黒森様のことですわ
あなたが、どんな方なのかどんどん判らなくなっています
そうですわ何なんですか、パンがどうとか
夜見子も、爆発する
いや、それはオレ、今、パン屋になる修行をしているから
何故です黒森様は、こちらのお屋敷のご当主になられるのではないのですか
えっと当主は、ミナホ姉さんだしオレは、パン屋の方がメインでそりゃ娼館の仕事も手伝うけれど
わけがわからないですわ
うんそういや、そうだな
この男は、どうせ何もかもメチャクチャなんだから理解しようとするだけムダよ
雪乃が、小馬鹿にした感じで夜見子に言う
そしてこの下品な女は、誰なのですどうして、こんな女の発言を、皆様はお許しになっておられるのですか
あたしのどこが下品よ
全てです強いて言えば、言葉ですあと、お顔も
何ですってぇぇぇ
対立する夜見子と雪乃
騒がしいですお二人とも
美智が鋭く言う
強引にその口を閉じさせないと、判りませんか
雪乃も夜見子も美智の気の怖さはよく理解している
いえ何でもないですわ
あ、あたしも黙るわよ
静かになる2人
美智を怒らせたら駄目ネぇ
イーディが、クッシッシと笑う
昨日、京都で感じた夜見子さんのお力が失われているのは美智さんが制しておられるからですか
はいわたくしが気を当てて、破壊致しました
美智はわざとそう言う
実際には、夜見子の力は失われていない
美智の強い気で、抑え込んでいるだけだ
だが、それを知ってしまうとまた夜見子がいい気になるのが判っているから
今は敢えて破壊したことにしてある
今後、ご主人様との正しいセックスを経て力を発揮する精神のシステムが復元する可能性もございますが今のままでは無理です元には戻りません
そう言って夜見子を突き放す
じゃあ、致しますわセックスわたくし、まだセックスというものがどんなものなのかよく判らないですけど
夜見子が宣言する
巫女の力を得ることができるのならわたくし、どんなことでも致しますわ
パパミコって何ですの
つーかさ、何、エキサイトしているのよこの子
雪乃も鷹倉家にまつわる話は、全然知らない
まあ、色々あるんだよ面倒なことがさ
オレは鷹倉3姉妹を見る
これから、この子らを順番に犯していくわけだが
でも順番が違うな夜見子は、1番じゃ無い
オレはそう感じる
な、何でですの
今の夜見子じゃセックスしても、巫女の力に目覚めるのは無理だよ夜見子、自分のことばかり気になってて周りの気を感じられない子だから
そんなことはありませんっ
そんなことあるっての
では、わたくしを一番にして下さいませ
月子がオレに言う
わたくしは長女ですしわたくしが先に黒森様にしていただくのを見学していただいた方が、夜見子様もご安心できると思います
この人は夜見子に対するコンプレックスが本当に強い
いやそれは駄目だな
オレは月子の方が巫女に目覚める確率は上だと思うんだ
月子の方が内面に溜まっている気は大きい
それに、夜見子よりも精神のセルフコントロールができている
夜見子は自己主張が強いだけで、心は閉ざしたままだし
月子の方が、まだ他人に対しての興味を持っている気がする
だから、月子こそ他の子のセックスをよく見て、研究して、自分の番に備えて欲しいんだ
そういうわけだからルナ、お前が最初だ
ルナの顔が、恐怖に震える
本当に怖い上司は
自分がハメた部下に対して
いやいや、本当に申し訳ない上の人間にも抗議したんだが、どうしても君の処分を覆らせることはできなかった自分の力の無さが悔しいよ
とか、泣いて見せて
ハメられた部下の方が、それから何年も
あの人は人情味のある、良い上司だったうちの会社で、オレのことを判ってくれたのは、あの人だけだよ
と、本気で言ってたりする
ていうか、そういう可哀想な人を知っています
あなたが左遷された理由は、その上司のせいなんですよ
とは、とても教えてあげられない
まあ、教えても信じないんだろうけれど
668.指さし確認
あの大変申し訳ございませんが、黒森様
月子が、オレに言う
ルナ様からというのはお許しいただけませんか
ダメだルナからする
せめて少しだけ、考える時間をいただけませんか
食い下がる、月子
何を考えるんだよそんなの時間のムダだろ
オレは突き放す
だいたいさお前たちは、3人とも娼婦になるってジッちゃんに約束して、ここに来たんだろホントに娼婦になれるかどうかは、オレが適性を検査するけれどそれでも、娼婦になるってことは、男とセックスするってことなんだぜ
それはわたくしどもは、娼婦というものがどんなものかセックスというものがよく判っておりませんでしたから正直、今もまだよく判っておりません
月子は、俯いてそう言う
そんなのは、そっちの都合だろオレたちの知ったことじゃないよ
あたしたちも香月様とお約束した以上、今更どうすることもできないわよ
克子姉が月子に言う
そうだ、これは黒い森がジッちゃんから請け負った仕事でもある
いい加減なことはできない
そして、ルナだけは年齢的に娼婦に向いていないからオレのセックス奴隷になるってことで、ジッちゃんから引き渡されたその時に、月子たちも居たよな
結局のところ、娼婦とかセックス奴隷とかの言葉の意味を、鷹倉姉妹はよく理解していないのだから
あの場は、ジッちゃんの貫禄で強引に押し切っただけだ
内心では、全然納得していないだろう
だいたい、ジッちゃんに保護を求めて東京に来たのに、末の妹を勝手にセックス奴隷として売り飛ばされるなんていうのも無茶苦茶な話だ
だが理屈はどうでもいい
故郷の神社を追われ、2つのヤクザ・グループに命を狙われている鷹倉姉妹には、何の後ろ盾も無いのだから
ジッちゃんやオレたちの要求を拒むことはできない
ですが、せめてわたくしからわたくしから、してはいただけませんか
そう言う月子にアニエスが
どうして、そんなにパパを怖がっていますの
いや、オレを怖がっているんじゃなくって
パパとのセックスは、とっても気持ち良くて楽しいですのに
きょとんとした顔をしてアニエスは、言う
うんと最初の10回ぐらいは、ちょっと、お股が痛いですけれどすぐに気持ち良くなりますの気持ち良くって、幸せな気持ちになりますの本当ですアニエスが保証しますの
そして、ルナを見てニコッと微笑む
この子がパパとセックスするのでしたら、アニエスも協力しますの嬉しいですのお腹の底に、パパの温かい精液をいっぱい注いでもらったら、この子もアニエスと一緒になりますの