こうして、後でのセックスの楽しみを増加させているのか
何となく、判ってきた
瑠璃子さんと美子さんは、シャワー室で着替えまで済ませてきた
今は普段、みすずが着ているのと同じ、お嬢様校の制服を着ている
うん和服から制服に着替えると
美子さんの巨乳さがよく判る
瑠璃子さんも15歳にしてはスタイルが良い
というかすっごい足が細くて長いな、この子
それはさておき
みすず何で、お前だけバスローブ姿なんだ
ごめんなさいすぐに着替えますから
みすずは、瑠璃子さんたちにそう言った
自分のカバンの中から着替えを取り出す
そこには、下着もあった
みすずまさか
バスローブの下は、裸か
旦那様お願い致します
みすずがそれが当然のことのように、自分の新しい下着を持ってオレの前に来る
オレにパンティとブラジャーを手渡す
瑠璃子さんと美子さんは驚いている
みすずは二人に、オレとの仲を見せつけたいのだろう
オレもいつものこととして、下着を受け取る
みすずが、バスローブの前を開く
白い裸身桜色の乳首
そして、無毛の恥部が露わになる
そのままみすずはローブを後ろに落とした
ほら、パンツから穿かせてやるから
みすずの足下に跪いて片足ずつ、パンティを穿かせてやる
それから、みすずの柔らかい足を滑らせるように引き上げて
キュッと締まったお尻を、薄い布地で包み込む
次はブラだ
ブラジャーをみすずのおっぱいに当ててお肉がちゃんとカップの中に収まるように
そして、背中のホックを填めてやる
全裸のみすずもセクシーだが下着だけというのも、なかなかいい
オレはチュッと唇にタッチする
みすずは、そんな軽いキスは嫌だとオレに抱きついて、長いキスを求めた
舌と舌を吸い合う
いつも黒森様は、みすず様のお着替えをお手伝いなさっているのですか
美子さんが呆然とした顔で尋ねる
二人で居る時は、必ずですね、旦那様っ
必ずってことは無いんだけれどみすずは、オレとの仲を自慢したいみたいだから
まあそうですね
女性の着替えを手伝うなんて、嫌ではないんですか
瑠璃子さんが、そんなことを尋ねてくる
いいえ、別にオレのみすずですから
瑠璃子さんは、釈然としていない
彼女のこれまでの世界観では、考えられないことらしい
瑠璃子さんだって、美子さんに着替えを手伝っていただいているでしょ
美子は女性ですしわたくしのお付きですから
あたしと旦那様だってとても親しい関係にありますあたしは旦那様に何一つ隠し事はありませんし旦那様は、あたしに嘘を吐かれたことは一度もありません
下着姿のみすずが瑠璃子さんに胸を張って告げる
裸になっても、恥ずかしくない間柄ということですか
むしろ、裸にならないと旦那様と愛し合えませんわ
裸でないと、愛し合えない
セックスの知識が無い瑠璃子さんにはみすずの言葉は、判らない
お戯れはそれ位になさって下さいお早く、お着替えを
関さんがみすずに言った
はい、済みません関さん旦那様着せて下さい
みすずが、カバンから制服を取り出す
ああ、判った
オレは、言われるままみすずに服を着せていく
瑠璃子さんの前で、オレに着替えさせられることにみすずは上機嫌になっている
関さん親しい男性に、着替えを手伝っていただくというのは、世間ではよくあることなのですか
瑠璃子さんが、関さんに尋ねる
上流階級の方々は皆様、それぞれ違う趣味をお持ちですから何が一般的なのかは、わたくしにはよく判りませんっ
うん関さんも、閣下の直衛になるまでは、色んな人の護衛に付いたんだろう
ま色んな人を見てきたんだろうな
だからみすずの行動を、止めることはできない
着替えているだけだし
でもみすず様が、本当に黒森様をご信頼なさっているということは判りましたわ
美子さんが、オレたちを見てそう言った
そうね黒森様も、とっても献身的でいらっしゃるし
瑠璃子さんも、そう言う
みすずの着替えを手伝うオレは、献身的に見えるらしい
月曜日ですもう
楽しい部屋と書いて楽屋と読みますが
あんまり楽しかった思い出は無いです
私は、裏方でしたから楽屋は入らないし
裏方の居る部屋は、スタッフルームと言うんですが
とある演出家の先生は、そこを自分の楽屋と言い張って
スタッフが肩身の狭い思いをしたことがあります
うーんわざわざ劇場へ来てから、立派な背広に着替える様な人でした
パンフレットに載せる写真を、有名な写真家に撮って貰ったり
演出家が前に出すぎる舞台はあんまり良くないですね
今日は、また暑くなりそうですね
240.出発前点検
いいえ、献身というのとは少し違いますわ
みすずが、瑠璃子さんに言った
今は旦那様が、あたしの着替えをお手伝い下さいましたけれど、あたしも旦那様には精一杯ご奉仕致します旦那様に尽くすことは、あたしの喜びですあたし自分は、この方を幸せにしてさしあげるために生まれてきたんだと思っていますから
みすずの答えに瑠璃子さんは、驚く
みすずお姉様にとってお兄様の存在は、そんなに大きいのですか
はい心から愛しています
みすずが、ニッコリとオレに微笑む
愛家族愛や、主従愛ならばわたくしも理解できますが男女の愛というのは、よく判りません
瑠璃子さんが知っているのは彼女が読んだ小説の一部に出てくる恋愛描写だけだ
それも、閣下が性的な表現のあるものは全て除外しているから
本当に、子供向けのおとぎ話レベルの恋愛物語しか知らないのだろう
あたし夜、寝る前と朝、目覚めた時に、必ず旦那様にお電話しています
まさかみすず
おしっこ許可の話をするのか
あれは瑠璃子さんに話すには、まだちょっと早いんじゃないか
そして旦那様の声を聞くだけで、あたし、安心できるんです嬉しくなります旦那様が、元気で居て下さるだけで嬉しいんです
こうやって、直にお会いするともっと嬉しくなります一緒に並んで歩くだけで、ドキドキします旦那様は、あたしがどんなお話をしても一生懸命聞いて下さいますあたしが何を望んでいるのか、何を求めているのかいつも、察して下さいますいつも本当に一生懸命であたしの心の壁を、飛び越えて来て下さるんです
みすずは、ニコニコと微笑んでいる
心の壁ですか
瑠璃子さんが真剣な眼で尋ねる
はいあたしも香月の家の娘として生を受けましたから人に対しては、心に壁を作って接して参りましたあたしの周囲の方々は大人の方も、学友の皆さんも、決して悪い方ではありませんがどうしても、あたしと接する時には、香月の家の力を感じてしまわれるようで