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いわゆるモデル体型だ

マルゴさんや恭子さんの格闘家体型とは違う

それなのに、しなやかで強靱な筋肉がバランス良く付いている

麗華がいかに日頃から肉体を鍛え上げ節制を心掛けているかが、よく判る

これは天才の肉体では無い

レイちゃん努力家なんだ

裸を見なければ判らなかった

あんな撲殺ステッキを軽々と振り廻しているから美智のような、天才タイプなんだと思っていた

そんな風に言われたのは初めてです

麗華が真顔で、オレに言う

そりゃそうだよっレイちゃん、今まで誰にも裸の自分を見せなかったんでしょチームも誰とも組まなかったって言ってたもんね

マナが、麗華に微笑む

そうですけれどあのわたくし

麗華の眼に熱いものが込み上げていく

お兄ちゃまにそういう風に言われてとても嬉しいです

レイちゃん

慌てて、寧と瑠璃子が飛んで来る

ほら、泣かないのレイちゃん

全裸の美少女2人に慰められて長身の女警護人は

ありがとうお兄ちゃま

泣きべそ顔で、オレに微笑む

レイちゃんねお兄ちゃまみたいな、兄弟がずーっと欲しかったのっ

ああ兄弟になるよ、オレレイちゃん

麗華の弟なのか、兄なのかよく判らないけれど

レイちゃんには家族が必要だ

麗華は、ベッドの前にしゃがみ込んで

よろしくお願い致しますお兄ちゃま

と今度は、自らオレにキスしてくれた

はぁくったびれたぁ

克子姉たちが、このアニエスの部屋に戻って来たのはそれから15分後だった

克子姉に渚みすずとメグも、帰って来た

マルゴさんは

今夜は疲れたから、自分の部屋でもう寝るってそりゃ、そうよ大徳さんたちの相手をしてたんだから

ジッちゃんの専任警護人大徳さんと、張本さんは、香月セキュリティ・サービスの手練れの中でも化け物中の化け物だ

その上、2人ともホモだし

マルゴさんも、相当神経を使ったんだろう

森下さんにも、上がって貰ったわ香月様のような方が、このお屋敷にいらっしゃるのは久しぶりだったから森下さんが居て下さって助かったわ

黒い森の番頭さんとして、長年、ミナホ姉さんに仕えてくれた人だ

とても、有り難いと思う

お茶の用意ができているから休憩してっ

寧が、笑顔でティーカップを手渡す

ありがとっあら、みんな裸なのねあたしも、これ脱ごうっと

克子姉は、緑色の派手なボンテージ衣装にムチを持っていた

SMの女王様、そのままの格好だ

久しぶりだったからすっかり、肩凝っちゃったわ

久しぶりというのは調教のことか

克姉、背中のジッパー下ろしてあげるよっマナ、克姉の肩を揉んであげてっ

寧とマナが、克子姉に取り付く

あら真緒はぐっすりね途中で、起きちゃったりしなかった

渚は裸の上に、オレの着ていたバスローブを羽織ったままだ

一度起きたけれどマナと瑠璃子が、添い寝してくれて大人しく寝てくれたよ

やっと、背中のアニエスが外れた

アニエスを起こさないようにベッドから、起き上がる

そうありがとう、2人とも

渚が、マナと瑠璃子に微笑む

しっかしやっぱ、渚は凄いわよねあたしが、あんなに調教に手こずってたのにさ

ボンテージ衣装を脱ぎながら克子姉が言う

渚はひらめきが違うよねまさか、あそこでバイブレーターを縦にして使うなんてさっ

バイブレーターを縦に

何がどう縦なんだ

しかも、3穴同時でしょあたしだけでなく、香月様もビビッてたわよよくあんなこと思い付くわね

克子姉の豊満なバストが服の中から、弾けるように飛び出して来る

調教の経験は、あたしの方があるはずなのに渚の発想は凄いわキレが違うわよあんた、ホント天才エロ事師だと思うわっ

エロ事師って克子姉

あのバイブレーターとは何ですか

瑠璃子が不思議そうな顔をして、尋ねる

調教というのもどういうことを意味するのか、わたくし、よく判らないのですけれど

その言葉に渚は

怖い顔をしてキッと、克子姉を睨む

香月様がお帰りになって、気が緩んでいるのは判るけれど言葉が軽いわよ

克子姉は謝る

バイブレーターというのは、セックスに使う道具だけれどそういう物に頼っていくと、愛のあるセックスはできなくなっていくのだから、みんなは使わないようにして

渚が全員に言う

それは女の身体に機械的に安易に、快感をもたらせてくれる物なのでも、一度そういう機械を使う快感に溺れてしまうと誰としているのかセックスしている相手のことを感じる力が衰えてしまうから

渚の声は、真剣だった

あたしたちわざと、あなたにバイブやローターを使ったセックスを教えないようにしているの本当は、これだけ相手にする女の子がいるからそういう機械に頼った方が、あなたにとっては負担が減ることは判っているんだけどでも、あたしたちあなたを、エロ事師にはしたくないのよ

あなたにはずっと、女の子を真っ正面から愛する男の子でいて欲しいのだから機械じゃなくて、あなたのオチンチンだけを使って、あたしたちを愛して

うんオレも、みんなの中に機械なんか入れたくないよずっと、オレのチンコだけだ

確かにバイブとかの使い方を覚えたら、オレの精力の消耗は減るんだろうけれど

それじゃあエロ事師だ

この子たちを、愛しているとは言えなくなる

きちんと1回1回オレのペニスで愛して、子宮に精液を放出しないと

愛のあるセックスにはならない

女の子たちもよ彼のオチンチン以外は、女性器に入れてはダメよ自分の指とかも、入れないようにして

えじゃあ、1人エッチできないじゃん

オナニー経験者の寧が言う

しなくていいわしたくなったら彼にしてもらえばいいんだから

渚はそう言う

この際だから、はっきり言うけれど他にもね今はまだ、あなたに教えていないセックスの技法がいっぱいあるの

克子や御名穂さんとも相談したんだけれどあなたも、本当はまだセックスを覚えたばかりでしょそれに処女だった子ばかりを相手にしているからだから、覚えたての子がすると、ケガをしそうなことは、なるべく教えないようにしているのよ

そこまで考えてくれていたんだ

渚は、女の子たちを見渡す

あなたたちにもアクロバティックなセックスは、見せないようにしてきたのマナちゃんとか、美智ちゃんはすぐに真似をしたがるでしょ

精神的にヘンタイっぽいシチュエーションのセックスは、してもいいけれど肉体的にヘンタイな体位のセックスは、まだダメよ美智ちゃんの身体が、どんなに柔軟でも彼の方は、普通の男の子なんですからね

うん判ったよそういうことは、全部、渚と克子姉に任せるから