イーディは自分の気の技を、強化していくために
美智から、工藤流の稽古を習って、鍛錬している
だから、アタシもアタシの暗殺術を教えるネ
イーディのニューオリンズの暗殺教団に伝わってきたという暗殺術
普通の女の子らしく、歩くこともアタシにとっては、暗殺術の1つネ学校で、色んな子と交流するのも
わたしは、本当はもう日本語もちゃんと喋れるんですでもアメリカ人のわたしが、カタコトの日本語で話をする方が、みんな、率直に心を開いてくれるでしょうだから、わざと今はこういう喋り方をしているんですよ
ツラツラと流暢に
言葉を噛むこともなく
イーディは話した
日本語が拙いフリをしているとわたしの前で、平気で本音を話す人も多いですし
そりゃ、イーディは金髪に、褐色の肌に、青い眼
いつも人懐っこい笑顔で笑っているどこから見てもアメリカ人の元気溌剌、健康美少女だから
みんな、ここまで日本語が判っているとは思わないよなあ
わたしの仕事は、学校でDarlingやメグミに危害を加えそうな人間を事前にチェックして対処することだから暗殺者として
こ、殺すなよイーディ
と、イーディは
当たり前です殺したりしたら、Darlingが悲しむでしょだから、わたし、いつも半殺しで止めています生まれてきたことを、後悔させるでござるよニンニン
ニンニン
あー、シンドっ気持ち悪いネこんな、真面目っぽい喋り方は全然、アタシらしくないのネもーヤダもー、ヤラナイのネッ
と、コロッといつもの調子に戻る
そうそう、あの生徒会長のイワクラだっけアイツが手下を送ってくるからもう5人ほど倒しているヨ生徒会長イワクラの送る、次なる刺客はっていう、感じネ
ああ、最近大人しいなって思ってたけれど
岩倉さんの悪だくみに、オレが気付く前にイーディが、ブッ潰してくれてたんだ
判りました警護役には、日頃からの演技が必要だということですね
突然美智が、そう言った
そうそうそうそう、そういうことネ
でしたらわたくし、イーディに、学びます
ウンウンウンウンソウシナサイソウシナサイ
ニコニコ顔のイーディ
ちょっとイーディホントに、お前に任せて大丈夫なのか
すると、イーディは、オレに
結果的に、ミチが女の子らしく、可愛くなれば良いンデショ
ダッカラ、可愛く仕上げてアゲルノネ
まあそうなら、良いんだけれど
ドーンとアタシに任せなさいネ
イーディは、ドンと自分の胸を叩いた
大丈夫ですわ、旦那様あたしも時々、様子をチェック致しますから
もちろん構わないわよね美智
致し方ございません
美智はみすずには弱い
みすずが監督するのなら大丈夫か
わたくしも見ていますわミッチーとは、クラスメイトですし
まあ、この香月家の2人がチェックしてくれていれば美智とイーディが暴走することも無いだろうな
じゃあ、頼むよみすず、瑠璃子イーディも、美智のこと頼んだぞ
オッケイなのネぐっふっふアタシに任すのココロなのネ
こいつ本当は、ちゃんと喋れるんだよな
ま、いいか
これはこれで
食堂の前まで来ると
克子姉が、ドアの前で待っていてくれた
そちらの部屋でお嬢様が、あなたを待っていらっしゃるわ
食堂の向かいの部屋のドアを克子姉は、指差す
あ、判った
鷹倉姉妹についての話をしないといけない
3人とも娼婦でなく、オレの女にしてしまったことを
月子たちは、連れて行かない方がいいよな
怒られるかもしれないし
それでも、許してもらうしかないし
オレだけで、話をした方が良い
じゃあ、ちょっと行ってくるから
皆さんは、食堂にお茶の準備ができているわ
特に、鷹倉様たちは夕飯も、大して食べていらっしゃらなかったから、お腹が空いているでしょパンケーキがあるわよ
ロスト・ヴァージン前の緊張でみんな食事が喉を通らなかったみたいだもんな
頭を下げる月子たち
じゃあ、あたしたちお茶でも飲みながら、ヨッちゃんを待っているよ
寧が、率先してみんなを連れて食堂の中へと向かう
あメグミちゃん
克子姉は、メグに声を掛けた
お嬢様が、恵美ちゃんにも話があるからこの人と一緒に来るようにって
メグもオレと一緒に
みすずが、心配してオレのほうに寄って来る
いや、大丈夫だみすずたちは、月子たちを見ててやってくれえっと、下着や洋服の他にも、急いで必要なものがないかとか聞いといて明日買い出しに行かないといけないだろ
とにかく食堂の方を頼むオレの方はオレが上手くやるから
みすずと話すオレを月子、夜見子、ルナそれにアニエスまでもが見ている
大丈夫だってオレが、お前たちを守るって約束したろ
オレは無理に微笑んで、そう言った
はいですのルナ、パパに任せていれば安心ですの
アニエスが、そう言ってルナに抱きつく
月子と夜見子が、深々とオレに頭を下げた
大丈夫だよメグ、行くぞ
う、うんヨシくん
オレたちはミナホ姉さんが居るという部屋へ向かう
ほらほら、見てないでこっちは、こっちでお茶してよっヨッちゃんに心配掛けちゃダメだよっ
寧がみんなを食堂に誘う
オレは、ドアをノックした
ミナホ姉さんの声にオレは、ドアをガチャリと開く
どなたが書いていたのか忘れましたが
現代の女性の読者は、仕事を持っている男性にしか興味が無い
という文章に、ドキリとしました
そう言えば、ここ数年の女性の漫画家の先生たちの作品はみんな、何かの職業に就いている男性の話が多いように思います
3月のライオンの主人公がすでにプロ棋士になった少年だったり
いや、もしこれが少年漫画ならプロになった後ではなく、プロになるまでの物語に比重が掛けられるはずなわけで
694.取らぬタヌキの
お疲れ様座って恵美も
そこは6畳くらいの小部屋だった
壁に複数のモニターがある
食堂に一番近い監視室だ
ここが娼館だった頃は、食堂は娼婦たちの待機場所だったから娼婦たちは、それぞれこの部屋へ来て、自分のお客様の到着や他の娼婦の仕事ぶりを観ていたのよ
オレたちが、用意されていた椅子に座るとミナホ姉さんは、そう言った
食堂にも、モニターはあるけれど娼婦の中には、他人のことは気にしないっていう子もいるしねお客様とも事前にお姿を確認しないでお会いした方が、新鮮な反応になるとか
ああ、色々と人によって、作法が違うんだ
克子や渚はご到着の映像を、この部屋で先に確認してから、お客様と会っていたわ今日のお召し物はどんな物なのかとか、ご機嫌はいかがなのかとか先に知っておきたかったんでしょうねご自宅からいらしたのか、お仕事先なのかお仕事先からでも、接待なんかで、すでにお酒を召し上がっていることもあるし