ソウヨ余計な知識は必要無いネソウイウのは、Darlingの判断の眼を曇らせるカラ
マヌケなやつは、あんたがミネソタの海は綺麗って言った瞬間に、あんたのことを敵じゃないかって判断するたった1つの嘘だけで自分に嘘を吐いているんだから、こいつは悪いやつなんだって思い込む
工藤父の言葉は正しい 1つの嘘が疑念になる信じられなくなる敵だと思い込む
そう言えばそうねこの子、一度もわたくしのことを疑わなかったわ
アグリッピーナさんが、オレを見る
でも、それは工藤あなたのことを信用しているからでしょあなたが連れて来た女だから、危険ではないと判断したんじゃないの
オレを信用冗談じゃないあの大人数の中で、こいつがここに残したのは最強の取り合わせのメンバーだぞ
香月セキュリティ・サービスのトップ・エリートのレイちゃん 暗殺教団の技を受け継ぐ、イーディ そして巫女の力を持つヨミ
オレを信用してたら、3人も残さねえよ
そうかしら、あたしならニキータ・ゴルバチョフさんを残すわ彼女なら1人で充分ガード役を勤めるでしょ
ニキータはアーニャの犯罪組織でのコード・ネームだ
彼女はダメだあんたがもし裏の組織の人間なら彼女のことを知っているはずだだから、こいつは敢えてメンバーから外したんだよ
それもあるけれど少女暗殺者たちの世話をする人が必要だから、アーニャとイーディのどちらかを選ぶしかなかった
つまりだこいつは最大の防御策としてこの3人を残したオレのことなんか信用していない自分の眼と感覚で、あんたがどんな人間かを見極めようとした
確かにDarlingは、世の中の知識は足りないネでも、真っ直ぐに相手を見て、肌で相手を理解しようとする人ネ
そして、どうやらあなたのことは良い人だと判断したみたいですよ
工藤父、イーディ、レイちゃんが言う
わたくしが良い人
ソウヨ、Darlingはアナタにからかわれているって感じてたけれど悪意を感じていなかっただから、これは遊び遊ばれているだけだと思ったカラ、あなたに対して怒りは示さなかったノヨ
わたくしたちの先生は怒った時は怖いんですから
ずっと黙っていたヨミが、そう言った
色んな人から、よくからかわれますからオレでも、言葉や表情に悪意が込められているかどうかは、すぐに判りますアグリッピーナさんからは、そういうのは感じられませんでした
アグリッピーナさんは、狐につままれたような顔をする
アタシたちのFamilyでは、Darlingは判断ダケをするのヨ知識も知恵も力も、Familyの中で得意な人が担当するカラアタシたちのDarlingは、これでイイのネ
ああ、やっと判ったわこの子がボスで他の子はこの子の部下っていうのではないのねあなたたちはFamilyという形式なのね
イーディは、そう言うとオレを見て
サア、行こうDarlingアタシ、お腹空いたヨ
オレを食堂に誘う
うん、そうだな急いで食事しないと、学園祭に間に合わなくなるじゃあ、工藤さんミナホ姉さんの警護、お願いしますそれから、アグリッピーナさん、何かの機会にはよろしくお願いします
オレは2人に挨拶した
何かの機会って
アグリッピーナさんは、ニッと笑う
今日は敵ではないんでしょうけれどアグリッピーナさんのお仕事によっては、オレの敵に廻ることもあるかもしれません
もし、そうなってしまった時は手加減して欲しいの
いえ、そうなってしまった時は申し訳ありませんけど、全力でブッ潰しますからそういう意味で、よろしくお願いします
オレは、真っ直ぐにアグリッピーナさんの眼を見て言った
あら、本当に素直な子なのね気に入ったわ
クククククと、声をあげてアグリッピーナさんは笑った
おい、オメーさここだけの話だけどよ
工藤父が、オレに言う
オメーの家、何だか知らねえけど芸能プロの女性タレント部門を手に入れたんだって
ミナホ姉さんが、デススター・プロダクションから女性部門をブン獲ったことを工藤父は知っている
そうですけど何か
あのよダダドムゥと契約しておいた方が良いと思うぞ
いや、でもあの人は
ああ、オメーも知っている通り、あいつは重度のロリコンだしかし、ロリは遠くから見るだけで絶対に手を出さないという掟を自分に課している
それは、そうなんだろうけれど
だけど、どうしてダダドムゥおじ様と契約しなくちゃいけないんです
それはよオメー芸能プロってのは、どこも何かしらケツ持ちの暴力組織がくっついているもんだぜ
オメーらが芸能の仕事を始めたら、面白くねーヤツらは色々と手を出してくるぞそういうのをやられる前に、ダダドムゥに対処させるんだよ
他の芸能プロに嫌がらせされる前に、ダダドムゥおじ様にカウンター攻撃してもらうのか
なあに、高い金はいらねぇあいつのことだから、可愛いアイドルのコンサートに優先的に招待してやるとか、握手券を毎月やるとか約束すれば、それだけで契約完了になるはずだ
それはまた安く済みそうだ
判りましたミナホ姉さんに話してみますありがとうございます、工藤さん
おうよ
工藤父は、再び朝食のトーストを食べ始める
アグリッピーナさんも
ああ、またね坊や
オレは2人に頭を下げるレイちゃんとヨミも、オレと一緒に頭を下げてくれた イーディも加えて、4人でお屋敷の中へと入る
レイカあの人はどういう人ナノネ
食堂へ向かう廊下を歩きながら、イーディが尋ねた
最高レベルの警護役だよキョーコさんが世界レベルの犯罪者なら、ユリア・アグリッピーナは、警護の世界では国際的に名の知られている第一人者だよ
そんなに有名な人なんだ
そんな人が、何でウチに来たノネ
それは、わたくしには判らないですね
イーディとレイちゃんが、そう言うと
御名穂お姉様が雇われたんですわ
わたくし、あの人の心を読みましたから
ミナホ姉さんがアグリッピーナさんを雇った
ああ、それで工藤さんと一緒に居た理由が判った
2人とも御名穂さんの警護をするんだよ今日
つまりミナホ姉さんは国際的な警護役の第一人者を雇わなくてはいけないような状況にある
それって大丈夫なんだろうか
朝食が済んだら、翔お姉様に連絡してみますだから、大丈夫ですよ
レイちゃんが、オレの肩を抱く 翔姉ちゃんなら、香月セキュリティ・サービスの組織を使って、ミナホ姉さんのガードをしてくれるだろう
ソウヨ、ミナホのことはミナホに任せるネDarlingにはしなくてはいけないことがアルはずヨ今日は