Выбрать главу

アレはミナホの指示ネそして、あの2人が来ることをキョーコたちは知ってたヨ

どういうことなんだ、イーディ

イーディはさらに小さな声で、オレに言う

コノ警護役の子の中にヤクザの娘がいるノネ

今、鷹倉神社の一件で香月家と抗争している関西ヤクザの

そのムスメに関西に色々と報告してもらわないといけないノネ

日に日に、温かくなり春めいてくるのは良いけれど

花粉がツライです

今日は昼間に父と、某大手カメラ店まで行ったのですが

増税前に家電を買いたいという、たくさんの家族連れと

春休みで来たらしい、たくさんの外国の人で混雑していました

1000円の時計を大量に買っていた中国の人は、あれをお土産として配るんだろうなあ

家電のところにも、たくさん外国の人がいたけれど

日本で、メイドイン自分の国のものを買っちゃったりはしないのだろうか

何か色々と人生が見えて面白かったです

849.ハイ・ライフ / 乙女たち

ヨミたちを見せた目的の1つはわざと関西のヤクザたちに巫女の力の弱点を教えるコトなのネ

イーディは、小声でオレに言う

え、何でそんなことを

オレも小声で、イーディに尋ねた

巫女にも弱点があるんだって判ったらヤクザたちも、少しは巫女に対する警戒を緩めるネ

ああ、月子たちの母親の狂乱によって何人もの人が犠牲になったから

関西の連中は、鷹倉神社の巫女を酷く恐れている

キューソ、ネコを噛むと言うヨあんまり思い詰めさせない方がいいノネ

そんな言葉まで覚えたかこの金髪褐色肌の天才アメリカ人美少女戦士は

2つ目はアタシたちが巫女をキョーコ・メッサーに使わせたりはしないというアピールなのネ

ただでさえ、キョーコさんたちの外国勢力が日本の裏社会に入り込んで来ていることをヤクザたちは嫌がっている

元々は、自分たちのモノであった鷹倉神社の巫女を、オレたちがキョーコさんに差し出したりしたら、とんでもなく反発するだろう

変な疑心暗鬼が生じる前にキョーコさんとヨミたちを対決させたのか

これで、巫女の力はコウヅキ家が預かっているということの証明になったのノネそして、コウヅキの家には、売国はしないという保証があるノネ

ジッちゃんは、この国の名家中の名家の当主であり様々な権力者に影響を持っている

だから、香月家にしろ、香月グループの企業にしろ日本の国益を第一に行動する

外国勢力のキョーコさんたちと提携することはあっても鷹倉神社の巫女を売り渡すようなことはしない

むしろ、キョーコさんたちに対する対抗策の1つとして、保有し続けるだろうと想像する

関西ヤクザたちは結局、巫女の力をくだらないことにしか使えなかったノネ今となっては反省しているハズヨダカラコウヅキ家の方が、巫女の力を日本のために有益に使えるというキャンペーンを張れば、敵対を止める人たちも出て来るノネ

香月家対関西ヤクザの抗争の図式に、キョーコさんを割り込ませることで関西の連中を2派に割るのか

どこまでもオレたちと闘うという勢力と、外国勢力に牽制するために香月家と和解しようとする勢力に

そしたら半分になった、あくまでも香月家に逆らう連中だけ、ブッ潰せばいいんだもんな

抗争が楽になる

違うヨ敵が2つに割れたら、放っておけばいいのネ

後は、2つに割れた勢力同士で勝手に潰し合うノネ

え、えげつない

それで残った方をクシャッと潰せばいいのネどうせ、仲間内の抗争でヘロヘロになっているから、簡単ネ

お、恐ろしい

でも、まあそういうことか

トコロでDarling気付いているカ

んイーディ

今、この中庭にいる警護役の女の子たちは3つの勢力に別れているノネ

イーディに言われて、オレは中庭を見廻す

1つめのグループは主と一緒に、レイカとマルゴの周りに集まってキャーキャー騒いでいるネ

ああ、相変わらずレイちゃんとマルゴさんの周りには、たくさんの女の子が集まっている

ほとんどは名家のお嬢様たちだけれど警護役なのに、強いお姉様たちに眼を輝かせている子たちもいる

2つ目のグループはレイカたちの方へ行かない主を警護している子たちネ

ああ、名家のお嬢様たちだって、全員がミーハーな子ばかりじゃないから

それぞれのテーブルで、何人かの仲間とあるいは一人きりで、休憩しているお嬢様たちもいる

みすずや瑠璃子とテーブルを囲んでいる狩野桜子さんや鳥居まり子さん、鞍馬姉妹なんかもそうだな

その背後には、それぞれ警護役の子たちが立っている

まあ警護しているんだから普通の景色だよな

3つめのグループは主に付いていないで、少し離れたトコロから場の様子をうかがっているネ

あ、ホントだ

確かに、中庭の端や屋敷の壁や柱の方に、警護役の子が隠れるようにして立っている

そうかレイちゃんたちの方に集まっているお嬢様のうちの何人かは、警護役が付いていない

テーブルにも、1人だけで座っているお嬢様たちもいる

そういう人の警護役が主を置いて、1人だけ壁際へ行っている

別にオカシイことではナイのネこの中庭ぐらいの広さの空間なら警護役が、主にぴったり付いている必要はナイノネ

確かに普段だって、警護役が常にくっついていることはないだろうし

ここは香月家の本家の邸宅だレイちゃんたちも居る

キョーコさんたちが立ち去った今、脅威は無いんだから

ぴったりと離れずにガードしなくたって、充分なんだろう

デモああやって主から離れている子たちは、みんな考えることがあるからなのネ

考える何を

さて、そろそろレクチャーを再開します

笑顔の翔姉ちゃんが、大きな声でそう言う

皆様、ご自分のテーブルにお戻り下さい

レイちゃんも、周りのお嬢様たちにそう告げた

さてとじゃあ、あたしは

マルゴさんが席を外そうとする

ええー、もうお帰りなんですの

もっと、お話ししたいですわ

お嬢様たちの一部は、すっかりマルゴさんのファンになってしまったようだ

レクチャーが終わったら、懇親会のガーデンパーティだろその時にまた顔を出すよ

きゃー、待ってますわ

お待ちしていますマルゴお姉様

わたくしは、レイカお姉様がいいですわ

わたくしも、わたくしも

女子校の子なんだよなあこういうところが

皆様、速くお席に戻っていただけないと、レクチャーが始められませんそうなりますと懇親会の時間がなくなってしまいますよ

翔姉ちゃんが、女子校の先生のような口調でそう言う

はーい、判りましたぁ

パタパタと席へ戻るお嬢様たち

じゃ、また後でね