とりあえず、1週間なんでしょ
う、うん愛と愛のお母さんは、1週間したら家に帰すからこの1週間は、母親と娘だけの異常にくっ付きすぎている関係を見直してもらいたいだけだから愛は、自分で自分のことをする習慣を身に付けて欲しいしお母さんには、愛に干渉するのを止めて欲しいから
このお屋敷の中での集団生活を通して今までの自分たちの生活を顧みる
それが、オレの狙いだ
別に1週間でなくずっと、あの親娘をここに居させてもいいのよ
ミナホ姉さんは、オレを眼を見る
何なら仲の余り良くないお父様との離婚交渉だって、あたしが弁護士を立ててやってあげてもいいし
それより、良信あなた、愛さんとはもう何度もセックスしているけれど
愛さんのお母さんとはセックスしないの
ミナホ姉さんは、鋭くオレに尋ねた
いやあ、それは考えていなかった
そうやっぱりね
ミナホ姉さんは、コーヒーを一口啜る
ほら、良信も飲みなさい温かいうちに
あ、うんそうだねありがとう
オレも、ミナホ姉さんの入れてくれたコーヒーを飲む
あの年齢のおば様は、良信は苦手なのよね
自分のお母さんのことを思い出してしまうんでしょ
だから、セックスも考えなかったあなたは、自分のお母さんとセックスすることなんて、絶対に想像しないですものね
オレと母親の関係は
あなたが愛さんに強く執着したのもよく判るのよあなたと愛さん、まったく境遇が真逆ですものね
境遇が逆
愛さんは、お母さんに過剰なまでに溺愛されていた何もかも監視されお母さんの希望通りの可愛い娘になるように育てられてきたわ
そうだ愛は
そして、良信の方は自分の母親に完全に無視されてきた育児放棄でしょ育てられていないし存在していることさえ、無視されてきた
オレはそうだ
あなたのお父様が、あなたをあたしの家の養子にしてしまったことさえいまだに気付いていないんだから
オレの母親はオレがまだ、あの暗い家に
台所のボロっちぃソファで寝起きしていると、思っているんだろうか
いや、もうとっくにオレという息子の存在を
自分が子供を産んだという記憶さえ、忘れてしまっているだろう
そういう境遇で生きてきたあなただから愛さんの母親に依存しきった生き方が許せなかったんでしょだから、何としてでも母親から自立させたいって思ったのよね
いいのよあなたは、そういう子でいいの自分の中の真っ直ぐな心に従って、生きていきなさい
そうか、オレ愛が、羨ましかったんだ
母親に、徹底的に構ってもらえる愛を
それはどうかしら羨ましくはないでしょああいうのただ、あなたは愛さんとお母さんの関係が、とても不健全で気持ち悪いって感じたのよだから、あなた自身の流儀で、愛さんを塗り替えてしまいたかったんでしょ
オレの流儀セックス
ああ、そうかだから、この屋敷の庭で愛と2人きりになったら、オレはもう一発、セックスしちゃったんだ
愛の家での寧や可奈センパイたちに見守られているセックスだけでは満足できなかった
がっつり、2人きりで愛を犯したかったんだ
あなたの判断は間違っていないわよあそこでの、あなたと2人きりのセックスがあったから愛さんの心は、和らいだのよ今は大分、あなたに靡いているあなたの言葉だと依存ということになるんでしょうけれど
ミナホ姉さんは、そう分析した
二人だけの時間を持てて、そしてあなたが極めて、真っ正直に愛さんを求めたからよまああなたは、どんな女の子にも嘘は吐かないから全身全霊を掛けて、本気で相手の女の子の心と身体を貪り尽くすからそれは、女にとっては至福なのよ男にそんな風に愛されることはだから、あなたとセックスを重ねた女の子は、みんな陥落しちゃうのよねそれは、そうなんだけれど
オレは男で女の子の気持ちは判らないから
まあ面白い1週間になると思うわあなたにとっても家の中に、自分の母親と同年代の女性が居るというのは、新鮮な刺激になるでしょうし
そう言えば初めてなんだな
そういう生活は
愛さんみたいな子の存在はみんなを刺激するわアニエスやマナさんには、すでに良い影響を与えているようだし
何かを教えてあげる対象だから
いや、アニエスはルナとの間に、そういう関係を築いているはずだったんだけれど
アニエスがルナに勉強を教わりルナがアニエスにセックスを習うという関係は
ルナが人の心を読む力の持ち主だということで、破綻していたもんな
ルナは克子姉たちのセックス・テクニックを直に学び取っていたから
その上、ルナは賢いんだよなあアニエスよりも、ずっと頭が切れる
ああ、そうか愛は、普通の子だからアニエスやマナと、思考のスピードが合うんだ
そういうことよ人の相性の良さは、思考の速さが合うことで決まるのよ寧と可奈さんが、そうでしょ
なるほど確かに、寧と可奈センパイが良い関係なのは、頭の回転スピードが一緒だからだ
良信はこうやって、人を増やして、家族を補強していくのね
あたしには、考えつかなかった方法よあたしは少数精鋭で、自分と考えの合う人間だけが揃っていれば、それでいいと思っていた女だから
ほら、思い出しなさい今年の春あたしが、白坂創介への復讐のために選んだメンバーは、克子とマルゴと寧だけだったのよそもそもは
渚すら、当初のメンバーには入っていなかった
そして、オレは最初は黒い森のメンバーでなく
白坂創介の愛娘である雪乃をレイプするための道具として選ばれた
でも、ダメなのよねどんなに優秀な人を集めても、少数のグループは思考が偏るわバランスの取れない歪な人間の集団になってしまう
ホントあなたが来てからよ良信は、いつも、あたしの想像を超えた思考と行動をするからそしてどんどん、恐れずに、思考の異なる女の子たちを引き込んできたから
節操が無いんだよオレは
いいえでもダメな子は一人もいなかったわあなたは、ちゃんと見る眼を持っているあなたが愛した結果どの子も、何倍も綺麗になっているわ自分に自信を持って、明るく楽しく精一杯生きている子に変わったのよあなたは、そういう子しか選ばないし、抱かないわ
オレが何かをしたんじゃないよみんなが、自分で自分を変えたくて、それで変わったんだ
そのキッカケを作るのは、いつもあなたなのよあたしには判るわだって、あたしだってそうだものあなたに出会ったことで、変われたんだもの
だから判るのよ愛さんもきっと変わるわ今の姿からは想像できないぐらい、素敵な女の子になるでしょうね他の子と同じ様に
そうなら、いいんだけれど
そして、あなたは新しい子を引き入れて家族を補強していくのよ新参が家族に良い揺らぎを与えて調和させていくのどんどん、人間関係のバランスが良くなっていくのよ1週間後には、もう結果が出ているはずよ愛さんが参加したことで、あたしたちはまた良くなるわ