マルゴさんは、みんなにそう言うと屋敷の方へ向かう
オレは、このお嬢様のための安全講座とかを聞く必要は無いんだし
オレは、みすずたちのいるテーブルに戻り
オレもちょっと席を外すよ
みすずに言った
ヨミとルナが心配だから
2人とも、キョーコさんとミス・コーデリアに、ぶるんぶるん振り回されていたから
このタイミングで席を外すのなら、他の人たちに注目されることもないだろうし
判りましたわ、旦那様
お兄様、懇親会までにはお戻り下さいね
瑠璃子も、笑顔でそう言ってくれる
じゃあ、皆さんちょっと失礼します
オレは狩野さんや鳥居さん、鞍馬姉妹に挨拶をしてテーブルを離れる
鳥居さんは、オレに笑顔で会釈してくれた
鞍馬姉妹は、心配そうな顔のままで一礼してくれる
でも、狩野さんはオレを無視したままだった
このメンバーも、色々あるんだよな
ちなみに、警護役の子たちは全員、オレを完全無視している
シエさん、アーデルハイトさん、安城ミタマさんキヌカさん姉妹
オレは、みすずたちの警護を美智に頼んだ
美智は、無言でオレに頭を下げる
アタシも付いていくネ
今のアタシはクロモリ・コウのガードなのネ
ああ、そういう設定になってたよなじゃあ、しょうがない
さっきの話も途中だったし
ああ、来てくれ
オレたちは、屋敷の中へ
ううう、まだ頭がクラクラしますぅぅ
応接間のソファに、ヨミとルナが引っ繰り返っていた
大丈夫か2人とも
先生キュッとして
オレは、ヨミを抱き締める
よしよしヨミ
ううう怖かったですぅ
ヨミの大きなおっぱいの弾力を胸で感じる
兄さんボクも
今度は、ルナか
ヨミルナと交代だ
ヨミがオレの唇に、チュッとキスをする
兄さんっ
ルナは、オレを強く抱き締めるとキスを求めて来た
オレの口の中に舌を入れて来る
ルナも怖かったんだな
オレは小さな背中を擦ってやった
だってあの人たちの心の中、真っ暗なんだもん
ええ、漆黒の深い穴の中へ吸い込まれて行くようでしたわ
人の心が読めるというのは、両刃の剣だ
キョーコさんたちのような、恐ろしい体験をたくさんしている人の心も覗けてしまうのだから
兄さん、もっとキュッとしてキスして
オレは両腕にヨミとルナを抱き締め、何度もキスする
はぁぁ、気持ちが落ち着く
うん先生の匂い、安心する
ヨミはクンクンとオレの首筋の匂いを嗅いでいた
こんなことで、強ばっていた心がほぐれるのなら、いくらでもしてやる
Darlingアタシモ
え、イーディ
アタシも頑張ったヨ
今、両腕が塞がっているからお前がオレを抱き締めろ
YES、Darling
イーディは、オレの背中に抱きつく
Darling、Darling、Darling、リンリンッ
犬の様に、オレの髪の毛に鼻を突っ込んで、クンクン匂いを嗅いでいる
先生、先生っ
ヨミは、オレにグイグイ巨乳を押し付けてくる
ルナも必死に、オレにしがみついてくる
兄さん、ボクセックスしたい
あぅぅ、ヨミも
巫女姉妹が、赤い顔でオレに言う
アニエスちゃんなら、絶対にセックスしたいって言うと思う
ヨミは、アニエスちゃんじゃないけれどセックスしたいって言っちゃいますの
アニエスならそうなるんだろうけれど
へもしかして、イーディも
今はダメネガマンヨ
イーディは、厳しい顔でそう言った
今ここでDarlingがセックスしたらミチが怒るネミスズも怖いネ瑠璃子もプンプンなのネ
それに、今はまだ警戒していないといけないノネ
ああ、名家の警護役がいっぱい来ているんだ
あの人たちはそんな怖くないよ
ええ、みんな美智お姉様やイーディお姉様よりも、弱い人たちですわ
ルナとヨミはそう言う
いや、誰がどんな技を隠しているか判らないんだからさ巫女の力みたいな不思議な能力を持っている子がいるかもしれないし
そんな人、いなかったですわ
うん、兄さんボクたち、みんなの心はチェックしたから
ルナやヨミの力を潜り抜ける能力の持ち主だっているかもしれないだろ
そうだよ名家に代々使えている警護役の家系には誰も知らない技を受け継いでいる人もいるだろうからね
そう言いながらマルゴさんが入って来る
美智ちゃんの工藤流古武術に気の技の伝承があったんだから他にも、そういう秘密の技を継承している人がいるかもしれない油断しちゃダメだよ
ということだから今はダメだまた後でな
オレは3人に、順番にキスする
良信くん、こっちに来てミナホが呼んでいるから
判りましたすぐに行きます
あっ、ヨミも行きます
2人がそう言うが
キョーコさんたちも居るけれど、いい
あうーっ
2人の勢いが止まる
ヨミとルナは、ここで待っててイーディ、2人のことを看ていてくれよ
オレは、イーディに頼んだまだこの子たちは、回復していないと思うから
イーディも今は顔を合わせたくないだろ
美智と2人で、全力で攻撃したのにあっさり、いなされたんだから
イーディは、ハッと溜息を吐いて
ソウネアタシは、ここにいるヨこの子たちのことは任せるネ
そう、オレに言ってくれた
◇ ◇ ◇
うん使えそうなのは、この子とこの子とこの子ぐらいだね
ミナホ姉さんとキョーコさんとミス・コーデリアは大型モニターで中庭の様子を観ながら話していた
各家の警護役の能力を分析しているのか
あら、わたしはこの子とこの子が欲しいわ
そっちは、お嬢様ですよ
ミナホ姉さんが、ギロッと睨む
だから、いいんじゃないかペットに欲しい
平然と、そんなことを言う
誘拐とかして帰っちゃダメ
ダメです香月家が非難されますから
ミナホ姉さんは、強く言う
そりゃ香月家の主催で、本家の邸宅で行われている会で誘拐事件が起きたら大問題になる
香月セキュリティ・サービスの信用はガタ落ちになるだろうし、みすずやジッちゃんの名前にも傷が付く
あら、残念ね
クククとミス・コーデリアは笑う
ところで、キョーコさっきのボンバー・シスターズはどうなの
ボンバーああ、スカイラブ・ハリケーン・ミキサーッッッの姉妹ね
安城ミタマさんとキヌカさんたちのことか
あの子たちは大した能力は無いじゃないか
でも、キョーコは、ああいうバカなムスメは大好きでしょ
まあね、あの場に飛び込んで来るだけの度胸はある天然かもしれないけれど、笑いのセンスもなかなかだだけど
キョーコさんは苦笑した
ああいう忠誠心の強い子はあたしは苦手だね