オレは、克子姉に大声で返事するとベッドから起き上がる
ほら、みんな服を着て愛タオルとかある
汗や愛液や精液を拭かないと
多分そこ
愛は、タンスを指差した
服とかの収納なんかも全部、母親の真琴さんにやってもらっていたから
自分の部屋なのに、細かくは知らないんだな
あ、これねほらっ
オレとこの場でセックスしていない雪乃が、引き出しからタオルを取り出して、オレに向けて放り投げる
あ、サンキュほら、メグ愛も
吉田くん自分でするから
愛は自分で股間を拭おうとするが
こういうのは、Darlingにしてもらっていいのネ
何もかも自分でスルんじゃなくて相手が、どうしたら喜ぶのかを考えることネ
う、うん吉田くん、お願い
オレは、愛の身体を綺麗にしていく
あたしもヨシくんに喜んでもらうことを第一に考えるわ
イーディの言葉を噛みしめるメグ
ソレでいいと思うネメグミ
イーディは、嬉しそうに笑った
やっと、メグミとも仲良くなれそうネ
えイーディ
これからヨロシクなのネ
その言葉にメグは、また泣き出す
ごめんあたしそんなに、迷惑をかけていたのね
メイワクじゃないネちょっと、心配だったダケ
ごめんなさい本当に、ごめんなさい
メグはイーディに、心から詫びていた
ええっと、買って来てもらいたい物のリストはこれえーと、恵美ちゃんとイーディちゃんと愛ちゃんで行ってきてもらえる
みんなで服を着て居間に下りると
え、オレは
あなたは、お風呂の掃除をしてくれるかしらちょっと男の人の力で、ゴシゴシ磨いて欲しいのよ愛ちゃんのお父さんに、気持ち良くお風呂に入ってもらいたいでしょ
そりゃ、まあ
仙台から帰って来て、お風呂が綺麗なら嬉しいだろうけど
ガードは、イーディちゃんがいれば大丈夫でしょスーパーは、すぐ近所みたいだし愛ちゃん、場所は判るわよね
学校への通り道のお店のこと
愛はお使いで何か買いに行くとかも、したことがないんだな
あたしも判りますこの辺は、部活の買い出しで来たことがありますから
女子陸上部で、何かを買いに来させられたことがあるんだろう
あそこのドラッグ・ストアの隣のスーパーですよね
ええそうよ一番近いのは
メグの問いに、真琴さんがうなづいた
じゃあ、頼むわこれ、お金ね
克子姉は、財布をメグに手渡す
愛さん持ってて
そうよ責任持って愛さんが持ってて落としたり、なくしたりしないように
愛は、財布を受け取る
大丈夫ヨアタシが見てるネ
イーディが、小声でオレに囁いた
これで今度はオレ抜きで
メグと愛とイーディの同い年トリオが、共同作業をするのか
雪乃は世間に顔が知られすぎているから、さすがに一緒に行かせられないし
ああ気を付けてな
オーケイ、Darling
3人は出掛けて行く
で、オレは風呂場だっけ
ええ、こっちに来て真琴さん、お台所の方をお願いしますわ火を見ていて下さい
克子姉は、真琴さんに言う
すでに何か料理を作り始めているらしい
鍋で煮込んでいるのか
真琴さんこれはどうしたらいいの
台所から、コヨミちゃんの声がする
はい、今、行きますから
真琴さんのことは、コヨミちゃんに任せておこう
あたし何か冷たい物でも飲んで来るわ
いや、今はいいよ風呂掃除が終わってからで
雪乃は、スタスタと台所へ
オレは克子姉と風呂場に向かう
ヨッちゃん、お疲れーっ
風呂場は寧とルナがタワシで磨いている
寧は、制服のスカートを脱いで下だけ下着姿で四つん這いになっている
ゴシゴシと、タイルを磨く
額に汗の玉が浮いている
ルナも、楽しそうに壁のタイルを磨いていた
風呂の掃除ってほとんど終わっているじゃないか
ええ、まあちょっと、あなたとお話したかっただけだから
どう上手くいった
どっちの子のこと
オレは、克子姉に問い返す
どっちもよ
やっぱり最初から、愛とメグ2人をターゲットにしていたんだな
なら2人とも問題無いよとりあえずは
そう、良かったわ
まヨッちゃんなら、大丈夫だと思ってたけれど
結局さあたしたちだと、ついついミナホお姉ちゃんの真似をしちゃうからさっ
そうねついつい、偉そうにお説教しちゃうものね
ああまた、オレたちが話している様子を見て、克子姉が途中で乱入してくるかと思ったよ
あるいはミナホ姉さんが
いつものならそんな展開になっていただろう
そういうパターンは、もう効かないって反省したのよメグちゃんにはね
メグちゃんは、ホラ勘も良いし、秀才だからさそうやって年上に、ガミガミ言われるのはもう嫌だって感じているって判ったんだよ
ええ、1度説教されるのはウンザリだって思っちゃったら理屈は納得できても、心が受け入れなくなるから
何を意見されても右から左へ聞き流すようになっちゃうからさ
だからメグは、何度同じことを言われても、態度が直らなかったのか
そこそこ頭の良い子だからこそそうなっちゃうのよね
愛さんみたいな子だと、納得できたらとっても素直になるしみすずさんたちは、客観的に自分を見ることができるから
客観視できる心の余裕が無いと香月家の娘は勤まらない
雪乃さんみたいに、何があっても挫けない精神力があればいいけれど恵美ちゃんは、そうじゃないから
他者へのコンプレックスが、自己嫌悪を引き起こしまた、心が荒れる
年長者から何を言われてもそんなことは言われなくても判っているもう言わないでと、耳を塞いでしまうようになっていく
弱い人なんだよ愛さんと同じくらい
そういう人だからボクやマナお姉様たちがアドバイスしたって、聞いてくれないんだよね
年下の子に意見されるのは自分が情けなく感じるから
だから、拒絶するのか
それで同い年か
オレ、雪乃、イーディ愛
年上でも年下でもない相手なら
特に愛さんの存在が良い刺激になると思ったのよ
ああ、正解だよ愛に追い抜かれるかもしれないっていうのが、一番堪えていたみたいだから
寧が、うなづく
まあ、これで良い方向へ進んでくれると思うよ
メグと愛は良い友達になっていくと思う愛のゆっくり考えるところや、人を癒やしてあげようとするところはメグに良い影響を与えてくれると思うし
愛にとっても、メグと一緒に居ることはプラスになっていくと思う
それに、雪乃とイーディが加わればあいつら、良い友達になっていくと思うよ
ヨッちゃんもだよ
ヨッちゃんもその同い年の仲良しグループのメンバーになるんだからねっ