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問題ありませんわたくしもおります

確かに心月は心強いけれど

こうなると、安藤たちに心月を見せてしまったことが悔やまれる

夜見子さん、ちょっといいかな

おっぱいですか

いや、それは月子さんのおっぱいを堪能しているから、別にいいんだけど

まあ、折角だから揉ませてもらうか

うん、まあちょっと揉みながら聞こうかな月子さん、ありがとう

オレは、今度は夜見子さんのロリ巨乳を揉む

あう

ああさっきイッた感覚が残っているのか

で夜見子さん、ちょっと知りたいんだけど

鷹倉家の巫女が、完全な力を持つとどうなるんだ

完全な力を体験した大鳥総裁が実の娘だとしても、鷹倉姉妹を抹殺しようとしているんだ

そこまで怖れる巫女の力って、何なんだ

自分の思い通りに相手を支配するそれだけじゃ無いんだろ

夜見子さんの力は支配力だけだった

未完成で、未熟だからオレや、ジッちゃん、ミナホ姉さんには効かなかったし

今は、美智に気で抑え付けられてしまっているけれど

判りませんわ

ケロッとした顔で夜見子さんは答えた

だって、わたくしまだ、完全な巫女の力を身に付けておりませんから今のわたくしには、よく判りませんわ

あの亡くなったお母さんが、巫女の力を発揮しているところを見たこととかないの

仲裁は、17年前だもんな

ルナさんの誕生にも仲裁が関わったとしても

夜見子さんも月子さんも、まだ幼女の頃だ

巫女の様子を見ているはずがない

今の彼女の力と、真逆の力も持つのだと思います

美智が不意にそう言う

彼女の今の力は相手に自分の気を送り込み、意のままに操る力それももちろん未熟ですが巫女は逆に、相手の気を受け入れる力もあるはずです

気を受け入れる

どうして美智は、そう思うんだ

巫女の修行がセックスだからです

美智は即答した

それも娼婦のようにたくさんの男と交わるのが、修行だと言うのならその目的は、気を受け入れる鍛錬ではないかと思うのです

巫女が、相手に気を与えるだけでは片手落ちだからですそうして、相手の心を支配したとしてもその場限りのことにしかなりませんとても仲裁のような役目は果たせないと思うのです

そうかその場で、無理矢理、ヤクザ同士を手打ちをさせても

それが巫女の支配力によるものなら

自分の家に戻ってから落ち着けばまた相手へのわだかまりが湧き上がる

抗争は終わらない

なぜ、抗争しているヤクザの双方とセックスするのかセックスした結果が、何が起こるのかわたくしは、それを考えるのです

美智は何か答を思い付いたのか

はい、ご主人様おそらく、鷹倉家の巫女はセックスした相手の気を全て受け取るのだと思います

気を全部受け取ったらどうなるんだ

相手の男性の心の全てが見えます

心の全て

今の悩みも過去の後悔、わだかまりそれから、未来への不安心の中にある全ての事柄が巫女には見えてしまうのだと思います

はいヤクザという商売の人からすれば致命的です過去に犯した罪とこれから犯そうとしている罪を全て知られてしまうのですから

かつてやった過去の犯罪後悔や不満が残っていて心の中に渦巻いているものほど、巫女に知られてしまう

今、計画している犯罪楽しみにして期待しているものほど巫女に察知される

精神を支配され、心の中を見透かされるこの2つの力があるから、ヤクザたちは鷹倉家の巫女を怖れるのではないでしょうか

ああ多分、それで当たりだ

大鳥総裁が鷹倉姉妹を殺そうとしている理由が判った

かつて仲裁を体験した大鳥総裁は

姉妹の母親の巫女に心の全てを見られたんだ

過去の罪の全てを

怖れているものの全てを

それは大鳥総裁にとって、恐ろしい体験だったんだ

そして今巫女はいません

大鳥総裁にとっての恐怖の対象が佐竹組長の暴挙で、消えた

まだ、鷹倉家の娘たちが残っている

この姉妹を殺して、巫女の血を抹消しないと

大鳥総裁の不安は消えない

例え、それが自分の娘だとしても

全部、繋がった

オレの言葉を夜見子さんと月子さんは、不思議そうに聞いている

夜見子さん、月子さん

オレ守るからあなたたち姉妹を

こんな理由でこの子たちが殺されてはいけない

それはいいのですが

夜見子さんが言う

まだ、わたくしのおっぱい揉み続けられるおつもりですか

昔のマク*ナルドは高校生の女の子のアルバイトばかりだったのに

というか、当時は高校生になってバイトでもしてみたいと思った時に、マクド*ルドだと両親が許してくれたという

何か、妙な信頼感があったみたいです

20年以上前は

今は私の町のマクド*ルドなんて、オバサンやオバアサンしかいないです

どうして、こんなことに

661.聖と俗

さてオレたちの車が、夜の繁華街に到着する

大通りに面して並んでいる店のウインドウから、明るい伝統の光が溢れている

洋服屋ファーストフード靴屋居酒屋ラーメン屋

様々な店の看板が、煌々と道を照らしている

往来を歩くたくさんの人

翔姉ちゃんその辺の道端に停めて

オレは頼んだ

路駐の車が数台停まっているその間に、翔姉ちゃんはアメ車を停める

車内は暗い

これなら、車の中の様子は外からは良く判らないだろう

人が乗っていることぐらいは判るだろうけれど待ち合わせか何かで、たまたま停車しているだけだと思うはずだ

翔姉ちゃんの車は、ちょっと派手目なアメ車だけどこの喧噪の中では、特に気に掛ける人もいないだろう

夜見子さんも月子さんも外を見て

オレは、夜見子さんの14歳の張りのあるおっぱいを揉みながら言う

肩から掛けているバスタオルに隠れているからオレが彼女の胸を揉んでいるのも、外からは判らないはずだ

いっぱい、人が歩いていますよね

大学生風の若者

カップル

仕事帰りのサラリーマン

オバサン

OLさんかな

とにかく色んな人が、右からも左からも歩いている

だから何ですの

夜見子さんが、ムスっとしてオレに言う

そうですねああ、ちょうど正面にコーヒー店がありますね

250円ぐらいでコーヒーを売っているよくあるチェーン店だ

窓ガラス越しに、店内がよく見える

あそこに携帯を操作している男の人がいるでしょう

テーブル席に、20代の男が見えた

黒縁眼鏡に赤いTシャツジーパンに、汚れたスニーカー

ぼさぼさの金髪に、無精ヒゲ

職業は、全然想像がつかない

大学生かもしれないしフリーターとかかもしれない

サラリーマンでないことだけは確かだ