Выбрать главу

いや、あの翔姉ちゃん

翔姉ちゃんは、ケロッとして笑っている

あのさするの

セックス

うーんとあなたは、したいの

質問に質問で返すのはいや、別にいいけれど

したいなら、してもいいけれどしなくていいのなら、このまま眠りたいわね

翔姉ちゃんは、オレを抱き締めてニコッと微笑む

仮眠を取れる時間が限られているしごめんなさい、あたし、結構疲れているの

翔姉ちゃんは、東京に来襲した関西ヤクザたちを掃討する陣頭指揮に立っている

男の人は、疲れてる時でもセックスしたくなるものだって聞いたけれどあたしには、そういう感覚は無いわね

このまま、大好きな人と抱き合って眠りたいだけよ

オレもこのまま、翔姉ちゃんと抱き合って眠りたい

セックスはびっくりするくらいの数、やってきたし

身体は、ぐったりとくたびれている

でもオレが疲れ切っている姿は、みんなには見せられないもんな

自分がどれだけ虚勢を張って、無理をしていたか

独りで自分の部屋に戻ってくるまでに、思い知っている

判っているわよあなたのことだから、今日もみんなのために一生懸命頑張ったのよね

翔姉ちゃんの優しい声がオレの心を包んでくれる

あなたは、あたしの誇りよあたしには、判ってる判っているからね

翔姉ちゃんは、オレを抱き締めたままオレたちの身体に、タオルケットと毛布を掛けてくれた

今日は頑張ったんだからもういいのよお休みまた、明日

ベッドサイドのスイッチで部屋の灯りを消した

翔姉ちゃんも、よくこの部屋に泊まるからそういう部屋の仕組みもよく知っている

ゆっくり休みなさい今夜はあたしが、あなたを守っているから

翔姉ちゃんの長身でキュッと締まった健康的な肉体が、オレを抱き締めている

オレを抱き枕にしている

でもオレ

翔姉ちゃんに抱き締められていると何だか、安心できる

オレは、翔姉ちゃんの腕の中で脱力した

全身の力が抜けていく

お休みなさいあなた

うん、お休み翔姉ちゃん

オレたちは、一度だけ唇を重ねた

そのまま、オレは

深い闇の中に落ちていく

スゥーッと眠りの中へ

眠りが深すぎて夢さえ見ていなかった

オレは眼を醒ます

部屋は暗い

まだ夜なのか

あ、ごめんなさい起こしてしまいましたか

薄暗い部屋の中でレイちゃんが、服を脱いで下着姿になっていた

翔姉ちゃんは

ベッドのオレの隣は、空っぽになっている

仮眠を終えられて、指揮車輌に戻られましたわたくしが、交代で仮眠を取らせていただきます

オレが寝ている間に気配を殺して、服を着て仕事に戻ったんだ

今、何時

午前3時過ぎですまだ、朝にはなりませんから、眠って下さいお兄ちゃま

レイちゃんは、オレと2人きりの時だけオレのことをお兄ちゃまと呼ぶ

麗華も、お兄ちゃまを抱き締めて、仮眠を取らせていただきます

うん、おいでよ

オレは毛布を開いて、レイちゃんを誘う

レイちゃんがオレのベッドに潜り込んできた

レイちゃんの身体、冷たいね

お兄ちゃまは温かい

外は寒いのだろうか

ほら、温めてあげるからオレにしがみついて

レイちゃんの肉体は翔姉ちゃんよりも、さらに鍛えられている

オレよりもずっと背が高いし引き締まった、闘う女の体だ

レイちゃんも大して休めないの

はい、仮眠ですから

レイちゃんも数時間だけの休憩時間を、オレと眠ることを選択してくれた

でも、麗華お兄ちゃまとこうやって触れ合っていると、安心します

だって、わたくしお兄ちゃまと家族のために、頑張っているんですから

守るべき人がいるということは素晴らしいことですね今のわたくしには、迷いがありません

薄闇の中でもレイちゃんが微笑むのが、判った

お兄ちゃまと、一緒です

いつでも、麗華はお兄ちゃまと一緒に闘っていますからね独りだけで頑張らないでもっともっと頼ってくれていいんですよ

レイちゃんもオレを抱き締めてくれる

今夜、オレの寝室に翔姉ちゃんやレイちゃんを呼んだのは

ミナホ姉さんと克子姉だ

今のオレには、何が必要なのか

どんな癒やしの時間を過ごすべきなのか

あの2人には、判っていたんだ

何でもないギッと抱き締めてよレイちゃん

レイちゃんの逞しい腕がオレを抱き締める

うん心地よい

みすずより年下の年少組と一緒に居る間はいつでも、平然としていなくてはならなかったオレ

隙を見せないようにってやっぱり、緊張していたんだな

あのまま、あの子らと一緒に寝ていたら身体が強ばったままになっていただろう

朝まで眠ってもきっと、疲れは取れなかった

でも、だからといって克子姉や寧の、豊満な肉体に包まれても

オレは、昨日、朝から晩まで、ずっとセックスを繰り返してきたから

セクシー過ぎる肉体には、拒絶反応を起こしていたかもしれない

今夜のオレには

翔姉ちゃんやレイちゃんの戦士の身体が合っている

強くて逞しい肉体が

何か、怖い物が現れても麗華が退治しちゃいますお兄ちゃまは、安心して朝まで眠って下さい

怖い物って

御名穂お姉様が、おっしゃっていましたお兄ちゃまは幼い時から、誰かに守られているという安心感に包まれて、眠ったことが無いって

今夜は、安心ですから麗華が一緒です撲殺ステッキも、すぐそこにあります麗華、強いんですからお兄ちゃまは、麗華の腕の中で安心して、お眠り下さい

その優しくも力強い声にオレは、全身の力が抜けていくのを感じた

レイちゃんにオレは、オレの命を預けて

安心して眠ってもいいんだ今夜は

このオレを抱き締めてくれている腕がオレを守ってくれている

いいんだ、オレ

オレはもう

お早うですの

アニエスの声に、ハッと目が醒める

すっかり、グッスリと眠っていた

もう朝だ

窓の外から、明るい陽光が差し込んできている

お早うございます、兄さん

Good Morningネ、Darling

おはようございます、お兄様

元気なアニエスの後ろに

おどおどしているルナ

ドンと胸を張っているイーディ

礼儀正しく、頭を下げる瑠璃子

みんな昨夜のままのバスローブ姿だった

バスローブの下は、パンティ1枚きりか

ようやく、頭が回り始めた

そうかこれが、朝の第1波のメンバーか

朝食を召し上がって、お仕事に戻られましたわ

ああ、仮眠の時間が終わってしまって

でも、オレが起きないように気を遣って、静かに部屋を出てくれたんだな

いいですのルナ

いきなりアニエスが大きな声でルナに言う