は、はいわ、わたくしはこの人を警護役として学校に連れて行くように父に申しつかっただけででも
ぽろぽろと涙を零して泣き出す
うんうん、怖かったんだねこのお姉さんと一緒にいるのは
はいこの方とっても怖くて余計なことを口にしたら、わたくしを痛めつけるって
大丈夫だよもう
マルゴさんにしがみつく少女
天童乙女はレズッ子だけど、ロリータ趣味は無かったらしい
だから、この子は脅されただけで済んだんだろう
性的な虐待を受けていたら、もっと過剰な反応をするはずだから
ええ、あなたは心配しなくて良いわよあなたのお父様には何らかのペナルティを受けていただくことになると思うけれど
香月家の敷地に、スパイだと判っている人を送り込んできたわけですし香月の家が動かなくとも、今、ここにいるそれぞれ家の方たちがミズシマ・ホールディングスに制裁なさるでしょうから
ええ、わたくしも家に戻ったら父に報告致しますわ
空気を読まない鳥居さんが、早速、そう宣言する
こんなことをされた以上は水島さんのお家との交際はお断りするしかありませんわ
わたくしも、お父様やお祖父様に申し上げないと
親・香月家のお嬢様たちから、そういう空気が拡がっていく
ただ、水島さんあなた自身は、被害者なんですからわたくしたちは酷いことは致しませんからねもし、お家が大変な状態になられたら香月の家があなたを引き取るわ
みすずが、そういう
まだ小学部の小さな子に、こんな怖い思いをさせるなんて何て酷いお父様なのかしら
みすずは、翔姉ちゃんに振り向いて
水島さんは、このままお家にお返しするわけにはいかないわ今晩は、わたくしたちの家に泊まっていただきましょうお部屋を用意して
翔姉ちゃんは、みすずに頭を下げる
ああ、アノ子ミスズのお眼鏡にかなったみたいネ
オレが、イーディに尋ねると
ミスズはアノ子の年齢を知っているノネ多分、12歳なんだと思うヨ
今度、アニエスやルナやマナやヨミをミスズたちの学校に編入させるネソシタラすでに学校に在籍している子に友達がいた方がイイネ特に、アニエスには
アニエスは、学校に通うのは初めてだから
ソレとアノ子は、学校に警護役を連れて来ていい家柄の子なのネソシタラヨミは、あの子の警護役ということにしたらイイのネ
ああ、ルナはアニエスの警護役
ヨミはあの水島という女の子の警護役として、大手を振って学校へ入り込める
コウヅキ家が保護した子なんだから警護役もコウヅキが見繕うのは変じゃないカラネ
ソレトミスズの個人的な趣味もアルのネ
イーディは、小声でオレに言った
ミスズは自分の眼の前で、アノ子をDarlingに犯させたいノヨ
ソウイウことがシタくてミスズはウズウズしているんダカラ
あんな可憐な、可愛い子を
オレがみすずを見ると
高浜さんに関しては、あなた自身がなさったことですからちゃんとご自身でペナルティを受けていただきますわ
うな垂れる高浜物産のお嬢様
今日は、もうお帰りなさいあなたの顔を見るのも嫌だわ皆さんも、そう思ってらっしゃるはずよ
スパイの協力者なんて
わたくしたちを売り飛ばすおつもりだったの
誰かが誘拐でもされたら、どうするおつもりだったの
お嬢様たちの非難が集中する
申し訳ございませんが少しあちらで、聞き取り調査をさせていただきます
香月セキュリティ・サービスのメイド部隊の1人が、高浜物産のお嬢様に声を掛けた
あのスパイに、どんな内容のお話をどの程度なさったのかそれをお聞かせいただきませんと
そうね早く連れ出して下さいそのスパイと一緒に
高浜物産のお嬢様は、メイドさんに連行されて行く
気絶したままの天童乙女は、木下さんが片手で運んで行った
ああ、その後ろからトテトテ付いていく子は高浜さんの警護役か
あんまり強そうな子じゃないな典型的な友達警護役だったんだろう
だから、強そうな魅力のある天童乙女に関心を持って食い物にされたのかもしれない
あの感じだとミスズは今のお嬢様の方は、気に入らなかったみたいネまあ、そんなに可愛いコでもないシ
ああ、みすずは高浜物産のお嬢様の方は、オレに犯させたりする気はないんだ
でも、あっちのスパイのコはDarling次第ネ
天童乙女のことか
あのコ捨てるには惜しい人材デショ
確かに気が使えるんだもんな戦力としては惜しいかも
しかし、オレたちの味方になるだろうか
ソコソコ美人で、スタイルも良かったネ
イーディは、そう言ってニヤッと笑った
いやしかし
にゃにゃにゃにゃぁ、にゃーにゃぁっ
ハイハイハイハイハァァッッ
スパイ騒ぎで、すっかり忘れていた
後ろを振り向くと屋敷の石敷きの前庭で
アーデルハイトさんとキヌカさんが
まだ、13歳決戦を続けていた
うにゃあああっにゃおおおーんっ
ハイハイハイ、ハイヤァァ
鉄の爪の猫パンチと靴先ナイフの蹴りの闘い
2人とも、制服のスカートがビリビリに裂けて
パンティ丸出しで、汗だくで闘っている
その2人を、キヌカさんの姉の安城ミタマさんが腕を組んで仁王立ちになって見守っている
安心するがいい、キヌカ何があろうとこの姉だけは、こうしてキヌカを見守っているぞ
はいにゃぁぁ
クゥゥゥゥッ
13歳武闘少女たちの闘いは続いている
でも、天童乙女の騒ぎが落ち着いたばかりだから
もう、みんなバトルは、お腹いっぱいっていう顔をしているよな
みすずが、オレに声を掛ける
旦那様いかが致しましょうか
たくさんの名家のお嬢様たちの前でオレにわざわざ指示を聞いてくれた
この状況なら、さっき美智たちと打ち合わせした作戦が使える
美智あの2人の闘いを終わらせろ
オレが、まず美智に命じる
ハッご主人様
我が弟子ヨミご主人様のご命令を果たしなさい
美智が、ヨミに命じる
あの13歳コンビを、みすずの警護役である美智が自分で止めるより
弟子のヨミに命じてやらせる方が美智が格上に見える
ハッ、工藤流古武術、弓槻ヨミご命令を実行致します
ヨミが、ロリ巨乳をぷるんと揺らして美智に敬礼する
よし、行けっ
ハハッ
ヨミは巫女の力が発動する距離まで、小走りで近付いていく
な、何が始まるんですの
美智やヨミの仰々しい様子に、お嬢様も警護役の少女たちも興味を持ってくれた
うん、いいぞ
2人ともこっちを見なさいッ
美智が、パンッと大きく手を打ち鳴らす
瞬間反射的に、アーデルハイトさんとキヌカさんそして、姉のミタマさんまでがヨミを見る