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というか、定期的にレイちゃんが主演のバトル大会が放送されているし

わたくしたちが、ああいう闘いをしていることで欧米の他の組織が、日本に入り込んでこないとは考えないのですか

みすずでなく、瑠璃子が答えた

わたくしたちとキョーコ・メッサーさんの組織は、高度な信頼関係を築いていますそうでなければこのような形で、皆様にキョーコ・メッサーをご紹介することはできませんわ

瑠璃子の言葉は、会場内のお嬢様たちにも伝わっている

言っておくけれどあたしは闘うことに手は抜かないよユーモアは交えるけれどねっ

キョーコさんは、イーディのパンチを受け流しながらそう言う

それよりさこれだけ警護役の女の子がいてさ、あたしたちに挑戦するのはこの子らしかいないのかい

ニッと笑って挑発する

そうねこの子たちの成長が見れたのは嬉しいけれど別の子ともお手合わせしたいわねっ

可愛い女の子は、大好きよわたくしっ

あたしもさ

この二人はガチの同性愛嗜好だから

コッチに集中するネッ

だぁっ

イーディと美智が、同時に仕掛けるが

惜しいっ

まだまだっ

シュバッと、キョーコさんとミス・コーデリアが位置を入れ替える

イーディの相手が、ミス・コーデリア

キョーコさんの相手が、美智に変わる

あらあら、元から変則的な技を使う子だったけれどあなた、動きのヘンタイっぽさに磨きが掛かったわね

ミス・コーデリアが、イーディの連続攻撃を受けながらそう言う

うるさいヨッヘンタイはアンタネッ

イーディの回し蹴りにミス・コーデリアはキックで返す

スピードもパワーも増したわねうふふ、お姉さん嬉しいわ

まだまだ早くなるネッHAWOO

イーディは、さらに攻撃を早める

すりゃあッ、たぁッ、すあっっッ

美智のムチがキョーコさんに襲いかかる

あんたは前からすばしっこかったけれどでも、その身体じゃ、パワーの方はまだまだ足りないよっ

キョーコさんが、タイミングを見計らって、伸びきったムチを足でググッと踏みつける

態勢を崩す、美智

ほらっ、捕まえた

キョーコさんが、美智を攻撃しようとするが

もらったぁぁっ

その瞬間オレたちのテーブルから、シエさんがキョーコさんに手裏剣を投げ付けようとする

だめっ

美智が、シエさんに強い気を放つっ

うう

シエさんは、手裏剣を握ったまま身体が硬直して、動きを止めた

見ると、キョーコさんも動きを止めている

クッ、それがあんたの強化した気の技かい

美智とイーディは月子たちから鷹倉神社の巫女の修行法を教えてもらった

それで、気の力や放射をレベルアップさせることができるようになった

本物の巫女の力のように、相手の心や身体を操るところまではできないが

あなたレベルの人でも、一瞬なら動きを制することができます

美智がキョーコさんを睨む

なるほど2つの方向に同時に気を放つとはスゴいねもっとも、あっちの子は、完全にまだ硬直したまんまみたいだけれど

肩や肘の関節を回して、身体の状態を確認するキョーコさん

ぅぅ

キョーコさんの言う通りシエさんは、手裏剣を振り上げたままプルプル震えて、動きが止まっている

眼が驚いたままだから、意識はちゃんとしているんだな

ショウガナイのネッバウッ

イーディが、気を放ってシエさんの硬直を解いてやる

もう平気ネッ

ミス・コーデリアのキックを避けながら、イーディが言う

くっこんな、屈辱

シエさんは、まだしびれが残っているようだ

あの方たちを悪く思われるのは間違っていますわ

アーデルハイトさんが、シエさんに言った

あの時、あなたが手裏剣を投げていたらキョーコ・メッサーは手甲で手裏剣を払い除けたはずですそうなったら、飛び散った手裏剣が人に当たる危険性がありました

手甲

ああ、確かにキョーコさんは手の甲と上腕部に、プロテクターみたいな物をハメている

あれが防刃素材なんだな

あんなんで手裏剣を弾いて払い除けたら、どこに飛んでいくか判らない

失礼なことを言うねえその子が投げた手裏剣ぐらい、ちゃんとキャッチして本人に投げ返せるよ

キョーコさんは平然とそう言う

それから、美智を見て

でも、あんたの判断は正しかったあたしと闘ってるのにちゃんと周囲の気を感じ取れているのも合格だ

シエさんの攻撃の意識を美智が感じ取ったことを褒めてくれる

あなたに褒められても嬉しくないですわたくしが褒めていただきたいのは

美智はスカートの下から、もう一本予備の赤いムチを取り出す

ご主人様のみっ

ブオンッッと、赤いムチが炸裂する

さすが、みすず様の警護役ですわ

ああ、他のお嬢様たちが勘違いしている

まあいいか美智のご主人様がオレであることは

みんなに知られたら困る

先ほどは茶番などと申し上げて失礼致しました

狩野さんが、みすずと瑠璃子に謝る

あれが本物の強さなのですね

全力全開で闘っている4人を見てそう言う

キョーコ・メッサーという方たちも、みすず様の警護役のお二人もレベルが違いますわ

そう言ってまだ手裏剣を握りしめているシエさんを見る

情けないことですがうちのシエでは敵いません

さ、桜子お嬢様

認めなさい、シエ自分の未熟を

あなたは、後方から手裏剣を投げ付けようとしましたそれが、他の方に当たるかもしれないということを考えずに

怖いのでしょあの中に飛び込んで直接、肉弾戦で闘うことが

キョーコさんが闘っているところに乱入して、パンチやキックで闘って勝つ自信が無いから

敵を前にして何もしないなどということは、武人として

でも、シエさんにも警護役としてのプライドがあるから

それで、ついつい、遠くから手裏剣を投げるなんていうイチかバチかの無茶な攻撃をしようとしてしまったのか

ハイジ、あなたはどう

鳥居さんが、自分の警護役に尋ねる

あなたもあの人たちには敵わない

アーデルハイトさんは

わたくしは無理なことは絶対に致しませんいついかなる時も、主を守ることが警護役の勤めでございます敵がこちらに攻撃する意志を示していないのに手裏剣を投げ込もうとするなどという無謀な行為は、警護役に携わる者としては絶対にしてはいけないことだと思います

と、思いっきりシエさんを非難する

何なのハイジ

これだけ、自分との力量の差を誇示されると非情に腹立たしく感じます

アーデルハイトさんは、自分の膝をギュッと掴んで、プルプル震えている

やっぱり眼の前で、美智たちがキョーコさんと好き勝手に闘っているのを見させられるのは屈辱なんだ