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はぁ強いんだけど、ホモなんだなぁ

だから、君の後任もまた、若い女の子をブチ込んでやる正直、若い男が近くにいない時の方が、あいつらは動きが良い気に入った男の前では、あいつらはお互いに格好良いところを見せようと気張るし、チームワークも悪くなる

まあ、あいつらのコントロールの仕方も、ゆっくり伝えていくよ全てのトップ・エリートにアメとムチのポイントがあるんだその点、関くん君は一番楽だった

谷沢チーフは、関さんの黒いダッジ・チャージャーを見る

君は、アメリカ車の趣味だけで済んだからなピンクのキャデラックは驚いたが、今日みたいな公式な場では、ちゃんと黒い車を選ぶ良識を持っているし

藤宮くんとか、本当に困るからなどれだけ能力があっても、あの英国趣味は警護対象者よりも、高級な仕立てのスーツを着てきたりするしな社会的地位のある男性の警護は任せられなかった逆に名家のお嬢様たちには人気があるんだが

お母様方にもなだが、藤宮くんの趣味を毛嫌いなさる、顧客は多い

藤宮君の逆のパターンもあるトップ・エリートの好野くんなんて、美人だが普段の格好がセクシー過ぎるからな男性には大人気だが、奥様方には不評だ

色々と大変なんだ

関くんは、トップ・エリートとしては常識人なんだだから、君が幹部候補に選ばれたということもある

いえ、あたしだって割りとエキセントリックですよ

恥ずかしそうに、関さんは答えた

いや、少し前まではそうだったしかし、今は安定している

谷沢さんは、しげしげと関さんを見る

だから、このタイミングで閣下が君の昇進を決めたんだ

それからオレを見て

閣下はお前と知り合ったことで、関くんは安定したと言っていたぞ

オレと

はい、わたくしもそう思います

関さんも、オレを見る

閣下は、お前には女の心を安定させる力があると、おっしゃっていただから、みすず様も瑠璃子様も、お前に預けるのだと

オレの力

そうだな実際、オレは黒森の連中とは、昔から面識があるがお前らのボスにしたって、他の女の子たちにしたって、前より落ち着いている気がするマルゴ嬢ちゃんやキョーコまでな

いや、キョーコさんは、まだ会ったばかりですし

オレが否定すると

ううん、ヨッちゃんキョーコさんにも、影響は出てるよやっぱり、先生や克子お姉さんやあたしが大きく変わったから、あたしたちを通じてキョーコさんにも伝わっていることってあると思う

ヨッちゃんは、あたしたち全体をほんわかさせてくれてるんだってば

お兄様には不思議なお力があるように感じられます

ええお兄様と一緒に居ると、ドキドキすることもありますが怖くはありません

いや、そんなことないだろう

さすがに谷沢チーフの前では

瑠璃子のパンツを脱がせて、腫れ上がるまで尻打ちしたことは言い出せない

あの色々とお叱りをいただくことがあっても、お兄様にはきちんとしたお考えがあることが判りますから

うん、ヨッちゃんは逸脱しないからねっ

逸脱

人間として大切な枠を守ってくれているから安心できるんだよっ

寧は微笑む

さあ、そろそろ行こうっあたし、お腹空いちゃった

そう言えばもう昼過ぎだ

ジッちゃんたちは、食事会で昼食を摂っている

瑠璃子にも、何か食べさせないと

では、参りましょう谷沢チーフ、後ほど連絡を入れます

うん、谷沢さん色々ありがとねっ

お気遣い、感謝しますあの

瑠璃子が、谷沢さんに深く頭を下げる

お祖父様と美子様のこと、よろしくお願い致します

この谷沢に、全てお任せ下さいそれより瑠璃子様は、ご自身のことを第一にお考え下さい

そして、オレをちらりと見て

もし、こやつが瑠璃子様に不埒なことを強要するようでしたらすぐに、谷沢にご連絡下さい

その時は、トップ・エリート部隊を引き連れて救出に向かいますこいつは、大徳と張本にくれてやりますから

オレ、ホモの餌食になっちゃうの

大丈夫だって心配しすぎだよ、谷沢さんっ

それよりさっ

関さんの黒いマッスルカーが5月の晴れた午後の道を疾走する

新緑の季節

ドライブには、絶好の天気だ

克子お姉ちゃんから聞いたことがあるんだけれど

寧が、オレに言う

谷沢さんて香月のお祖父ちゃんのお供で、お屋敷に来たことは何度もあるんだけれどお祖父ちゃんに誘われても、自分は警護の任務中ですからって、ずっとお祖父ちゃんの車の中に待機して、絶対にお屋敷の中には入って来なかったんだって

黒い森が娼館であることは知っているが

娼婦を買ったことはない

また、ジッちゃんたちが屋敷の中で、どんなインモラルな行為をしていたかも知らない

先生やマルゴお姉ちゃんとは、警護の打ち合わせで会っているしキョーコさんとは、昔から知り合いみたいだけれどお屋敷の内側は見たことがないんだよねあの人

だからオレに瑠璃子を預けられる

オレが瑠璃子に手を出すことは無いと思い込んでいる

でも、あたしたち常識外れなんだよね最初っからさ

寧が、オレに自分の胸を擦り付けながら言った

オレたちの話を聞いて、瑠璃子は心配そうにうつむく

あ、居たわあそこね

運転席の関さんの言葉に、オレたちは前方を見る

見慣れたマルゴさんの白いバンが停まっている

車体の側面に貼られた文字は丸子酒店

遅かったね、どうしたの

車を停めると、マルゴさんが下りて来て言った

谷沢さんに見つかっちゃったわお見通しだったみたい

ああ、まあ想定内だけどね香月さんが、見逃してくれることは判っていたんだし

ジッちゃんは、瑠璃子の誘拐を望んでいた

そのことを折り込んで、マルゴさんは計画を立てた

マルゴお姉ちゃん関さん、今度から香月セキュリティ・サービスの現場部門のトップになるんだってっ

寧が、窓を開けて言う

へえ、それは凄いね大出世じゃないおめでとうございます

そんな苦労が増えるだけよ

っていうことだから香月セキュリティ・サービスも、ヨッちゃんのものになるからねっ

え寧

ホント、谷沢さんて良い人なんだけれどそういうところ、ニブイよねっ

寧はニコッと微笑む

いや、あのそれって、香月セキュリティ・サービスが黒い森と連携するってこと

そうじゃないってば黒森は関係無いのヨッちゃんだけのものになるんだよっ

よ、よく判らないんですけれど

すると、関さんは運転席からオレに微笑み

そうね寧さんの言う通りね

香月セキュリティ・サービスは、丸ごとあなたにあげるわあたしが

いや、関さん

眼がキラーンとかしていますけれど

ヨッちゃんは、凄いねえうっふふふふっ