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オレに判るはずがない

うんにゃ正面から、殴り込んで来た

暴力団のトップがそこの暴力団は、11階建てのビルの7階から最上階までの5フロアを全部借り切っていたんだよで、最上階の会長室にターゲットが居ることを確認して、真っ正面から突撃してみた

正確には、正面じゃないかそこのビルには、出入り口が3箇所あったからあたしとイーディ、コーデリア、イーニーとミーニーの3グループで同時に突っ込んだんだ中に居るやつは、一人も見逃さない全員、殴って昏倒させるっていうプランで

それプランなのか

もしかして誰が一番先に会長室に到着するかで、賭けていたんですか

オレの言葉に恭子さんは、笑う

そんなのは、賭けないよ慌てる必要なんて無いもの確実に一人一人倒していくことの方が大切だからね

じゃあ

いつ、銃が出て来るかで賭けていたんだ

ほら、日本はアメリカと違って銃の携帯が違法だろでも、さすがに犯罪組織なら、銃ぐらい持っているだろうだからさ正面玄関から殴り込んだら、暴力団のやつらが何分ぐらいで銃を持ち出して来るかその時間を賭けていたのさ

ミス・コーデリアは突入から、10分以内に銃が出て来るって賭けたあたしは、10分以上は掛かるだろうって思ってたそれで実際は

くははははと、恭子さんは大笑いする

会長室に着いても最後まで、銃なんて出て来なかったんだよ

そうよ、どうなっているのこの国は下から順に5フロア全て占拠しても、銃を持った敵が一人も出て来ないのよ犯罪組織の人間なら普通は、みんな銃の2、3丁は持っているでしょう

多分恭子さんたちの進行が早過ぎたんだよ

多分、事務所の中に銃も何丁かあったんだろうけれど暴力団の事務所って、警察の捜索を受けることも予想しているから、銃なんてみんなどこかに大事に隠しているんだよ恭子さんたちの襲撃が、あんまりにも早いんで隠し場所から出すタイミングが無かったんじゃないかな

何よそれそれじゃあ、銃を持っている意味が無いじゃない

ミスコーデリアは、怒る

まあ、日本の場合暴力団が銃を使うのは、自分たちから攻撃を仕掛ける時だからね自分たちの総本部の事務所に、真っ正面から攻め込まれるとか想定していないんだよ抗争事件とかだって事務所の外で、車に乗る時とか、お店の中とか相手が無防備なところを狙って銃撃するのがほとんどだし外から、弾丸だけ撃ち込むだけとか本部事務所の襲撃なんて、この数十年の間には起きていないんじゃないかな

ったくタルんでるわよ日本の暴力団は

で、結局中に居た人間は全員、ブッ飛ばして気絶させたで、会長さんなんだけれど全裸にして、ロープで縛って、窓から外に逆さ吊りにしてみたよ

あ、吊したのは8階の窓からねあんまり高いところだと、下から見たときのインパクトが、かえって薄くなるから7階とか8階が地面から見上げた時に、一番ゾッとするからこれは、何回もやってみて、科学的に統計を取ってみた結果だから間違いないよ

そうよね昔はキョーコと一緒に、何人も逆さ吊りにしたわよねぇ

ミス・コーデリアは懐かしそうに言う

でも、ここは日本だから本当は、全身白く塗って、それから逆さ吊りにしないといけないのよね

えー、日本の伝統芸能でしょ真っ白に塗った人を、高いビルから逆さ吊りにするのは

ミス・コーデリアは何と勘違いしているんだろう

コーデリア暗黒舞踏は、伝統芸能じゃないんだよ

それに、最近は流行っていないからその子の年齢だと、知らなくて普通だと思うよ

全身白塗りするのに何で暗黒舞踏って言うのか、あたしにはよく判らないけれど

な、何なんですか暗黒舞踏って

本当の日本の伝統は全身白塗りじゃなくって、確か、身体全体にお経を書くんだよね

あの恭子さん

それで、耳だけ書き忘れる必ずだよそれが日本の伝統だから

判ったわ、恭子教えてくれてありがとう

ミス・コーデリアは納得する

いや、多分それ、違うでしょ

まずいよ、日本についての変な知識が伝わっちゃう

オレは、克子姉や渚の顔を見るが

あ、二人とも眼を反らす

だれか、間違ってるって訂正してよ

もちろん、オレにはできないけれど

寧とか、麗華は

麗華なんて、剣道やっていたんだから日本の伝統には、うるさいんじゃないのか

二人ともいない

あの身体にお経を書くのは、昔話です伝統では無いです

メグ偉いぞ

それに、耳だけ書かなかったのは、ただの失敗で本当は耳まで書かないといけなかったんです

あら、そうだったっけ

あ、わざとミス・コーデリアに、嘘を教えようとしていたんだ

あたしラフカディオ・ハーン読んでますから

ラフカディオ何

メグの言葉に、ミス・コーデリアが反応する

100年前にギリシャ生まれのイギリス人が、アメリカへ行ってジャーナリストになったのに、なぜだかその後、日本で学校の先生になったんだよそして、日本の昔話を集めて本を書いて日本で死んだそういう男がいたのさ

ミス・コーデリアは、特に興味を持たなかったらしい

はいはいはーい、みなさーんこっち見てぇぇ

寧が、部屋の入り口で叫ぶ

これから皆さんに、新しい仲間を紹介しますっ!

それっと、もしかして

はーい可愛いレイちゃんの登場でーすっ

戸口に恥ずかしそうに、長身の女性が現れる

ピンク地のメイド服を着ているが

ロングスカートなのに、足が長すぎて脛から下の生肌が露わになっている

手も袖が足りないなあ

メイドキャップを被った彼女は赤面して、震えていた

ほらっレイちゃん、みんなにご挨拶は

香月セキュリティ・サービスのトップ・エリートにして、撲殺剣士の異名のあるプロ護衛人、藤宮麗華は

寧に、練習させられたのだろう両手でスカートを掴んで、ひょいっと腰を折って頭を下げる

レ、レイですみなさんの仲間になりますっ

しかし、毎回食事シーンだけは必ず書いているような

恭子さんたちは、このまま学校へ行きますので

次話から、エッチ方向へ

作中の午後9時から、瑠璃子の処女喪失なので

多分、その前にマナかな

東京は雪で、寒くてたまりません

成人式の日ですが私は、なぜか自治体の呼んだゲストがアイドル歌手だったので、行きませんでした

何で、年下の子に壇上から祝われないといけない

ってこれ、去年も書きましたね

415.次のステージへ

わたくし変ですよね

ピンクの可憐なメイド服を着せられた麗華は恥ずかしそうに言う

そんなことない可愛いよ

恭子さんは真顔で、そう言う

問題無しよとっても、可愛いわ

ミス・コーデリアも

イーニーとミーニーも、頷いている