この子たちに関してはしばらくは、あたしたちが付き添うよ家族との交流は、少しずつにしていく方が良いね
今はまだ何かに驚いた拍子に、突発的に危険な行為をする可能性があるから監視する人間は必要だよ
うんキョーコさんやアーニャみたいな、制止するだけの力のある人が側に居ないと危ないか
セックスももう少し、日本語を覚えてからだよその方が、アンタも楽だろ
確かに意志の疎通が難しいのは困る 通訳を介してのセックスとかじゃ
アンタが自分で言ってた通りだ慌てずに、たっぷり時間を掛けるんだよそうすればこの13人は、あんたにとってとても役に立つ女たちになるよ
すぐに判るよどういうことなのかは
クククと、キョーコさんは笑った
ほんじゃ顔合わせは、これにて終了この子たちは、あたしがここから連れて行くよ
キョーコさんが、少女たちの言葉で何か言うと 13人は一斉に、オレに対して一礼した それから装甲車の上から降りて、オレたちも昼間に乗った後部の兵員輸送ブロックに乗り込んでいく このまま装甲車ごと、校外へ出るんだろう
はい、もういいわよあたしたちも戻りましょう車に乗って
オレは翔姉ちゃんに、声を掛ける
あのさこっちの子なんだけれど
ここまでオレたちの後ろに控えていた黒瀬安寿さんをオレは示す
ええ、判っているわ香月セキュリティ・サービスに所属させればいいのよね
翔姉ちゃんはもう全て知っていた
わたくしも良い資質の子だと思うわよ表の警護が担当できる子は大歓迎だわ
黒瀬さんは裏の仕事向きではない この子は真っ直ぐで、素直すぎる子だ だけど気は利くし注意力も高い 何より明るくて、可愛い 表向きの人材だ
香月セキュリティ・サービス現場チーフの関よよろしくね
く、黒瀬安寿です
翔姉ちゃんは、香月家の当主ジッちゃんの専任警護人だったから、黒瀬さんの方はよく知っているんだろう
あ、あのわたしなんかでだ、大丈夫でしょうか
黒瀬さんは困惑した表情でそう言う
問題ないわ香月セキュリティ・サービスの所属になるけれどあなたの仕事は、うちの家族の警護になるんだしそうなったら、有能な先輩たちがみっちりと教えてくれるわよ
美智やイーディは世話好きだからな 黒瀬さんのフォローは、きちんとやってくれるだろう
警護以外のことも色々とね
翔姉ちゃんは、クスッと笑った
警護の他のことって、どんなことです
キョトンとする黒瀬さん
あらもう聞いてるでしょ
ご主人様へのセックス奉仕よ
なかなか更新頻度が戻らずに済みません
父が倒れた時より、母が倒れて以降の方が忙しくなってます
今月も月末までバタバタとしています
母の店の方は来年の春で閉店することになりました
元からビルの建て替えの話があったのですが場所を替えて、店を続けることはしないことになりました
まあ人生色々なことが起きますはぁぁ
1363.学園祭B / タイプ
翔姉ちゃんの言葉に黒瀬安寿さんは息を呑む
あ、あのプロの警護人として身を立てるためにはやっぱり、そういうこともしないといけないのでしょうか
まだ15歳の黒瀬さんは、おどおどして尋ねる
それはタイプによるわあなたの場合は、そこまでしないとダメなんじゃないかって思うわね
翔姉ちゃんは笑顔でそう答えた
あなたは毎日違う現場へ行って、違う警護対象者に付くような警護人ではないと思うのよ主と決めた人物とその家族だけをずっと守り続ける方が合っているんじゃない
口籠もる黒瀬さん
でもね特定の主人を持つということは、その家の奥深くまで入り込むっていうことだから24時間体勢で警護する覚悟が無ければ困るのよ当然勝手に恋人を作ったり、結婚することも許されないわ警護役から情報を引き出すために恋人になろうとするとする悪い人たちがいるからねもちろんそういうハニー・トラップを仕掛けて来るのは個人じゃなくって、何かしらの組織だし香月セキュリティ・サービスとしてはうちの警護人が、ハニー・トラップを食らって顧客の情報を流出させるような事件は絶対に避けないといけないのよ
もし、そんなことになったら名家専門の警護会社としての信用は吹っ飛ぶ
だからあなたが、わたくしたちの組織に属するのなら、悪いけれどあなたの性欲は管理させてもらうわ
せ、性欲とかわ、わたし
黒瀬さんは、びっくりしている
ま、まだ15歳ですからその
あら、15歳だって性欲はあるはずよ無視してはダメだわそういう考えが、敵につけ込まれるのよ
統計的に見てあなたみたいな子の方がハニー・トラップに引っ掛かることが多いのよね
根が素直な黒瀬さんは、翔姉ちゃんの言葉を信じてしまう
それに特定の主人の警護役に付くということは、お風呂場や寝室にも同行するってことでしょ入浴やベッドを共にするのならセックスもしなくちゃというより、主とそこまでの深い関係にならなかったら信頼関係は築けないでしょ
いつでもセックスする関係の警護役とセックスできない警護役、あなたが主ならどっちの人に命を預ける
黒瀬さんは困惑している
翔姉ちゃんこの人は、そういう説得の仕方じゃダメなんだよ
2人の間に割って入る
言葉で説明してそれで理解させるっていうんじゃないんだよ
あなたなら、どう理解させるの
翔姉ちゃんがニコッとオレに微笑む
理解なんかさせないよ
オレは黒瀬さんの眼を見て
黒瀬さんいや、安寿お前は何も考えなくて良いんだ黙って、このままオレに従え
笑顔で命じる
お前はこのまま、一生オレとオレの家族の警護役になるそれは、安寿もオレの家族になるっていうことを意味するだから、オレとセックスする一生、オレだけとだ
え、ええっとその
黒瀬さんは震えている
安寿にもいずれは、オレの子を産ませるそれもオレが命じる生まれた子供も、オレたちの家族全員で大切に育てる幸せにするそういうことになるから
あ、あのわたしも、さっきのたくさんの外国の子たちみたいになるんですか
ああ元・少女暗殺者の13人とオレの様子を、黒瀬さんも見ていたんだよな
オレとあの子たちの話を横で見ていてどう思った
わ、わたしにはよく判りませんあの子たちが、どういう境遇の子なのか知らないですし
東南アジアの組織のこととか黒瀬さんは知らない
あの子らはこの先、生きていくためのビジョンを必要としていただから、オレはあいつらにそれを与えた
オレは黒瀬さんの眼を見て、言う