Выбрать главу

 休憩に向かうテニス部の人が、オレがパンを詰め終わったパッドを見て言う

そのパンを運んでくれるのなら、ついでに可奈さんに伝言を頼むわ

 克子姉が、その子に言った

1時30分になったら、ここへ来てってそれまでは、お昼ご飯を摂らないでって言っておいて

 ああ素子とくるみが作ってくれたお弁当  可奈センパイの分もあるんだ

判りました伝えます

 今まで手伝ってくれた4人がパンのパッドを抱えて外へ向かう

それで、新しく来てくれた皆さんは、あたしの仕事を手伝ってあなた、オーブンの方、1人でやってちょうだい

判った克子姉

それで愛ちゃんとマナちゃんは先に休憩室でお昼を食べて

いきなり2人抜けちゃって、大丈夫

 マナが、克子姉に尋ねる

お二人の代わりは、ヨミが勤めますっ

 休憩室からヨミが出て来た  テニス部の人たちは、突然現れた見知らぬロリ巨乳の少女に驚くが

はい、気にしなーい、気にしなーい

 ヨミは巫女の力で、自分の存在を認知させる

あ、いいんだ

うん、いいのよねこれで

 あっさりとテニス部員たちは、ヨミを受け入れた

そしたら、ヨミちゃんはテニス部の人たちとパンの成形あなたはオーブンね

 オレはパンを焼くのをメインに克子姉自身は、テニス部の人たちの指導もする

じゃあ、ご飯食べちゃいます

 マナと愛が休憩室へ  1時30分になると可奈センパイがパン工房にやって来た

はーい、代わりまーす

ごちそうさまでした

 ほぼ同時にマナと愛が休憩室から出て来る  休憩室の中のモニターで、可奈センパイがやって来るのを確認していたんだろう

そしたら、あなた可奈さんと寧ちゃんと一緒に休憩して

あたしは、その次でいいわ

でも、オレ、2時に約束が

判っているわだから、ここでなるべく多くパンを作っておきたいのよ

 克子姉は、パン生地を捏ねながら言う

多分、3時30分ぐらいにもう一度、お客様が増えると思うからだから、今のうちにね

部活の発表の終わった子が家族を連れて、食べに来ると思う

だから、あたしはもう少し作業を続けるわ

いやそれなら、克子姉はいつまでたっても食事できないじゃないか

 次なんてない

あたしはいいのよここの責任者なんだから

いいことなんてないよ克子お姉ちゃん

そうです克子さん

 マナと愛が克子姉に

テニス部の人たちには、マナが指示して作ってもらうから

オーブンは愛が見ます

わたくしもまだパンは、そんなに上手くはできませんが、お手伝いしていますから

 ヨミも、克子姉に微笑む

そんならさっ、あたしが残るよあたしは、克子お姉ちゃんが帰って来てからご飯にするこんだけ人数がいれば、ちゃんとやれるって

 最後に寧が、克子姉にそう言った

そうだよ、ちゃんとご飯は食べてくれそんなの、せっかくお弁当を作ってくれた素子とくるみに悪いよ

さあ、行きましょう克子さん

 可奈センパイが、笑って克子姉を促す

判ったわじゃあ、少しの間だけ任せるわよ

 克子姉は折れてくれた

任せておいてっ

ちゃんとしておきます

頑張りますから

ゆっくり食べていいからねっ

 マナ、愛、ヨミ、寧に任せてオレと可奈センパイと克子姉は休憩室に入る

公、待ってたわよ

 部屋の中にはまり子と月子と黒瀬安寿が居る

あれ、まだ食べてないんだ3人とも

 弁当は届いていたのに、3人ともまだ手を付けていないようだった

公と一緒に食べたかったから

 まり子の言葉に

あら、親友のあたしを待っててくれたんじゃなかったの

 そう言えば、まり子は朝、散々テニス部の人たちに可奈は親友ってアピールしてたっけ

可奈のことも待ってたわよはい、お弁当ヨミちゃんたちが食べているのを見てたけど、すっごいわよ

 まり子が、オレたちに弁当を手渡してくれる

今、お茶を入れますね

 月子はお茶の準備をする

どれどれうわっ、豪華

 弁当の蓋を開けて、中身を見て驚く可奈センパイ  ええっと、和風の松花堂弁当っていうんだっけ  弁当箱の中が細かく仕切られて、色々なおかずが入っている  みんな、すごい手が込んだ料理ばかりだ  見た目も美しい

素子お姉様が、お作りになられたお弁当ですもの

 まり子は、素子の超お嬢様校の後輩だ  まり子が高1で、素子は高2

うふふ、わたくし、素子様のことを素子お姉様って呼ぶ日が来るとは想像していなかったわ幼稚部から存知上げていたのに

ああ槍のお嬢様ねお料理、お上手なのねぇ

和食に関しては、あたしよりも上手よ素子さんもくるみさんも

 克子姉が、自分の弁当を開けて言う

素子さん、テニス部の皆さんの分も作られようとなさったみたいなんですけれど

 月子が、急須でお茶を入れていく

無理よねこんなに大変そうなお弁当うちの部の子全員の分なんて、とてもとても

いいのよ家からお弁当を持って来ている子たちも多いし、こういう素敵なお弁当は家族だけでいただきましょうるるんっ

可奈センパイは昼食は用意してなかったの

家からは何も持って来てないわどうせ、何か用意してくれているはずだって思ってたわよお屋敷の子たちが、何もしないわけないもの

 可奈センパイも、すっかり家族の一員になっている

あなたもこっちに来て、いただきなさい

 まり子が、監視システムの前に座っている黒瀬安寿に言う

監視はお屋敷でもしているから、食事くらいは問題ないぞ

 真面目で良い子なんだけれどまだ、オレたちの流儀に慣れていないんだよな、この子は

ちょっと話してみたんだけれどなかなか良い子ね、公

 まり子が、黒瀬安寿を見て微笑む

わたくしの警護役に欲しいくらいよハイジは、わたくしよりも他の子たちの方が気が合うみたいだし

残念だけれど彼女には、この子の身辺警護を専門にやってもらうつもりよ

 克子姉がまり子に言う

公の警護ならイーディさんが居るじゃない

イーディちゃんは、年末にはアメリカに行く用があるのよそれに、彼女は目立つでしょだから、この子には普通に見える子も必要なのよ

ミタマとキヌカも居るけれどあいつら戦闘力ばっかり凄くて、警護役としては注意力に欠けてるところが多いから

ミタマちやんたちとこの子とセットにしたら、攻撃と警戒と両方出来てちょうど良いと思うのよ

 克子姉とオレで、説明する

ああ、なるほどねぇ

まり子は、ずっとここに居たの

ええ、ずっと居たわ月子さんとあの子と