うううっママぁぁ、あたし愛は、吉田くんに犯されちゃう、犯されちゃうよぉオチンチン無理矢理入れられて中に出すってあ、赤ちゃんできちゃうよぉぉママぁ
そのためにセックスするんだからな
オレは、愛の耳に囁く
あ、愛ぃぃぃ
愛のお母さんがうめくがうん、ヨミが心をコントロールしているんだな
感情が爆発して、心がメチャクチャにならないように抑えている
ほら、愛最後に、お母さんの前でキスするぞ
ほら、命令だ愛の方から、キスして下さいって言え
うううっよ、吉田くんき、キスして
誰にだ
愛に愛に、キスしてキスして下さい
ほーら、お母さんが見ているぞ
オレは母親の前で、愛と唇を重ねた
愛の柔らかい唇の感触を、たっぷりと楽しむ
あ愛
うううーっ、ママぁぁッッ
キスが終わった瞬間愛は大声で泣こうとする
ダメだオレは、愛を逃がさない
さあロスト・ヴァージンだぞ愛
オレは、引き摺るように愛を抱いたまま、リビングから出る
寧と可奈センパイが撮影器具の入ったカバンを持って、オレたちを追い掛ける
ここが愛の部屋か
何て言うかすっごい、少女趣味だね
寧も、驚いている
何か赤毛のアンの家みたいね
そうかなあたしには、小枝ちゃんと木のお家みたいに見えるけれど
寧の例えはよく判らん
たしかに木製の家具が多いけど
すると、可奈センパイは
ああ、寧さんの言っている意味、判ったわ確かに、机もベッドもクローゼットもアメリカのアーリーカントリー調なんだけれどみんなこれ、フェイクなのね
ホンモノのアンティーク家具や、そういう形式を守って作られたデザインじゃないのよ製品のテイストだけアーリー・アメリカンで、イメージを似せているだけなんだわ子供向けのオモチャみたいなのよほら、オモチャ屋さんで売っている子供向けのドールハウスの家具って、みんなこんな感じでしょ
そう言われてもオレは、ドールハウスとかは、よく判らない
いずれにしてもここは子供部屋だね子供部屋のまんまなんだ
寧が愛の木製の本棚を見る
小学生の時の本とかそのまま、置いているんだ
うわっ、懐かしいあたしも、この絵本、持っていたわ
100万回生きたネコとベロだしチョンマね
寧と可奈センパイで本棚を物色している
この本棚も綺麗に過ぎるちゃんと、本の大きさに合わせて並べてあるし
うーん愛じゃないね愛は、ここまで細かくないからまさか、娘の本棚の整理までお母さんがやっているとか
可奈センパイが、愛に振り向く
愛答えろ命令だ
お母さんが、しています
小さな声で愛は、答えた
はぁ、やっぱりスッゴイわね普通の家のお母さんは、そこまではやらないわようちのママなんて、あたしの本棚にどんな本があるか何て全然知らないと思うしていうか小学校の頃の本は、もうほとんど残ってないわよこんな絵本とか親戚の子にあげちゃったし
可奈センパイの言う通りなんだろうな
愛は、もう高校生なんだから
それも女の子だ普通なら子供の頃の本は、処分するか、しまってしまうかだろう
こんな風に、まるで図書館の児童書コーナーみたいに、本棚に整頓されて並んでいるはずがない
寧さんのところは、どうお母さんとか、寧さんの本棚見たりする
あ、ごっめーんあたしさっ、お母さんもお父さんもいないんだよねっ
えホント
可奈センパイが、オレを見る
オレはウンと頷いた
ご、ごめんなさい寧さん
いいんだよっあたしの両親はね昔、アメリカで犯罪に巻き込まれて2人とも殺されちゃったのだから今のあたしの家族は、ヨッちゃんだけあのホントの家族だよっもっと広い意味の家族だと克子お姉ちゃんや、イーディや、ヨミちゃん、ルナちゃん、それにミィちゃんたちもそうだしいっぱいいるから
可奈センパイに戸籍上の家族と家族の違いは、よく判らないと思う
でも、そこでニコッと笑ってくれて余計なことを言わないのが、可奈センパイという人の素晴らしいところだ
ま、そのうちに話すよおいおいね可奈ちゃんとは、長ーい付き合いになると思うからさっ
結局、可奈センパイの普通の子のバランス感覚が
寧に良い影響を与えてくれていると思う
この2人は、親友になれると思ういやそうなって欲しい
しっかし、ホントにこの部屋は、綺麗に掃除されているわよねえ塵一つ落ちていないし部屋中、何から何までみんな綺麗に整頓されているし
うん、寧さんのさっきの言葉で気付いたんだけれどここは、アレみたいなのよネズミ-ランドとかの清潔さ何もかもが、消毒されているみたいな
ああ、バイ菌がいないって感じよねそれでいて観光地のホテルみたいな、消毒薬臭さはないんだよ匂いまで、子供向けに付けてあるみたいな
そうね徹底して、子供部屋って言うか子供の王国ね
2人が部屋の中を見廻して、そう言う
愛ちゃんのお母さんはどこまでも、愛ちゃんを子供のままでいて欲しかったんだろうねだから、こんな部屋にしているんだ
毎日、愛が学校に行っている間に徹底的に整理整頓して、お母さんの理想の子供部屋をキープしていたんでしょうね
愛の母親が愛を子供のままの姿で閉じ込めるために維持している
現実の愛は、もう高校1年生なのに
でも、よく愛は平気よねもっと大人っぽい部屋にしたいとか、思ったことないの
可奈センパイが、愛に言う
愛は黙り込んだままだ
無いんだよ子供の頃からずーっと、お母さんに守られて、このまんまで来たから愛ちゃんには、自分の趣味とか好みとかは無いんだよお母さんの着せてくれる服を着て髪の毛も、お母さんに全部やってもらってたんだし
母親に毎朝、髪を梳かしてもらっていたということは
愛は、愛の好みの髪型をしているんじゃないんだ
何もかも愛のお母さんが、愛はこういう娘でいて欲しいというイメージを押し付けられてきただけで
でも、それが当たり前だと思って来たからお母さんがいないと何もできない子だもんね愛ちゃんはだから、自分から自分は、こうしたいっていう思いは出て来なかったんだろうね
ちょっとさ空気を入れ換えましょうよ寧さん、この部屋、絶対に空気が悪いって
そうだねっ可奈ちゃん
可奈センパイと寧は部屋のカーテンを大きく開け、窓を開けて、外の空気と光を採り入れる
はぁぁ、やっぱり外の方が、良い空気だわっ
そうですよ絶対、この部屋空気がこもってましたから
ホント、良いコンビだな
この2人
よっし、ではまずカメラのセッティングをします
はいっ、寧さん
可奈ちゃん、電源探してっ