スロー会だけネ
雪乃の言葉に、イーディと愛がうなづく
あ、あたしはどうしたらいいの
そう呟くメグを見てオレを抱き締めている愛は
恵美さんはちょっと、慌てん坊なんだと思う
考えて答えを出すのが早すぎそれで、いつも間違った方向へ行ってしまうんだと思う
そうね恵美は、あたしと一緒でそんなに頭が廻る方じゃないのにさみすずや寧にすぐに対抗しようとするから
オレと一緒だ
何としても、あの子らの速い思考スピードに追いつこうとして
メグの場合は、暴走する
自分がバカにされているんじゃないかと余計な反発をしてみたり
他の子たちに勝てない自分に深く落ち込んだりする
ゆっくりだよゆっくり見れば吉田くんが、何をして欲しがっているのか愛だって判るよ
愛の言葉に、メグがオレを見る
うんまあ、一目瞭然よね
判らない方が、どうかしているノネ
メグの股間がまだ勃起しているオレのペニスを見る
ヨシくん、まだ出したりないの
いやそんなことは
嘘よこれだけ可愛い女の子たちが、全員、裸でいるのよ本当は、全員で襲いかかって欲しいんでしょ
くふふっと雪乃が笑う
あたし、判ってたからだから最初に、あたしはしないってイジワルなことを言ってみたのよ
雪乃が、最後の1枚のパンティを脱ぐ
あんたがそこまでしたいんならあたしも、参加してあげるわよ
い、いやオレは
正直にならないとダメヨDarling
このスロー会ではみんな、素直になるノネ
チュッと、愛液と精液で輝いているオレのペニスにキスする
で、恵美はどうするの
雪乃に問われた恵美は
わ、判ったわよ素直になるわよっ
大きな声で、そう言った
昔、付き合っていた女のがこしあんが好きで
ある日、こしあんを買って行ったらちっと舌打ちされた
あれ、こしあんが好きなんじゃなかったっけ
と問うと
今はつぶあんなのよ
とキレられた
まもなく別れた
人は変わる、趣味も好みも変わる
839.セックス・キングダム / 涙で押し流す
ゆっくりゆっくりなの
右から愛が、メグに言う
Darlingのこと、よく見るネ
左からはイーディが
メグは、全裸でベッドに横たわるオレの足の間に入り込み
もう一度、フェラチオに挑戦する
な、舐めるよヨシくん
メグはオレのペニスを掴んで、はむっと口に含む
ああ、温かいよメグの口の中は
オレの顔を見ながらゆっくりとメグは舌を使った
ヨシくん、これがいいのね
オレの反応に、メグがそう言うが
慌てないノネよく周りを見るネ
ユキノが、Darlingの足の裏を舐めてるのネ
メグが振り向くと、そこで雪乃がオレの足をペロペロ舐めていた
ちょも、ちょっと雪乃
あら、別にメグだけの時間じゃないでしょ今は
ふふんと、雪乃は笑う
その通りなのネ
イーディは、オレの右手を取り指と指の間をペロペロ舐める
あ、愛も
愛はオレの首筋と耳を、舐めてくれた
あっ、ああ
メグの手の中でオレのペニスがさらに硬直する
ちょっとみんな
そうよ、ミンナのDarlingネミンナで気持ち良くしてあげるノネ
そのあたしが、あたしがって考え方止めた方がいいと思うわよ
このバカにはさ恵美は、たくさんの女の1人でしかないんだから変なアピールしたって、何の役にも立たないわよ
それは判っているけど
メグは、悲しそうにそう言う
判ってないネ
たくさんの女の1人でもDarlingは、ちゃんとメグミことを認めているし、愛してくれているネそれ以上、何を求めるノカ
メグミが、このバカを独占することはできない判っているでしょこのバカは、あたしたち全員のことが好きでみんな幸せにしようとしている、究極のバカなんだから
愛されていることに気付くノネ愛してもらっているだけで、満足ヨ普通は
愛こうしているだけで幸せ
愛は、オレの胸に頬擦りする
恵美は望み過ぎて求め過ぎよそのくせ、自意識過剰だから、このバカが反応する前に勝手に自爆して怒り出したりしてホント、どうしょもないわよね
困惑しているメグに、オレは
メグおいで
両手を開いて、メグを呼ぶ
メグのスレンダーな裸を、オレは抱き締める
ほら、深呼吸ゆっくり
すう、はぁぁ
メグはオレの腕の中で深呼吸する
いいかどんな時でも、ゆったりと呼吸するんだそうしたら、慌てないから急がないから
愛がパニックになった時のシャッフルのようにメグも、心を再起動させるシステムが必要だ
呼吸がゆったりになったら、気持ちに余裕ができる周りや相手がよく見えるほら、オレに合わせて一緒に深呼吸しよう
オレたちは、ぴったりと肌を合わせているからお互いの呼吸がよく判るはずだ
ほら、深呼吸いくぞ
すぅぅはぁぁ
いつも、美智に工藤流の稽古をしてもらう時のように深く長く、呼吸する
オレの胸と腹が膨れたり凹んだりするのに合わせて、メグも呼吸した
はぅぅすはぁぁ
愛やイーディ雪乃までが、一緒に深呼吸していた
ウンしっかり呼吸すると、脳みその奥まで酸素が行き渡ってシャッキリするネ
イーディ、後でメグに正式に気の呼吸法を教えてやってくれ
オレは、イーディを見て頼んだ
メグは、ギョッとしてオレを見る
オレは専門家じゃないから美智に教えてもらうよりは、イーディの方がいいだろ
オレもなるべく一緒にするから
ほら、どうだ深呼吸してみて
ヨシくんがさっきより、身近に感じる
肌を合わせていても、セックスしていても
ちゃんと息が合わなかったら遠くにいるのと同じだ
いつもはヨシくんが、どこかに行っちゃうんじゃないかとかあたしだけ、置いてきぼりになっちゃうんじゃないかってぼんやりとした不安があるんだけれど今は感じないわ
だからちょっとでも不安になったら、深呼吸してみるんだ今みたいにオレもいつも、そうしているんだから
ヨシくんも
ああ、だって毎日オレだって、不安になるから
せっかくの機会だから話してしまおうと思った
オレだって、毎日不安だよパンはちゃんとできているかとかオレが何かヘマをやって、売れるパンが1つもできなかったらどうしようとか
パンそのものは、みんなで作っているけれどオーブンで焼いているのは、オレだからな
オレが失敗したら、みんなで作ったたくさんのパンが全部ダメになる
でも、ヨシくんちゃんとできているわよ
だけど、気を抜くと失敗するかもしれないだってオレなんだぜオレがやっていることなんだぜ
オレはオレを信用できない
だって、オレはダメなニンゲンだからだ