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その現在の眼で改めて、20年前のことを思い出すと

私が勝手に良い人だと思い込んでいただけで

よくよく記憶を整理するとあの人は別に、私を助けてくれたわけではなかった

私が、そう思い込みたかっただけだ

だから、その後、疎遠になったわけだし

やっぱり、今の写真の顔が記憶の顔と違っていて

それは、私が記憶の中で勝手に良い人に書き換えていただけで

その人は、ずっとその人のままだったんです

せっかく見付けたけれど連絡はしないことにしました

こういうことも、あるんだなぁ

671.ルナのセックス教育・2 / 舌を這わす

い、嫌ぁぁ、ボク怖いぃぃ

自分に迫って来る赤黒い男根に、ルナは震え上がる

下着姿で、真っ赤なベッドに座り込んでいるルナはすでに、びっしょりと汗ばんでいた

大丈夫ですの、怖くはありませんの

はいお兄様ですから

そんな半裸のルナの左右から全裸のアニエスと瑠璃子が、優しく微笑む

ほーら、パパのこんなに大きくなってて可愛いですの

うふふ、とっても美味しそうですわ

瑠璃子が、オレの亀頭にチュツとキスをする

あ、ルリお姉ちゃんズルイですの

アニエスも、オレのペニスの根元を握ってペロペロと舌を這わせた

ルナセックスの前には、こうやってペロペロするんですのそうすると、パパ、とっても気持ち良さそうですの

セックスの後もですよお兄様が射精なされた後のまだ中に残っている精液を吸い出して差し上げないといけませんし

お口でお掃除して、清めるんだよねっ

当たり前の様に2人は、オレのペニスを交互に舐めしゃぶっていく

ルナもやってみます

アニエスが、そう言うが

ぼ、ボクはできないですそんなの

できるよアニエスは毎日、パパのおしゃぶりしていますもの

わたくしもセックスしていただけない日があっても、おしゃぶりはほとんど毎日させていただいておりますわ

アニエスと瑠璃子は、そう答えた

うぐぐこれが、旦那様と同居していない差なのかしら

まったく納得がいきません

美智も、そう答える

この2人は特別だよあたしとか、克姉とかはそんなに、頻繁にヨッちゃんにフェラチオとかしていないもの

カメラを構えたまま、寧が言う

アニエスと瑠璃子は、甘えんぼなんだようちの子の中で一番だから、すぐにヨッちゃんにしがみつくんだよねっ、ヨッちゃん

実はイーディも、ほとんど毎日、オレのペニスをしゃぶりに来る

あいつは、周りに人がいない隙を見つけるのが上手いから

それでいて今みたいに、オレの廻りに女が多い時は参加しない

そういうネコみたいなところがある

甘えんぼなら、真緒ちゃんもですの

アニエスが寧に、抗議した

でも、真緒ちゃんは、ヨッちゃんのオチンチンを舐めたがったりしないよ

苦笑する寧

それは真緒ちゃんは、まだ小さいからですわ真緒ちゃんも、もうちょっと大きくなったら、アニエスと一緒にペロペロしますの

いや、真緒ちゃんは

何か、段々、オレの娘だっていう気持ちが強くなってきているから

正直、真緒ちゃんを抱いて良いのかオレには判らない

アニエスさん、おしゃぶりの最中は、お兄様に気持ちを集中しないと

瑠璃子が、アニエスに注意する

あ、ごめんなさいですのパパ

アニエスが、オレを見上げてはむっと、亀頭を咥える

ルナパパは、ここを舐めるととっても気持ち良さそうになりますの

アニエスが、亀頭の裏を下からチロチロ舐めてくれる

ね、そろそろルナも一緒に致しましょうですのこれから毎日することですの早く、覚えた方がいいことですの

にっこり微笑んで、アニエスはルナを誘う

毎日

はいですのアニエスと一緒に

ええ、お兄様にご奉仕するのは、わたくしたちセックス奴隷のお勤めですわ

瑠璃子が、そう告げる

そんなのあなたたちは嫌じゃないんですか

ルナには、理解できないらしい

嫌じゃないですのパパだからっ

はいわたくしは、お兄様に奉仕するために生まれたのですから

瑠璃子が、オレから離れてルナに向かう

あなたもそうですよこの唇も、愛らしいお胸もまだ、一度も男性を受け入れたことのない女性器も全て、お兄様に捧げるためのものなんですそれがあなたの運命なのですわ

ボクの運命

はいわたくしと同じです

アニエスとも同じだよっ

結局のところ

オレたちの家族の関係は異常だ狂っている

社会常識からも、道徳倫理からも逸脱している

滅茶苦茶なことをしているという自覚がオレにはある

いや、オレだけでなく年長組の女たちは、みんな判っている

狂っていると自覚していてもこういう生き方しかできない

それは、年長組は、みんな白坂創介に運命を狂わされて歪められて

普通の人生には、戻れなくなっているからだ

誘拐されて、娼婦に堕とされた過去を抱えたまま普通の一般人たちの生活に溶け込むことはできない

ミナホ姉さんや、克子姉や、渚の本当の苦しみを告白したところで、普通の人たちには絶対に理解してもらうことはできないからだ

奇異の眼で見られたり、中途半端に同情されるのは精神的に耐えられない

だから、彼女たちは黒い森という犯罪組織を隠れ蓑にして自らの過去を隠して、これからを生きていくしかない

歪んだまま生きていくという覚悟をしているんだ

だが

瑠璃子はお兄様のセックス奴隷にしていただけたことを、神様に感謝しておりますから

アニエスもですのっ

瑠璃子とアニエスには歪みが無い

この2人はピュアだ

本当に、オレとセックスし続ける人生が自分の運命だと信じ切っている

そしてそれが、この2人には必要なことだったんだ

子供の頃から、自分こそが香月家の後継者だと思い込んで生きてきた瑠璃子

しかし、その思いは瑠璃子の実父が、ジッちゃんたちを裏切っていて

ジッちゃん本人の命により、処刑されたことで崩壊した

瑠璃子の父が処断された以上瑠璃子は、自分が香月家を継ぐことは、許されないと思い込んだ

瑠璃子の幼い頃からのアイデンティティが崩壊しようとしていた

だから、ジッちゃんは瑠璃子を、オレにセックス奴隷として売り払った

オレも徹底的に、瑠璃子をセックス奴隷として扱った

その結果今の瑠璃子は、オレのセックス奴隷であるということに、己の存在意義の全てを見出している

今後、みすずや美子さんと共に、香月家の次世代を支えていくことになるんだろうけれど

瑠璃子の基盤《ベース》は、あくまでもオレの奴隷だ

だから、昔みたいに後継者の自分が、必死に頑張らないといけないなんていう焦りも、もう無くなっている