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だから、この下らない脅かしを考えたのは、君の主なんだろうしかも、それを無理矢理君にやらせて君が困ったり、オレたちがビビる様子を盗み観て楽しもうとしている

 どす黒い邪悪さ100点満点だ

許せないよね人に対して失礼だし、馬鹿にし過ぎているもの凄く気にくわないよオレは

い、いやあの、ほ、ホントにこれ爆薬なんですけれど

 泣きそうな顔で、必死に黒瀬さんはオレたちに訴える

ヨシくん、大丈夫なの

 メグが、オレの腕をギュッと握って尋ねて来る

問題ないネDarlingの判断は正しいと思うヨ

うん、あたしもヨッちゃんの思っている通りだと思う

 イーディと寧が、オレを支持してくれた

当たり前だよこの子の主みたいな腰抜け野郎にさ例え、脅しのための小道具だろうとホンモノの爆薬を持ってこさせる度胸は無いよ口で言ってるだけで、あのリュックの中は空っぽさこの子の主と同じで、中身が無いんだよ

 オレはわざと煽るように言う

どうせ、この子の主は遠くからオレたちの会話を聞いているんだろうから

徹底的に笑いものにしてやる

ソリャソウネ遠隔操作の爆発物なて、誤作動が怖くてシロウトには手出しデキナイネ

間違えて起爆させて、学園祭に来ている一般人を巻き添えにしたら大変なことになるこのねっ

ホント、馬鹿にされているヨアタシたちが、こんなミエミエの手でダマされるって思っているんダカラ

そうだよねこんなのは3歳児でも引っ掛からないねっ

アンタの主は頭の中、3歳児以下ナノカ

 イーディと寧も、黒瀬さんの主に聞こえるようにケチョンケチョンに言う

え、ええっとあ、あの

 黒瀬さんは、完全に混乱して固まってしまっていた

君の主に伝えてくれまずは礼儀を学んで来いそれから、オレに会いたかったら自分から来い下らないことに臣下を使うな以上だ

 オレは、キッパリとそう言う

ほら、行くぞメグ

そうそう、こんなの無視して行こう、ヨッちゃん

アンタは悪くないヨアンタの主が極めて馬鹿ダカラなのネ

 オレたちは黒瀬さんに背を向けて行こうとする

ま、待って下さいお願い致しますあっ

 振り向くと、黒瀬さんがイヤホンを手で抑えて、何かを聞いている

は、はいはい、判りましたノリヒコ様

 ノリヒコというのが、このお下げの少女の主の名前か

あ、あの今、主がこちらにお見えになられるそうですので

 なるほど馬鹿な小細工を仕掛けて来たけれど  どうしても、オレに会いたいんだなそいつは

どこか他の方のいらっしゃらない場所をご用意いただきたいそうです

 黒瀬さんは、イヤホンから聞こえて来る主の指示をオレに伝える

主はわたくし以外に警護役を7名連れていらっしゃるそうですですから黒森様の側でも、同じ数の警護役が同席することをお許しになられるそうです

 お許しってそいつは、何でそんなに偉いんだ

それと絶対に主の半径300メートル以内に鷹倉神社の巫女が接近することを認めないそうですその条件でなければ、黒森様とお会いなさらないとおっしゃっています

なら会わないでいいよオレは別に君の主に会いたいわけじゃないから

オレに会いたいのは、そっちだろオレの方は君の主に何の約束もしない礼儀知らずに、何かしてやるつもりはない

 オレはツカツカと黒瀬さんに近付いて彼女の肩の小型カメラに顔を近づける

来たけりゃ来いとっとと来いただし警護役は2人までだ楽しい学園祭の会場に、ゾロゾロと警護役を連れて歩かれるのは迷惑だ社会常識を考えろ

 オレは、そう言うと学園祭催事マップを開く  相手が何者か判らないんだから校長室とかに呼ぶのは危険だ  この子たちは、この学校が完全にオレたち黒い森の支配下であることを知らないはずだ  こちらからヒントを出してやるべきじゃないな

ここの部屋なら、学園祭でも使ってないから誰も来ないはずよ

 メグが、校舎内の地図を指差す  ああ、校長室の隣の普段は使っていない緊急放送室か  5月に遠藤が雪乃を襲っていや、最終的にはオレが雪乃をレイプして全校放送した部屋だ

アア、アタシ、放送委員ダカラここの鍵、持っているヨ

 イーディが軽やかに嘘を吐く

この部屋なら完全防音ダカラ、秘密の話ができるネ

黒瀬さん、判るかここの部屋だ今、居るのがここだから

 オレは黒瀬さんに地図を見せ説明する

あ、はい大体判ります

 黒瀬さんは、すぐに理解した  ああ、この人は警護役の家の子なんだな  警護役は主に付いて行く場所をあらかじめチェックしておくから  地図を見て、空間の様子を把握することに慣れている

よし、じゃあ5分後にこの部屋の前に来い5分以上は待たないから、ダッシュで来いいいな

 オレはまた、カメラを睨んで言う

ホラ、アンタ主を迎えに行った方がイイヨ

 イーディが、黒瀬さんにアドバイスする

あ、そうですね判りましたありがとうございます

 黒瀬さんは、ペコリとイーディに頭を下げる  それからオレにも頭を下げ

あのた、大変、失礼致しましたそれでは後ほど

 慌てて、オレたちの前から立ち去ろうとする

待ってくれ、黒瀬さん

 オレは、このタイミングで黒瀬さんを呼び止める  驚いて、オレに振り向く黒瀬さん

君はどこの名家の警護役なんだ

 オレは、この子の立ち振る舞いに名家の品の良さを感じていた  制服が違うから、みすずたちの超お嬢様校の生徒てはない  超お嬢様校に通っているのは名家の令嬢たちだけだから  名家の息子たちに付いている警護役は別の学校に通っているんだろう  黒瀬さんみたいに  黒瀬さんは、一瞬考えて  それから、このまま隠し続けていても意味が無いことに気付いたんだろう  小さな声で、オレに言った

わたくしは、石神家の家臣でございます

 ああ話が判った  石神という名家は素子の栗宮家の縁戚のはずだ  なるほど、そういうことか

本屋に行ったら少女マンガの新刊コーナーに、進撃のキョジンが並んでました

うーん、少女向けだったのか

ベルばらの新刊の隣だったもんなぁ

世間はお盆休みらしいですが、わたしは地獄の日々のままですはぁぁ

1342.学園祭 A その3 / バカ王

・黒森御名穂/黒森家当主犯罪組織黒い森のリーダー家族の長姉

・黒瀬安寿/15歳どこかの名家の警護役お下げ髪の美少女

素子をオレたちの家族にしたことに抗議しに来たんだと思うよ

 校長室の隣の予備の放送室に向かう途中オレは、メグと寧とイーディに言った

ま、そういうことだろうね他に思い当たることは無いし