読め
オレは、紙を読み上げる
譲渡証香月瑠璃子を、奴隷として金、三千圓にて譲渡する譲渡後の返還は、いかなる理由があっても認めない
瑠璃子の奴隷譲渡証
読んだな、じゃあ三千円、私に寄越せそしたら、私が譲渡証にサインするお前は、こっちの受け取りにサインしろ
ジッちゃんは、オレの出した三千円をビッと奪い取る
そして、譲渡証にサインをした
瑠璃子私は、お前には自分で自分の行く末を判断させないこれは、香月家の当主としての命令だお前はたった今から、こいつの奴隷だ奴隷として生きろ、いいな
瑠璃子は驚きの余り、絶句している
ほら、早くサインしろサインしたら、瑠璃子はお前の好きにしてくれて構わんお前の奴隷だからなただし香月の名は、もう名乗らせん黒森でも、何でも、お前の好きに名乗らせろ
寧がオレに言った
香月のお祖父ちゃんはヨッちゃんに瑠璃子を連れ帰って、人の情を教えてあげて欲しいって言ってるんだよ
オレに、情を
今のまんまの香月瑠璃子のままでは、情を理解することはできないから香月の家名を剥奪してヨッちゃんに託そうとしているんだよ
しかし、ジッちゃんは
私はそんなことは考えておらんよ瑠璃子は、香月家から叩き出すこの子の存在は、いずれ香月家に災いをもたらすからなしかし、叩き出すにしてもおかしなやつに拾われたら、大変なことになる香月グループへのダメージとなるだから、こいつにくれてやるんだ三千円で瑠璃子、どう思う私の決断は、正しいだろう
瑠璃子はジッと考え
はい、お祖父様のご判断は正しいと思います黒森様の奴隷でしたらみすずお姉様の監視下でございますし、黒森御名穂様をはじめ、有能な方々がいらっしゃいますよからぬことを考える人間には手出しができないでしょう
お前は、三千円で売られたんだそれでいいな
はい、お祖父様わたくしのつまらないプライドを打ち壊すためには、奴隷として売られるというのは、とても効果的だと思います
お前はもう奴隷なんだ奴隷として生きていくのなら余計なことは何も考えずに、主人に全てを委ねろ香月家のことなど、もうお前には一切、無縁なんだからな
祖父の言葉に瑠璃子は
はい、お祖父様香月家のご当主として、まことに正しいご選択だと思います
お前が私の立場だったら同じことをすると思うか
わたくしは奴隷として譲渡するという、アイデアは思い付かなかったと思いますでも、誰かにそうアドバイスされたら間違いなく、この道を選びますわたくし自身の性格のことを考えてもこれが、一番、後顧の憂いの無い選択でございましょう
本当に瑠璃子は、合理的、論理的にしか物事を考えない
自分が奴隷として売られていくことを自分で肯定する
ではおい、早くしろ
ジッちゃんが、オレに早く署名しろと言う
大丈夫だよ、ヨッちゃん
ご安心下さい、旦那様
みすずも、オレに微笑んでくれる
ご主人様わたくしたちを信じて下さいませ
乗っかっちゃって、大丈夫だよこれだって、ミナホの想定の範囲だよ
受け取りに署名した
うむでは、これでその娘は、お前の奴隷だ好きにしろそれから、娘判っていると思うが、お前はもう私の孫娘ではないからな
はい香月様今まで、大変にお世話になりました
瑠璃子は、祖父に頭を下げる
そして美子さんにも
美子様も、ありがとうございましたどうぞ、お元気で
る、瑠璃子様何をおっしゃっているんですっ
美子さんは絶句する
さて、私とお前の契約は済んだがもちろん、これは私たちだけの秘密契約だ
ジッちゃんはオレに言う
支払いも、商品の受け渡しも終わったが外の連中は、まだこの子を香月瑠璃子だと思っている
もう、お前の奴隷なんだから何とかして、連れて帰れ私は協力はしておらんいいな
ジッちゃんは、オレに、ニッと微笑む
元々、この子を誘拐するつもりだったんだろ
ジッちゃんはオレたちを、どこまでも試すつもりだ
ああ、瑠璃子は連れて帰るよそして、もうジッちゃんには返さないからね
オレも、笑い返す
勝負は、これからだ
当たり前だ返品は認めないからな
瑠璃子とりあえず、告別式には香月瑠璃子として出ろ
ジッちゃん、構わないよねこいつに香月瑠璃子の演技をさせても
ああ、その方が私も助かるよできれば、精進落としまでは居てもらいたいな
周りの連中の眼もある
もちろん演技以外は許さんよ瑠璃子くん
ジッちゃんは、孫娘を他人行儀で呼んだ
判っております香月様
瑠璃子ははっきりと答えた
あたしには甘えてもいいのよあたしは、旦那様のペットですから美智は、玩具なの
みすずが、瑠璃子に言った
いや、瑠璃子順列は守れみすずも、美智も、お前より先にオレの女になった今のお前は一番末席だからな
瑠璃子は答える
みすずはともかく美智の下になるということは、瑠璃子にとっては大きな意味がある
瑠璃子は、まだ気付いていないみたいだけれど
何としても瑠璃子には、現実に、ノックダウンしてもらわないと困る
そこからしか
香月家後継者でない、瑠璃子の幸福は生まれないと思うから
さて、私はそろそろ行こう
ジッちゃんが、時計を見る
あ、ジッちゃん美子さんは、連れて行ってくれ
美子さんがここにいると瑠璃子の教育がやりにくいから
そうだな美子、私に付いて来なさい
美子さんは、瑠璃子さんの側から離れない
美子その子はもう、香月の家の子では無い
ジッちゃんは冷たく言った
お前は、しばらく私と行動を共にしろお前が、私の孫であることも、皆に伝える今日は、良いお披露目となるだろう
美子さんは震えている
美子様、香月様とお行き下さい
瑠璃子が、美子さんに言った
わたくしは大丈夫ですから
ドナドナ、売られていーくーよー
ということで、論理的過ぎる瑠璃子さんは、論理的に奴隷になりました
後は、身体に色々と聞いていきましょう
いきなり、ヴァージンは奪いませんが
父を連れて、選挙へ行って来ました
相変わらず、ボケてまして
投票所で、私にで、オレは誰に投票すればいいんだとか、大声で聞かないで
まるで、ボケ老人を無理矢理選挙に連れてきた、***みたいじゃないか
いや、そう思われた多分
386.おはよう、スパンキング
行くぞ、美子
ジッちゃんが、美子さんに命じる
美子さんは、瑠璃子から離れようとしないが
美子、私の命令が聞けないのかね
美子様、本当にわたくしは平気ですから
香月様をお待たせしてはいけませんわ
美子さんは、瑠璃子の変貌に絶句する