なぜ、こんな展開に
でも、1回まとめてみたかった内容なので
これで名家の話は全部終わったので、次話から伏線の回収です
つまりエロの方へ行きます
父の健康のために、長距離の散歩に付き合いました
歩けなくなると困るので、時々、長い距離を歩いてもらいます
でも、やっぱり誰かが付いていかないと、危ないので
たまに、自分がどこに居るのか判らなくなってしまうらしいです
隣の区の都立高校まで行ったのですが
はぁ都立高校の子って、スカートが短っ
驚きました
校舎も真新しく、女の子たちはみんな可愛くて
ああ、何で私は男子校へ行ったのだろう
男子校なんて、ムツクケキ男しかいませんでしたから当たり前ですけれど
そしたら、父が
オレも高校は男子校だったぞ
いや、そんな昭和20年代の話をされても(父は昭和9年生まれです)
さすがにもう、女子校生の生足には興味が無いみたいです
家に戻ってから
今日はどこに行ったのか、ほら、お母さんに説明してみて
と言うと
あれれ判らん忘れた
これだはぁ
867.ハイ・ライフ / うた
私の話は以上だああ、私が部下たちに自分のことを閣下と呼ばせている件については、もちろん秘密にして欲しい賢明な君たちなら、判っていることだが
ジッちゃんの声が、香月家本家の中庭に響いていく
パーティ会場に集まった名家のお嬢様たちはやその警護役は、みなシンと静まり返っていた
君たちの楽しいパーティに割り込んでしまって、申し訳なかった老人は、これで失礼するどうか最後まで、みすずのパーティを楽しんでくれ給え
そう言うとスピーカーからのジッちゃんの声は途切れた
余りにも一気に色々な話がされたので、会場の少女たちはみんな困惑している
皆様よろしいかしら
スッと歌晏さんが立ち上がる
香月みすず様、狩野桜子様もお立ち下さい
ニコッと、二人に囁く
わたくしたちのお祖父様が、友情を育み合い、その結果として現在のわたくしたちの学園があるのだとしたらわたくしたちも、これからは仲良くしていくべきだと思うのです
みすずたちの学校は、ジッちゃんたちによって名家のお嬢様しか入れないことになった
その代わり、毎年多額のお金を寄付して新興のお金持ちや、芸能人の子供たちの入学を断ってきた
全ては、名家が次の代に、名家を継ぐのに相応しい娘たちを育てるために
そうねあたしも仲良くしていただきたいと、心から思いますわ
みすずも立ち上がり、微笑む
家柄は良くても、現在は家運が良くない狩野さんは迷っている
何をなさっているの歌晏家と香月家そして、狩野家が3家揃わないと、わたくしたちの学校はまとまらないわ
歌晏さんが、優しく微笑む
狩野様、お立ち下さい
みすずも、狩野さんにそう言った
狩野さんも席を立つ
誰か、新しいグラスを
みすずの声に、香月セキュリティ・サービスのメイド部隊の人が慌てて3人分のグラスを持って来る
どうせなら、シャンパンがいいけれどま、まだわたくしたちは高校生ですし
ええ、ジュースで乾杯致しましょう
みすずが、メイドさんにジュースを注がせていく
まだ、お祖父様に観られているでしょうから
香月様のお家で粗相をしたら、香月様がうちのお祖父様にお話になられてしまいそうですものね
ウフフと笑い合うみすずと歌晏さん
いっそ、わたくしたち3人これを機に義姉妹になりませんこと
歌晏さんが、そんなことを言う
狩野さんだけが、一人緊張していた
うふふふ、わたくし知っているのよ狩野様
歌晏さんが笑う
いつも、気を張っていらっしゃてツンツンなさっている狩野様でも、本当はあなたがとってもお優しい方だと言うことを
驚く、狩野さん
でも、あのわたくしは、お二方よりも年下ですから
狩野桜子さんは、オレと同じ高校1年生
みすずと歌晏桃子さんは、高校2年生だ
そうよだから、あなたが妹一番上の姉は
歌晏様にお願い致しますわ
あたしには、歌晏様のお姉様は荷が重いですから
そうでは、あたしが勤めさせていただくわさあ、グラスを掲げて
早速、歌晏さんが長姉らしく指示を出す
狩野様もあなたは、わたくしたちの妹になった方が楽なはずよ
あなただけでなく、あなたのお家、それからお家に連なる方たちもその方が良いと思うわ
今のままなら狩野家には高い家格しか残っていない
それでも3大名家と呼ばれる以上は、他の2家と張り合っていくしかない
実際、今日のパーティの始まる前
狩野さんは、一人だけみんなと別のテーブルに寂しそうに座っていなければならなかった
狩野家の令嬢としては親・香月家のお嬢様たちのグループに混じることはできない
かといって、勢いの衰えた狩野家では、自分のグループを作ることもできない
決して香月家や歌晏家のように裕福ではないのにこのまま、ずっと他の2家と張り合っていかなければならなければ孤立するだけだ
だけど、この3家のお嬢様たちが義姉妹になってしまえば
親・香月家のグループの子たちも、おそらくあるであろう親・歌晏家のグループの子たちも、狩野さんと親しくしてくれるようになる
自分たちのグループのボスの義妹なのだから
義姉妹の一番下の妹なのは、年齢の順だからということで仕方ない
3大名家としての狩野家のメンツも保つことができる
それにねわたくしは、あなたのような可愛い方と義理の姉妹になりたいわホントにそう思っているのよ
歌晏さんが、狩野さんに言う
あたしも、狩野様と親しくなりたいわ
あなたはどうなのお嫌かしら
歌晏さんの言葉に、狩野さんは
判りましたお二人の義理の妹にしていただきますわ
みすずが、中庭に居る全てのお嬢様に告げる
どうぞ、皆様も一緒に乾杯していただけませんか
まあ、こんな場に立ち会えるなんて光栄ですわ
3つの由緒あるお家のお嬢様たちが義姉妹になられるなんて素敵ですわ
少女たちも自分のグラスを持つ
メイドさんたちが、グラスの無い人には新しいグラスを
空のグラスにはジュースをどんどん注いでいく
こんなことなかなか無いんだから、警護の方たちも一緒に乾杯してちょうだい
歌晏さんが、呼び掛ける
ほら、Darlingもネ
イーディが、オレにジュースの入ったグラスをくれた
向こうでは美智や、レイちゃん、翔姉ちゃんたちもグラスを持っている
あんたたちもホラ、お祝いなんだからグラスを持ちなさいネ