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この中に、合唱部かブラスバンド部の人いるかな

 マルゴさんが、学生食堂の中にいる生徒たちに向かって大きな声で尋ねる

あ、あたし合唱部です

 1人の女生徒が、手を上げた

今、音楽室ってどうなってる今日は、合唱部もブラスバンド部も、演奏は講堂でしょ音楽室は、控え室ぐらいにしか使ってないよね

 狭い音楽室では、人を集めて演奏や合唱を聴いてもらうのは無理だから

は、はい合唱部は、もう発表も終わりましたブラバンの子たちは、外で演奏してますから今はいません

そうええと、音楽室の管理は今でも大谷先生のままかな

はい、大谷先生です

じゃあ、大谷先生に伝えておいて後で、卒業生のマルゴが音楽室を借してもらいに行くって

大丈夫大谷先生なら、あたしのことはよーく知ってるから大谷先生の前歯が差し歯なのは、あたしのせいだし

じゃあ、みんなそういうスケジュールで行動しようかっ

 学生食堂から、イーディたちがリングを設営している校庭を経由して音楽室か  ここからのルートは、1本だ

じゃあ、せっかくだからパンをいただきましょうさあ、茉莉花さんたちも食べてこれ、愛が作って公が焼いたパンなのよ

 まり子が、茉莉花たちにパンを勧める

久々に新キャラの名前を付けるのに時間がかかりました

すでにたくさんキャラがでているのでなるべく被らないようにしないと

いや、すでにヨミとコヨミちゃんとか存在しているんですか

なかなか大変なことになってます

1391.学園祭2日目 / 信用問題

・松下真樹/16歳茉莉花と同じ高校の音楽科のピアノ少女お団子頭にしている切れ長の眼の大人しそうな子

・松下美樹/14歳真樹の妹大きな瞳のボブカットバイオリン少女

・五十嵐イズミ/16歳茉莉花と同じ高校の音楽科の声楽科少女制服の上に黒の革ジャン化粧が濃くて、目付きが悪い

 とりあえずオレたちは、1人2個ずつパンを取って、食べ始める

へえ、真樹さんはそんなにピアノが上手いんだ

 マルゴさんが、茉莉花から松下姉妹のお姉さんの情報を引き出した

はい松下さんは、わたしたちのクラスで一番お上手です

 大人しい茉莉花が、うつむき気味に答える

そんな高畑さんだって、とってもお上手ですわ

 松下真樹さんが、恥ずかしそうに言う  この人も、茉莉花と同しで大人しくて控え目なタイプの美少女だな  似た性格だから、気が合って友達になったんだろうか

わたしなんて松下さんのピアノには、追いつけないですホントに松下さんは、わたしの何倍もお上手でその

 オレは、正直、ピアノの演奏のことは、良く判らない  しかし、茉莉花が最初にミナホ姉さんの前で演奏した時  ミナホ姉さんは茉莉花の演奏を聴いて、すぐにもしプロのピアニストになりたいのなら、サポートすると言ってくれた  ミナホ姉さんにとって茉莉花は、黒い森の娼館で生まれた妹だから茉莉花のことは大切に思ってくれている  だけど、ミナホ姉さんは厳しい人だ  常にオレたちを試し試練を乗り越えた相手にしか、手助けはしない

茉莉花の演奏を聴いて、ミナホ姉さんは彼女のピアノの才能は確かだと感じたんだ

 そうじゃなければ、ミナホ姉さんの方からプロを目指すのならサポートするなんてことを言い出すはずがない  茉莉花は、その場でミナホ姉さんの話を断ってしまった  自分はプロのピアニストになれるような腕前ではないと  茉莉花は音楽の先生を目指していると言っているからそれはそれで構わないんだけれど  オレの心には、その時の茉莉花の様子が引っ掛かっている

それで美樹さんの方はバイオリンなんだね

 マルゴさんは、今度は妹の松下美樹さんに話し掛ける  セーラー服姿の美樹さんは、バイオリンのケースを大事そうに抱えている

確かバイオリンて高いんだよねそれも、かなり良い物なの

 マルゴさんの言葉に、美樹さんは

いえ、これは別に、そんな、高いものではありませんあ、もちろんバイオリンですから、とても高いものなんですけれどでも、バイオリンの中では高い方じゃないというか安くはないというかええと、でも、普通の人からしたら、やっぱり高額なものなんですよね

 澄んだ声で話すが緊張しているのが、よく判る

ゴメン、値段のこととか、どうでもいいことだよねそのバイオリン、美樹さんにとってはとても大切なものなんでしょ

 マルゴさんは、優しく微笑んで黒髪ボブカットの大きな瞳の中学生に言う

は、はいわたしの宝物ですお父さんが、買ってくれたバイオリンですから

 松下美樹さんは、愛おしそうにバイオリンのケースを撫でた

あなたも演奏を聴いて欲しいのかしら

 まり子が、割り込む

あは、はいそうです

 美樹さんは、顔を赤らめて小さな声で答える

それでそちらのあなたは、歌いたくないのよね

 まり子は音楽科女子校の制服の上に黒の革ジャンを羽織っている五十嵐イズミさんに尋ねる

そう言ったろあたしは歌わないって

 変に化粧が濃くて、口紅で唇の赤い五十嵐さんが、まり子を睨む

一応聞いておくけれど歌うってことは、あなた声楽科

当たり前だろあたしたちの高校には、ロック・ボーカリスト養成コースとかは無いからねふんっ

 まり子の問いに、五十嵐さんはツンツンしながら答える  セイガクって何だ  オレには、よく判らないが今は聞かないでおくことにする

あら、そうなのどういうことなのか、だいたい判ってきたわ

 まり子オレは、まだ全然判らないぞ  やっぱり、今のうちにセイガクとは何か聞いておくべきだろうか

声楽というのは西洋音楽の主にクラシックの世界で、人間の声による音楽を指す言葉でしたわねソプラノとかアルトとか、テノールとかバリトンとか公様もお聞きになられたことがあると思いますわ

 オレの心を読んで月子が教えてくれた  ああ、そうか茉莉花の通っている音楽科で歌うっていうのは、クラッシック音楽を歌うってことなんだそういう学校なんだもんな  クラッシック音楽を歌うことを専攻している人が、何でこんな入り込み口から間違ってしまったニワカのロック歌手みたいな格好をしているんだろ

で君も、声楽科の中では上手な方のかな

 マルゴさんが、五十嵐さんに尋ねるが  彼女の代わりに、松下さんのお姉さんの方が答える

はい五十嵐さんは、声楽科のクラスでは、いつも学年のトップ3に入られています

 この人も歌は上手いんだ

トップ3ったってあたしはいつもトップじゃないよ2番手か3番手なのさ

 五十嵐さんは、またツンとなる