あたしは先に、真緒と帰っているわ教職員用特別駐車場に、車を停めてあるから
真緒、先に帰ってママとお食事の用意を手伝いましょうね
うん、じゃあね吉田くんっ、また後でねっ
真緒ちゃんはここではオレをパパと呼ばないようにキツく言われている
それならミタマ、渚と真緒ちゃんに付いてくれ
校内からお屋敷までの短距離でも警護役は必要だろう ミタマは、オレに一礼する
ほんなら、兄さんうちらも一緒に帰りますわ
そうやなエリちゃんわたしら、アニエスちゃんたちの方へ戻ります
リエとエリも、渚の車で帰るのか 渚の車は、普通の乗用車だから5人乗れるから、ちょうどいいのか
判った気を付けてな
わたくしたちも、そろそろ
美里がオレに言う 鞍馬美里、住友桃香、白旗せつな、朝比奈希美の4人は娼婦候補生だ 駅前ホテルの地下の新しい娼館で暮らしていて毎日、学校まではミナホ姉さんが車で連れて来ている
学園祭が終わったら、いつものところで待っているように御名穂さんに言われているのよ
桃香が、そう言う いつものところというのは、校長室の地下の隠し部屋のことだ ということはミナホ姉さんは、また学校へ戻って来るつもりなんだ
そしたら、あたし美里ちゃんたちを送って来るわ
克子姉が立ち上がる 克子姉は、ミナホ姉さんを補佐して娼婦候補生の世話もしている
アタシが付いていくネキヌカも来るネ
イーディが、キヌカと警護役を引き受けてくれる まだ校内には生徒が残っているから警護は必要か
さっき騒いだからサチヨが何か仕掛けてくるかもしれないノネ
生徒会長の岩倉幸代さんか 後夜祭は、オレたちがハチャメチャにしちゃったもんな それに、今日の学園祭は岩倉さんにしては、大人しすぎな気がする 最後に、何か仕掛けて来るかもしれない
ボクも行きましょうか
ルナが、そう言うが
いや、アタシとキヌカだけで大丈夫ネ
イーディは、笑顔でそう答えた となると残るのは 寧、メグ、ルナ、愛黒瀬安寿と パン工房の中のマナとヨミとハイジだけか
よし、これで何とか次話からエッチシーンに
はぁぁ、お待たせ致しました
1409.学園祭2日目 / お疲れ様セックス会(その1)
お変えりッ、お兄ちゃん
オレが寧、メグ、ルナ、愛、黒瀬安寿たちとパン工房の中に戻ると
マナが出迎えてくれた
掃除とか、全部やっておいたよ
作業台も、オーブンの回りもすっかり綺麗になっている
ありがとうマナああ、オーブンの中まで綺麗にしてくれたんだ
オレはオーブンを開けて、パンくず一つ残っていないことを確認する
うん、時間があったしお兄ちゃんや愛さんが帰って来てからするのも大変だと思ったから
マナは他の子たちと後夜祭には来なかった やっぱり昔の自分を知っている生徒と会うのが怖いのだろうか
マナお姉さん兄さんの妹に会ったことのある人たちは、全員、ボクが記憶をすり替えてきたよ
オレの心を読んで、ルナがマナの前へ出る
あっ、そうじゃあ、もう平気かな
マナが、少し心配そうな表情でルナに尋ねる
うん、大丈夫だと思うよ今日の学園祭に来ていない人が居たとしても、他の人たちが兄さんの妹はボクだって強く思い込んでいるから
前に会ったオレの妹が、マナだと気付いた人がいても他の人がそんなはずはないと打ち消してくれるか
マナ来年の学園祭は、一緒に回ろう
何言ってるのよ、お兄ちゃんマナたちの学園祭は、これからだよ
元気にマナは答える
新しい中学へは編入したばかりだしあたしや双子ちゃんたちは特別クラスだから、一般の生徒たちに混じって何かするのは無理だけどそれでも、あたしたちだけで何かはやるから、遊びに来てよっ
マナはエリとリエの双子や、ありすとキヌカの主従たちと一緒に、ミナホ姉さんが見つけてくれた私立の中学校へ通うようになった ただし双子や、ありすたちは全員、中学1年生でマナだけが中学2年生だ 同じ中学の特別クラスに通っていても、マナ1人だけが学年が違うというのは、なかなかツライと思う
それにさマナだけは、2年後にはここの高校に入って、お兄ちゃんの後輩になれるんだし
現在14歳のマナだけはオレが卒業する前に、ここの高校の生徒になることができる
1年間だけだけどお兄ちゃんと一緒に、この高校に通えるしそしたら、もちろんパンだって毎日手伝うし、お兄ちゃんの最後の学園祭だって生徒として一緒にできるんだよ
オレは、マナの黒髪を撫でてやった
そう言えばハイジとヨミは
マナの他にも、パン工房に残った子がまだ居たはずだ
ああ、2人はそっちの部屋
マナは、休憩室のドアを指差す
2人で監視システムのチェックをしているよおかしいんだよ、ヨミちゃんの方が、ハイジちゃんに使い方を習っているんだから
オレたちの家族になったのはハイジよりもヨミの方が先だ だから、マナの言う通りヨミがハイジに習うのは、本当はおかしいのだが
しょうがないよっハイジちゃんは、ヨーロッパで警護役としての専門教育を受けていきた子だし、とっても頭の良い子だからさっ監視システムの使い方も、あっという間に覚えちゃったし
でも、ヨミちゃんだって巫女の力があるから、監視システムだって使える人の記憶を丸ごと読み取ることができるのよね
メグがヨミと同じ能力を持つルナに尋ねる
使い方を記憶として読み取ることができますけれどそれで自在に使えるようになるかどうかは別です夜見子お姉様は、元々、機械の操作は苦手な性質ですから基本的な使い方が判っていても、自分で色々と思い付いて応用することができないんです
夜見子お姉様は鷹倉神社の巫女としての仕事は、月子お姉様が受け継ぐことになったんですから今は本気で家族の警護役の一員なろうと頑張っているんですけれど
ヨミは今は警護役ということにして超お嬢様校へも通っている
巫女の力だけに頼るのではなく総合的に警護役として働くことができるように、武術の稽古にも参加しているし、監視システムのことなんかも積極的に学ぼうとしてくれている
あ、あのそれでしたら、わたしもハイジさんに教えていただきたいです
黒瀬安寿が言う この子も、オレたちの警護役に加わったばかりだもんな
そしたら、あたしも行くよっちょっとシステムを使って調べたいこともあるしっ
え何を調べたいの
ここの監視システムで調べられるのは校内と学校の周辺、それからお屋敷の周りだけだ 今、調べなくてはいけないことがあるとすれば寧は、何かしらの危険が迫っていることを予知しているのだろうか