここへ来るまでの車の中で、たーっぷり、ヨッちゃんに甘えてきたからっ
ムフフンと笑う寧
まさか車内で、エッチなさったんですか
朝から、カーセックスなんてしないよっ
みすずの言葉に寧が答える
だってあたし、昨夜からずっとヨッちゃんと一緒に寝たし朝一番のセックスもしちゃったもんねぇっ
自分の下腹部を包み込む様に両手で触る、寧
今、ここに、たっぷんたっぷん入ってるんだもんっ
う、羨ましいですっみすずも、欲しいです旦那様っ
いやだって、今日は時間がないだろ
告別式は、もうすぐ始まってしまう
また、今度なそうだ、みすず、また車の中でセックスしようあれは、とっても気持ち良かったもんなっ
はいっみすずも、とっても興奮しましたっ
えヨッちゃん、みすずとカーセックスしたことあるのっ