そうよ観たいものは、観ればいいのよ
克子姉まで、そう言う
いやだけど学校の女の子たちのプライバシーがさ
公あたしたちは、犯罪者なのよ
あなただって、とっくに足を踏み込んでいるでしょ
うんオレも悪側の存在だ
欲望は、抑え込まずに発散させないといけないわあなたの場合毎日、何人もの女の子の相手をしているけれどそれでかえってストレスを溜め込んでいることもあるわけだから
今のあなたはエッチな雑誌とか買って来ることもできないんだからプライベートが全然ないんですものだからクラスメイトの裸ぐらい、自由に観れば良いのよ
確かに家族は、オレの部屋には自由に入って来るから
エロ雑誌なんか見つかったら大変なことになる大騒ぎになるあたしよりも、こんな雑誌の子が良いのかって、メグが喚くみすずが泣く瑠璃子は気絶するかもしれない
でも、だからといって
学校の女の子たちの裸を覗き見て、性欲を発散するというのは
これ以上話しても、しょうがない
ミナホ姉さんや克子姉にはこういうことに関する倫理が抜け落ちている
オレに覗かれていることを、女の子たちが気付かなければ問題無いと思っている
2人ともミナホ姉さんは12歳、克子姉は16歳で娼館に誘拐されて来て、ずっと閉じ込められていたから
そ、それにしても住友さんたちがこんなに不真面目な態度なのに、珠代さんはよく怒らないよね
珠代さんは、普段は明るくて気の良いお姉さんだけれど
怒らせると、メッチャクチャ怖い人だったはずだ
怒りを鎮めるためにマナが、全裸土下座したこともある
それは判っているからよこの後あの子たちが、公にヤられてしまうことを
さっきも言ったようにあの子たちが、セックスに恐怖や嫌悪感でトラウマを残さないようにして欲しいけれど甘やかさないでねキッチリと堕としてセックスをナメるような子になったら、それこそお客様には提供できなくなるわ
はぁ、オレの責任は重いのか
3人とも、可愛くて、お金持ちの子で、賢くて今までチヤホヤされて来た子だからそれぞれ、微妙に差違はあるけれどでも、基本はそうよだから、元娼婦の講義なんて聞いてやるもんかって思っているのよ
態度が悪いっていうことじゃないんだ
あれは、あの子たちなりの授業ボイコットなのか
処女だけれど性知識は、普通に持っているしね何も知らなかったのは、美里さんぐらいよ
美里さんは性知識は、そんなに無かったお嬢様だから
お客様に対する気遣いや心配りに関する話もわざわざ話してもらわなくても、そんなことは判っているって感じているんだと思うわあたしの講義の時も、ずっとあんな態度だからノートにメモを取っているのは、美里さんと徳大寺さんだけよ
お嬢様に対しては、ああいう態度は見せないのよ怖い人だって、判っているから
そういう克子姉だって淫獣・克子モードになれば、あの子たちを蹴散らすことはできるんだろうけれど
いや、そうか
だからオレが、初体験を担当しないといけないのか
セックスを知るまでは淫獣モードは使えない
だから、そろそろガツンとやらないといけないのよ
判ったよ克子姉
状況は何となく呑み込めた
そろそろ時間ねじゃあ、あの子たちの居る部屋へ行きましょうか
まず、あの子たちにあなたを紹介するわそれで徳大寺さんと黒沢さんはあたしが引き取るから
すでに非処女の徳大寺さんと、オレが初体験を担当しない黒沢さんは席を外させる
そしたら、あなたはというか、あなたたちねまずは、美里さんを加えて新しい3人の前で、セックスして見せなさい
住友さん、白旗さん、朝比奈さんにオレと鞍馬姉妹、安城姉妹の5Pセックスを見せる
それでとにかく、セックスが怖くないことを示す
それで後は、あなたの好きに犯しなさいその辺は任せるわ
1人ずつ処女を卒業させていく
1人ずつ、部屋を替えてもいいわよ今使えるプレイルームは
ミナホ姉さんが、コンピューターを開こうとすると
あ、あのわたくしはどうすれば、よろしいでしょうか
ありすと手をつないだままの可憐が口を開く
ああ水島可憐さんは、ここで待っていてこの子たちがセックスしている間に、お医者さんに診ていただくわ
昨夜、処女を失ったばかりの可憐は喪失後の検診のために、オレたちに付いてきた
今日は、新人3人のために池田先生に来ていただくことになっているからもうすぐ到着するそうよ上のホテルの方にいらっしゃることになっているから直通エレベーターで、VIPルームまで上がるわ
ここへ直接来てはくれないのか
まあ、エレベーターならすぐなんだろうし
いえ、あのできましたら、わたくしも
ありすお姉様たちと黒森様にご奉仕させていただけませんか
可憐も新人3人の前で、オレとセックスする
わたくしも黒森様の奴隷でございますから
ミナホ姉さんは、12歳のお嬢様を見る
そうね池田先生は精液まみれの女性器でも、問題なく診察して下さる方だし
今までもオレが膣内射精したばかりの膣を、何度も診てもらっている
1人小学生が居る方があの子たちをビビらせるにはいいかもね
ミナホ姉さんは、そう言ってオレを見る
公は、どう思う
黒森様わたくしは
可憐が真剣な眼で、オレを見る
今の可憐は、1人になるのが怖いんだ
ありすたちと一緒に行動したいんだな
判った可憐も来い
可憐が、オレに頭を下げる
可憐わたくしたちと一緒にね
はい、ありすお姉様
うむキヌカ、我々も精一杯ご奉仕するぞ
はいミタマお姉様
5対1か気合い入れていかないとな
じゃあ、みんな行くぞえっと向こうに行ったら、一切、余計なことを言うなよ何もかも、オレの指示に従え
オレはありす、可憐、ミタマ、キヌカにそう命じた
はい、じゃあ行きましょう
克子姉が外へ通じるドアを開く
ミナホ姉さんが第1研修室と書かれたドアをノックする
そして、中からの返事を待たずにドアを開いた
ちょっと、いいかしら
ええ、もう終わるところでしたから御名穂さん
ホワイトボード前の講師役の珠代さんが、そう答えた
娼婦候補生たちは、みんな座ったままだ
あなたたちに紹介したい人がいるのよ公、入りなさい
まずは、オレだけが部屋に入る
まあ黒森様
すぐに美里さんが、オレに気付いたニコッと微笑んでくれる
一方、徳大寺園子さんと黒沢さんはギョッとした表情を浮かべる
カラオケボックスでの天童貞男たちとの死闘や、香月セキュリティ・サービスの旧研修館でのことを思い出したのだろう