イーディは、平然とそう答えた
何が、不幸だって言うんです
笑いの無い人生は味が無いノネ色が無いノネ生きる張りあいが無いノネ
イーディは、一歩も引かない
ミセス・キヨハラは何でもキチンとできる人なのネそれは、アナタのパン作りを見ていたら、よく判ったノネアナタは言われたとおりに、レシピ通りに、間違いなく作るネだから、レシピ通りの美味しいものはできるネデモ、アナタの作ったモノはレシピ以上には美味しくならないノネアナタには、自分で工夫してみるトカこうしたら、もっと美味しくなるんじゃないかトカソウイウ想像力が欠けているネソレカラ、自分が作ったものを食べる人を喜ばせようというような、相手を思う心も無いノネ
アナタは、娘さんを支配しているけれどそれは、娘さんが常に自分の方を見させたいからナノネ娘さんが自分に依存してくる環境を作ることで自分の存在と存在意義を確立しているノネツマリ自分のためナノネ娘のためでないホントは、娘のことなんて思っていないノネ
何も知らないくせに勝手なことを言わないで
愛の母親は、ギロッとイーディを見る
ううんイーディさんの言う通りだと思うよ
ここ何日か喜代原の小母さんは、愛さんとあんまり接触できなかったからだから、ボクやアニエスちゃんやコヨミちゃんに、ずっとアプローチしていたよねあれって、ボクたちに優しくしてくれてるみたいだったけれどホントはそうじゃなくって、小母さんがボクたちの保護者の立場になりたいんだよねそういう存在になりたいだけでホントに、ボクたちのことを思ってくれているわけでは無いんでしょ
ルナの言葉にコヨミちゃんが、悲しそうに愛の母親を見た
ち、違うわあ、あたしは、本当にあなたたちを可哀相だと思ったから
可愛そうボクたちが
そ、そうよあんな変な屋敷の中で頭のおかしい人たちに、閉じ込められてハレンチなことを強要されている、あなたたちが可哀相だと思ったから
可愛そうなんかじゃ、ありません
小さな声でコヨミちゃんが言った
わたし可哀相じゃないですから
愛の母親は
で、でも誰かが、あなたの母親になってあげないといけないって思ったのよあたしは
愛の母親とコヨミちゃんは、ここ数日、惹かれ合っていた
愛娘をオレに奪われて心の中で永遠の子供を求める母親と
実の母親を失ったばかりの幼い少女
でも、その繋がりが今、プツンと音を立てて断ち切られる
でも、わたしのお母さんはあなたではないですから
コヨミちゃんは言った
あなたは違うんです違ったんですやっぱり
何を言うのよあなたみたいな小さな子が、無理をさせられるのはおかしいのよ間違っているのよ
間違っていてもオレたちは、こうやって生きているんだよこうして生きていくしかないんだよ
コヨミちゃんがオレを見る
オレには、母親がいたけれどいや、まだいるけどいるはずなんだけれどでも、いないんだオレは母親がいたけれど、いないも同然でだから、よく判らない母親とか、家族とかホントに判らないんだオレは
それが、オレの生きてきた人生だ
何を言っているのあなた
怪訝な顔で、愛のお母さんがオレを見る
あなたには、オレのことは判らないと思うだから、オレもあなたのことは判らないみんな、自分の人生以外のことは判らないんだ
オレは、コヨミちゃんに
オレはオレには、今のコヨミちゃんの気持ちは判らないオレは、コヨミちゃんみたいに母親を失くしたことはないしそもそも、コヨミちゃんが清美さんと、どういう母子だったのかだって知らないしだから、オレにはコヨミちゃんを助けることはできない
ジッとコヨミちゃんはオレを見ている
でも、オレたちは縁があって、出会ってしまったそして、今のコヨミちゃんは悪いけれど、オレたちと一緒に生きていくしかないんだよそのことは、判っているよね
鷹倉神社の巫女の血を引く者たちは
黒森家がまとめて管理することになっている
それは、ジッちゃんにそう約束したからという理由だけでなく
鷹倉3姉妹とコヨミちゃんが、巫女の力を悪用しようと考える連中から身を守るために
コヨミちゃんにも今は、月子たちと同じ所で暮らしてもらうしかない
判ってますわたしたちが同じ人を、ご主人様にするしかないということは
コヨミちゃんは、言った
月子さんたちがあなたを選んだのなら、わたしもそうするしかないっていうことは
ちょっと何を言っているの
驚く愛の母親
あなたまさか、この子にまで酷いことをするつもりなの
するとコヨミちゃんは
ごめんなさい小母さんには判らないことなんです
巫女のことは一般の人たちには、話せない
こ、コヨミさん
自分とコヨミちゃんとの間に、何らかの絆が存在していると信じていた愛の母親は絶句する
う、うんママには判らないことなんだよね
あ、愛ね最近、愛でもできること1つだけ、見つけたの
そ、それはねせ、セックス
娘の言葉に、ギョッとなる母親
な、何をバカなこと言っているの
愛はぜ、全然せ、セックスも上手くないんだけれどそれは、自分でも判っているんだけれどあうううっ
一生懸命、愛は言葉を紬ぎ出そうとしている
愛頑張れ
ゆっくりでいいから自分の気持ちを話しなさい
オレとカナ先輩が、愛を応援する
あ、あのね愛、ここのところ毎日よ、吉田くんとせ、セックスしているでしょあれ、レイプかえっと
それはいいからどうせ、そのバカの場合は、セックスもレイプも同じになっちゃうんだからさ
雪乃が、苦々しくそう言う
あ、判るあたしの時もそうだったもの
結局、Darlingはどうしたって愛が溢れて、零れだしちゃうノネだから、誰とでもラブラブになっちゃうのヨ
あ、あたしはま、まだ、よく判らないし何で、あんなことをするのか何で、あんな恥ずかしいことをしなくちゃいけないのか全然、判らないけれど
しなくていいのよ早く、この催眠術が解ければこの子たち、全員、警察に捕まえてもらうわこの子なんて、死刑よ絶対に死刑にしてもらうわ
愛の母親が、オレを睨む
もっとも、愛を犯した罪よりも自分から娘を奪い取ったことの方が、罪深いと感じているんだろうな
オレを、死刑にしたいと思うくらい憎んでいるんだ
小母さん落ち着いて少し、黙ってて
ルナが力を使う
愛の母親の感情が爆発する前に抑え込んだ
そう、そのまま愛さんの話を聞いていて下さい
ええ、愛続きを話なさい
可奈センパイが、愛を促す
こ、この人と吉田くんと、せ、セックスするといえ、レイプされるとな、何か、変な感じなんですあたし