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そうねあたしたちはマナちゃんが、この半年間で激変したことを判っているけれど

マナちゃん本人はあたしたちほど、変わったという自覚が無いのよいつも鏡を見て暮らしているわけじゃないもの

 マナは怖いんだいつでも、どこでも

月子お姉様は、マナお姉様の心を読まれてマナお姉様が、そのことを心配しないように

 ルナが昔のマナお姉様に会ったことのある人たちの記憶は全て書き換えてきたことにして  マナを安心させてあげようっていうことか

そうかオレの責任だなオレが気軽にマナにパン工房の手伝いを頼んじゃったから

 マナがパン工房の中から出ないのは、昔の自分と会ったことのある在校生と顔を合わせたくないからなんだ

今からでも、気遣ってあげればいいわよあたしたちもフォローするから

マナも大変なのね

 今まで、ずっと黙っていたメグが口を開く

あの渚お姉さん

 メグはずっと元気が無い  渚は、いつもの優しい笑顔でメグを見る

あたしいいのかしらこの後ヨシくんとフォークダンスを踊っても

 いつものメグのあたしはいいのかしら病だ

良いと思うわよ後夜祭でダンスを踊ることは、そう何度も経験できることじゃないんだから

でもこういうことを、あたしばっかりがあたしだけが、ヨシくんとそういう経験をするのは、何だか申し訳がなくて

今日もヨシくんは、ずっと克子お姉さんや愛ちゃんとお仕事していたわけですしあたしは、手伝いしかできていないですし後半は、陸上部の方へ行かなきゃいけなかったですし

 マズいこれはマズいパターンだぞ

可奈さんだって、在校生ですしホントは、ヨシくんと踊りたいと思うんですそれにイーディや寧お姉さんだって

気にしすぎよ

いいえ、今、マナの話を聞いたらここの高校の生徒のあたしたちだけが、ヨシくんと学園祭を楽しめることだって他の子たちには申し訳ないように思えてきて

 メグの眼に、涙が溜まる

ここに来ることが許されなかった、みすずさんや、瑠璃子さんたちのことも考えたらあたし

だから、あなたは考え過ぎなのっ

 渚は、メグのおでこをちょんと指で突っつく

あたしが、何をしに来たと思っているの

 そう言えば、もう学園祭は終わりなのに  渚は何をしに

あたしは、踊りに来たのよこの人と、フォークダンスを

 ええっ

ビールと車のシバリは

昔、知り合いで自分の会社が突然、ト*タの子会社になってしまった人がいて

いや、車とは関係ない会社の人なんですトヨ*は色んな会社を傘下にしていますから

そしたらやっぱり買い換えた車はト*タになっていて

暗黙の了解というか、会社から強制されるそうです

ただ彼の車にはこっそりマクラーレン・ホ*ダのシールが貼ってあって

ホントは、別の車が買いたかったんでしょうね

**製紙の会長が常連だった店のテイッシュは**製紙の製品だったそうです

徹底してますよね

1405.学園祭2日目 / 祭りのあと(その4)

・星崎可奈/17歳テニス部主人公の性奴隷2年生で一番の美人ノブ・アー

 渚が笑顔でメグに言う

そ、それはいえ、もちろん、あたしは渚お姉さんが踊りたいのならそれで良いと思いますけれど

そ、そうですよねな、渚お姉さんと克子お姉さんは、高校の時にフォークダンスは踊れなかったんですからそれを今日、取り返しても良いんですよね

 メグは、自分だけがオレとフォークダンスを踊ることを、他のオレの女たちに対して、申し訳なく思っていたみたいだけれど  いざ、渚が自分も踊ると宣言するとそれはそれで寂しいようだ

取り返す何、馬鹿なことを言っているのよ

 渚は、メグの頭をコンと軽く叩く

あたしは、取り返すつもりなんかないわよ昔のことは昔のこと今日は今日でしょ

渚お姉さん

この人の高校1年生の後夜祭は今日だけなんだから一緒に踊ろうと思ったら、今日踊るしかないじゃないのっ

 今日は今日だけ

もちろん、来年も踊るわよ再来年もこの人の高校2年生の後夜祭も、高校3年生の後夜祭も、あたしは制覇するわ

 渚は、元気に宣言する

恵美ちゃん思い出は、自分で作らなきゃ手には入らないのよ誰かがくれるものじゃないの

 渚の言葉に、メグは驚いている

あたしは、この人との今日の思い出が欲しいわだから、あたしとはあたしのために誰が何て言おうと、この人とフォークダンスを踊るわよああ、もちろん恵美ちゃんを押しのけたりはしないわ恵美ちゃんも思い出が欲しいのなら、この人と踊ればいいしそれを邪魔する人はいないわよ

 渚は、そう言うと真緒ちゃんの頭を撫でる

あたしは、自分が思い出を作りたいだけだけれどでも、それだけでもないのよあたしこの子も一緒に、3人で踊りたいの

 真緒ちゃんは、キョトンとして母親の顔を見上げる  渚はオレと真緒ちゃんと、3人でフォークダンスに出たいのか

大人は、自分で思い出を作ることができるし眼の前で起きていることを良い思い出にするのも、悪い思い出にしてしまうのも、全て自分自身のせいよねだけど子供は、そうじゃないわ

 渚も、優しく真緒ちゃんを見つめている

あたしは母親として、この子に良い思い出をたくさん作ってあげなきゃいけないのよ

今日のことを、ずっと、この子が覚えていてくれるかどうかは判らないけれどでも、パパが高校生の時に、パパとママと3人一緒に学園祭で踊ったって思い出があるのは、素敵なことだと思わない

 渚は幸せそうに微笑む

ずっと覚えてるよっ真緒、楽しいことは忘れないもんっ

 真緒ちゃんは、母親の言葉にプッと膨れる

そうよねママもそうよだから楽しい思い出が作れそうなことは、絶対に見逃さないわ損しちゃうものっ

 渚は、クククッと笑った

じゃあボクも踊ろうかな

 ルナが、笑顔でそんなことを言い出す

ボクもいつかは、兄さんの赤ちゃんを産むから自分の子供に、ママはパパと学園祭でダンスしたことがあるって、お話したいから

 そう言って、ルナはメグを見上げる

アニエスちゃんには悪いけれどチャンスを逃すのは、もったいないです幸せな思い出になるんですから

 後夜祭のフォークダンスを踊るのは義務ではない  オレとメグが婚約を公表しているから他の生徒たちの前で、踊ってみせなきゃいけないとかそういうことではない

メグはホントはどうなんだオレと踊りたいか

 オレはメグに尋ねる  メグは、オレを見ると

ヨシくんは、あたしと踊りたい

 メグはまた、下を向いてしまう

あたしこの2日間は、とっても辛かったのお姉さんたちは、あたしのことを普通の子だからこそ、ヨシくんの婚約者役にちょうどいいって言ってくれるけれど