それの主人公が着ているらしいんだけれど
ちなみに誰
ニコラス・ケイジ
あんたと全然違うじゃない
そうなんだよ
でも、みすずはオレに変な格好をさせたがるんだよ
子供をさ遊園地に連れて行って、貸衣装でコスプレさせている感覚なんだよ
ミィちゃんはさヨッちゃんが居てくれたら、何を着ててもいいんだよだから、ヨッちゃんに色んな格好をさせて、楽しみたいんだと思う
ああ、別にカッコよくならなくてもいいのねそれなら判るわ
雪乃が納得する
あの子は、ほら心の奥の奥まで、裸になれる相手はヨッちゃんだけだからさ
みすずも屈折しているからな
そうね完全にこのバカだけを信じ切っているもんね
そっかみすずには、オレしかいないから
オレが、今よりカッコ良くなるとか気にしないんだ
むしろオレに色んな面白い格好をさせて、ニコニコしたいんだ
若い母親が、子供にお姫様や魔法使いや勇者のコスプレをさせて写真を撮りたがるみたいに
愛ちゃんは、どうヨッちゃんに、どんな格好をして欲しい
寧が愛に尋ねる
愛は、ポッと顔を赤くする
よ、吉田くんはは、裸でいいです
あ、愛もすぐには、裸になりますから
モジモジして、そう答える
んまあいいわこの子はあたしとは、真逆の性格だってことは、よーく判っているから
生きているスピードが違うのよね頭の回転があたしは、ほらぐるんぐるん、高速回転する方だけどこの子は、ゆっくりだから
いや雪乃は、ただ単にせっかちな正確なだけだろ
本当に頭の回転が早い子は他にいると思う
そのまま、愛は赤い顔でうつむいて黙り込んでしまった
車が、愛の自宅の前に着く
真琴さん、ここに停めておいて平気ですよね
克子姉は、荷室の真琴さんに尋ねる
は、はい大丈夫ですわここでしたら
ああ、狭いところで小さくなっていたから、苦しかったんだな
今すぐ開けますからちょっと待ってて下さい
克子姉が、サイドブレーキを引いた瞬間にオレは車外に飛び出す
バンの後ろのドアをガチャリと開けた
ふはぁ
ぷはぁ
ルナ、コヨミちゃん、真琴さんが大きく深呼吸する
息苦しかった
でも、面白かったよね
12歳の従妹同士は、そんなことを言い合う
真琴さんは
車の外に降りて、腰を押さえている
やっぱり、40歳近いと体が固くなっているんだな
はいはいはーい、早く中へ入ろうよっ
寧に促されて真琴さんは、家の鍵を開けた
数日前に来た時とは違って今度は、真琴さんの許可を得て中へ入る
あほんの何日か留守にしただけで、やっぱり空気が籠もるもんなんだ
そんな風に感じた
そうね真琴さんとっても綺麗好きだから、そんなに汚れてはいないけれど
克子姉が、室内を見廻す
真琴さんは、潔癖症じゃないかってくらい家を清潔に保っていた
愛の部屋なんて、ホコリ1つ落ちてなかったし
でも、窓を開けて空気を入れ替えてお掃除しましょうね
わたしも手伝います
12歳コンビが、真琴さんに言った
あたしはしないわよ肉体労働は、しないことにしているから
いや、雪乃最初から誰もお前には期待していない
オレは、昔の雪乃の自室がどれだけ汚れていたかを知っているし
いいんじゃない雪乃ちゃんは、そこのリビングでお茶でも飲んでテレビでも観ててよ
寧が、苦笑する
じゃあ1階と2階に別れて掃除しましょうか
克子姉が、そう提案すると
あうえ、えっとあの
愛が、真琴さんを見る
ま、ママあ、あたし
どうしたの愛
娘に尋ねる
あ、愛はよ、吉田くんとせ、セックスしてていい
あ、愛吉田くんに、お礼がしたいの
お、お礼
愛は今の愛は他に、お礼する方法がお、思い付かないから
すると、真琴さんはオレを見て
娘のことお願いできますか
何も知らない子ですけれどお願いします
いいんじゃないあなた相手をしてあげなさい
そうだね今日はむしろ、愛ちゃんの方にご褒美をあげなきゃいけないもんねいっぱい頑張ったんだからうん、ヨッちゃんに甘えておいでっ
兄さんも愛さんと2人きりの時間は初めてだよね
確かに今までの愛とのセックスは、必ず他に誰かが居た
そういえば2人っきりってのは、初めてなのか
兄さんにとっても、良いことだと思うよこれって
ルナは、意味深なことを言った
お掃除は、わたしたちに任せて下さい
コヨミちゃんはつまり、真琴さんの方はみんなで見ていてくれるいうことか
ほらほら、早く行きなさいよメグミもイーディも星崎先輩もいないなんてのは、なかなか無い機会だと思うわよ
雪乃の言うとおりかもしれない
き、来て
愛が、オレのシャツをククッと引っ張る
あ、うんじゃあ、みんな悪いけれど
気にしないで、楽しんでおいでよっ
こっちは、あたしたちに任せなさい
兄さん、ごゆっくり
寧や克子姉たちの明るい声に送られて、オレは愛と2階への階段へ向かう
愛が、オレより先に階段を昇る
制服のスカートの中の、愛の白い下着が見えた
小柄な愛の細くて白い足太もも、小さくて丸いお尻
愛は、オレの視線に気付いたのか下にいるオレを見る
い、いいの見せてるから
愛は、赤い顔でそう言う
お、お礼も、もう始まっているから
愛、お前車の中で、ずっと考え込んでいたのは
そ、それでこのお礼この後、30年ぐらい続くから
や、やっぱり50年にする
わ、判った100年100年でいいから
いや、オレは別に最初の30年に不満があったわけじゃ
100年生きられるかは判らないけれどい、生きている限りは何とか頑張る
愛はそう言うとわざとスカートの中が見えるように、お尻を振りながら
でも、不器用だから変なリズムで
階段を昇って行った
オレも慌てて追い掛ける
ええっとす、座って
相変わらず、大草原の少女趣味全開な愛の部屋に入った
ドアを閉めると、愛にオレをベッド示した
仕方なく、ベットに腰掛ける
愛は、ガチャリと部屋に鍵を掛けた
へえ、ドアに鍵が付いているんだ
オレは驚いた
愛を溺愛していた真琴さんは、愛の部屋には鍵を付けていないだろう思っていたから
ま、ママは愛の部屋の鍵を持っているから
この鍵はパパ用
パパが愛の部屋に入って来ないように
愛は、真琴さんの夫の本当の娘ではない
だから真琴さんは旦那さんを信用していないんだ
娘に襲いかかるんじゃないかと心配して部屋に鍵をかけさせている
ああ、この夫婦の溝は果てしなく深いなあ
部屋に入ったら鍵をかけなさいって、言われてるの