決して許されない大罪ですわ
ああ、だから今の水島家は、ギリギリ名家としては認められているけれど、家の格は最低限まで落とされてしまっているんだろ
それでも、名家の一員でいられるのだから完全に名家から追放されてしまっている鞍馬家よりはマシだ
そのノエルって子は、水島家の格が下げられたことを怒っているのか
分家でも水島家の人間だから自分の家が貶められたことに不満を感じている
そうではありません影響はあると思いますが
水島家の格が落ちたことでノエルさんも、校内で肩身の狭い思いをしていると思います
ああ、他の名家の娘たちとの関係や一般生徒の対応が変わったりしているのか
でも、それ以上にノエルさんは、本家の大人たちと香月様に対して怒っているんです
わたくしが香月家にお仕えすることになったことが、納得できないのだそうです
香月家のパーティに、天童乙女を潜入させることを了承したのは可憐の祖父の水島家当主だ 12歳の可憐には選択権は無い 祖父に言われるまま、天童乙女と一緒に香月家に来ただけだ それなのに可憐が事件の責任を取って名目上は、みすずの臣下になっている 実際はオレのセックス奴隷に
分家の娘からすれば、本家のわたくしが例え、香月家であろうとも、他の名家の臣下に下るということは受け入れられないのだそうです
分家の子からすれば、本家の令嬢の可憐は一族のお姫様なんだ それが、みすずの臣下になってしまったのがどうにも我慢できないんだな
そうなる原因を作ってしまったお祖父様や本家の大人たちそして、処分をなさった香月様のことを怒っているんです
その分家の娘から見ると大人たちが、罪の無い可憐を無茶苦茶なリクツで苦しめているようにしか思えないのだろう
このままではいずれ何かしらの大きな問題に発展するかもしれませんそうなる前にノエルさんとお話ししないといけないと思っているのですが
可憐の言葉を聞いてオレは
いや、それだけじゃないだろ
可憐の声には違う色が見えた
そのノエルって子だけじゃないだろ可憐お前自身はどうなんだ
オレは後ろから可憐を抱き締めて、尋ねる
人ってさよく自分の気持ちを、他人に重ねて話したりするんだよ自分が良くないと思っているモノをあいつが良くないって言ってたって伝聞の形で話したりするんだ
可憐自身はどう思っているんだろう 水島家の罪に対するペナルティを12歳の少女が背負わされている現状を
いや、もちろんその分家の子が怒っているのも事実なんだと思う本家の令嬢である可憐の今の様子を可哀相だと思っていることも水島家の大人たちやジッちゃんついでに多分、みすずや瑠璃子たちに対しても怒りを感じているんじゃないかな
可憐の一番の心配は、それなんだろう 分家の娘水島ノエルだって、さすがに香月家の当主であるジッちゃんには反抗できない しかし、みすずたちは同じ校内に居る 可憐が臣下としてみすずに従っている姿も目撃しているだろう そうなるとノエルと言う子の怒りの矛先が、みすずたちに向かう
いや、みすずや瑠璃子も畏れ多いかとなると、みすずたちと一緒に登校しているアニエスや、ルナ、コヨミちゃんハイジやヨミ、美智たちが標的にされる
名家・香月家の令嬢には手は出せないが その臣下お付きや警護役が狙われる 名家の分家なんていう中途半端な立場の子の方が臣下に対して、威張っているだろうし
それでも可憐自身の気持ちの方が大切だお前はどう感じているどうしたい
ぶっちゃけ年少組だって、オレの女たちは強い そういう問題があると判ってさえいれば、幾らでも対応ができる 美智やハイジは感覚が鋭いし巫女の力の持ち主もいる
可憐は今の自分に納得できているのか
わたくしはこちらのお屋敷での生活に満足しております黒森様にも皆様にも、とても良くしていただいていることは判っています心より感謝しております
それから小声で
セックスにも慣れました黒森様にご奉仕をして、いずれ皆様と同じように黒森様のお子を産むことも今は受け入れていますこちらの家族の一員にしていただけたことは、とても嬉しく感じていますしかし
彼女は、濡れた眼でオレを見る
水島の家に対しては、納得できない感情がありますわたくしはお祖父様や親族に捨てられたのではないかと
オレは、可憐の白い背中を擦ってやる
可憐が、そう思うのも当然だと思うよ
水島家は全然、可憐に連絡して来ない たまには家に帰せとも孫娘に会わせろとも言ってこない
香月家に睨まれるのが、怖いからなんだろうけれどちょっと酷いと思うよ
判った来週中になんとかしよう水島家のことも、そのノエルって子のことも
明日の日曜日までは、うちの高校の学園祭だから身動きが取れないその代わり、月曜は振替休日だから可憐のために時間が取れるよ
いいから任せろ可憐はオレの女なんだオレが全て解決するから
オレは、可憐の小さな身体を抱きしめて言う
そうですの、パパに任せておけば大丈夫ですの
そうだよ、兄さんが上手くしてくれるって
心配しなくていいですから
いつの間にか、アニエス・ルナ・コヨミちゃんの12歳トリオが集まっていた 可憐も入れたらカルテットか
可憐ちゃんは、パパによろしくお願いしますって言って次のお当番の時に一生懸命ご奉仕すればいいんですの
そうそう、兄さんに喜んでもうえるようにね
アニエスとルナが微笑む
ホントに大丈夫ですから
コヨミちゃんも、優しく可憐に言う
ありがとうございます、皆さん
可憐は涙目でそう言うと 水島家のことは、翔姉ちゃんに 水島ノエルって子のことはまずは、瑠璃子に相談しよう 情報収集は今夜から始めた方が良い
さ、可憐髪も洗うぞ
オレは再び、可憐の身体を洗い始める そんなオレたちの様子も13人の外国少女たちはジッと眺めていた 可憐を洗ってアニエスとルナがオレを洗ってくれた 今夜は他に、オレに洗って欲しいと望む子はいなかった まあ、オレが1人1人洗っていたらとんでもなく時間が掛かってしまう まだ夕飯前だからそろそろ食事に行きたいし
はい、みんな好きなパジャマに着替えて
風呂から上がって脱衣所に行くと克子姉がたくさんのパジャマを運んできてくれた
今夜はパジャマ・パーティよ
ということでみんなでパジャマに着替える 外国少女たちにも、イーディたちが説明して好きなパジャマを着てもらった そして、みんなで食堂へ向かう