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それと公様への絶対服従も、心に書き込みました

 それなら、何とか制御できるか

学校へお連れになられるのでしたらわたくしもおりますし

 月子が、オレの心を呼んで言う  月子も、今日からオレの高校の生徒になる巫女の力の持ち主が、一緒に学校へ行ってくれるのは非常に助かる

はむむっ、はむっ、はむむっ

 ドリル槍姉妹は、本当に美味そうに食べるなあ  東南アジアの組織は、食事が悪かったのかもしれない  姉のドリィが、イーディに何か言う

お前たちは、いつもこんな美味いモノを食っているのって言っているネ

 イーディが、翻訳してくれた

そうだこれからは毎日、美味いモノを食わせてやるから、覚悟しとけって伝えてくれ

 イーディが2人に言うと  ドリィもアナも、とっても驚いている

公先に行くわね

 超お嬢様校の制服に着替えたまり子たちがやって来る・

ではパパ行って参りますの

 アニエスもルナたちと制服に着替えてやって来た

うんみんな可愛い似合うぞ

 オレは、クラッシックなセーラー服姿のアニエスたちを見てそう言う

気を付けて行って来いよ

 アニエスは、ニカッと微笑んでオレの唇に、そっとキスをする  その様子を、ドリィとアナが食事しながら不思議そうに見ていた

ルナ可憐、コヨミちゃんもみんな頼むぞ

 アニエスと同じ12歳の子たちをオレは見る

任せて下さい、兄さん

皆さんは、わたくしがご案内致します

わたしも頑張ります

 3人は、そう答えてくれた  オレは、それぞれ順番にキスしていく  コヨミちゃんだけは頬にルナと可憐は唇に

あ、いいわねあなたたち

 まり子が、そう言うから

まり子も、しようぜ

うふふ、そう言ってくれるのを待ってたのよ

 オレはまり子ともキスをする  女の子の唇は、みんな違う  唇の弾力も、湿り気も、体温も肌触りも、1人1人異なる

わたくしも、この子たちのフォローをするわ

 アニエスたちのことを面倒見てくれると約束する

ヨミさんのことは、わたしに任せて下さい

 エリカもセーラー服に着替えてやって来た  ヨミも一緒だ  2人とも14歳の同い年だ

校内で不自由が無いように、わたしがお世話致しますわ

 中等部のスターと呼ばれるくらい、先輩にも後輩にも人気のあるエリカが付いててくれるのならヨミのことも心配はいらないな  オレは、エリカともキスをする

ヨミも慣れない場所だろうけれど、頑張れよ

大丈夫ですわヨミにお任せですっ

 ヨミともキスした  ヨミは、自慢のロリ巨乳をオレの胸に押し付けてくる

ハイジもみんなのことを頼む

 オレは、13歳のハイジに言う

美智は香月家の警護役として、広く校内の女の子たちに知られているから小回りの利くハイジの力が必要なんだ

 美智の能力は、スバ抜けているけれど  何かトラブルが起きる度に、香月家の家臣が前に出ると周りの子たちにプレッシャーを掛けすぎることになると思う  これからは遊撃隊としてのハイジの存在が、とても大きい意味を持つはずだ

はいご指示に従います

 オレは、ハイジともキスをした

では、あなた行って参りますわ

 桜子が強くオレを抱き締め自分からキスしてくる

大好きです、あなた

 他の子たちの前で、オレのことをあなたと呼んだ

あら、たった一晩で一皮剥けたわね

 克子姉が、そんな桜子を見て微笑む

当たり前よ桜子は、香月家、歌晏家と並び立つ3大名家・狩野家の令嬢ですもの

 従姉妹のまり子が、自分のことのように桜子を誇った

わたくしもう逃げませんわあなたの女ですから

 そうだ今の桜子は、自信に満ちている  みすずや桃子姉ちゃんに対して、少し引き気味だった気弱な少女はもういない  香月家、歌晏家の令嬢たちと対等に渡り合うだけの芯の強さを感じる  オレに処女を捧げオレの女になったことで  ここまで女の子は変わるんだ

シエも、ご挨拶なさい

 桜子が、後ろに控えている少女に言う

は、はい行って参ります

 一方、桜子の子供の頃からの警護役不知火シエさんは  主の変貌に、すっかり戸惑っているようだった  朝の合同稽古にも、姿を見せていなかったみたいだし  あ、そうか今の不知火さんは警護役でなく裁縫係として、ここに居るから  すっかり自信を失って、意気消沈しているんだな  何とかしてあげたいけれど今は時間が無い  今日、帰宅してからだな

お兄様、行って参りますわ

 瑠璃子と美子さんも超お嬢様校の制服に着替えて、やって来た  この2人は主従関係に戻っている  オレは瑠璃子の唇にキスする

美子さんは、オレの頬にキスしてくれた

ご主人様大切な家族たちは全て、わたくしがお守り致します

 超お嬢様校の中での警護の要として美智がオレに約束する

ああ期待しているぞ、美智

 オレは、美智ともキスをする  そして最後にみすずがやって来た

オレはちゃんとみすずを見ているからな

 名家中の名家であり政財界に大きな影響力を持つ香月家の令嬢  強い力を持つ者はそれだけで周囲の人間から警戒される  それは仕方ないことなんだ  だからこそ、受け入れてもらうための努力を続けないといけない

オレも頑張るから

 ジッちゃんから、香月セキュリティ・サービスという力を譲られたオレも  恐れられ、警戒されることになる  みすずと同じだ  ただ、オレの場合は  さっき、キョーコさんにアドバイスしてもらった  暴力を手にしているオレはもう、恐れられ、警戒されることからは逃げられない

それならば

ジッちゃんが何で、あんなに孤高の人になっているのかやっと判ったよ

 ジッちゃんは周囲の人間には、絶対に隙を見せないわざと恐れられるように立ち振る舞う  強大な力を持ってしまった人間は、ああいう風になるしかないんだ  ジッちゃんが迂闊に動いたらジッちゃんの手にしている力が勝手に発動して周囲の人間たちに影響を及ぼすからだ  例えば、ジッちゃんがちょっと親しく話し掛けただけで香月家の当主に認められた男として、異常に評価が高まったりやっかまれて足を引っ張られることになる人が現れる人の人生を簡単に狂わせてしまう  だから、ジッちゃんは孤高になるしかない  皮肉屋で、いつも周りの人にプレッシャーを与える怖い人間として高い位置に独りぼっちで居なければならない

オレもいずれはジッちゃんみたいにならないといけないんだな

 香月セキュリティ・サービスのオーナーでいるためには  精神的な甘さのまったくない無慈悲で、冷酷な、怖ろしい男だと思われるようにならなくてはいけない  孤高の存在にならないと