Выбрать главу

 真樹さんは五十嵐イズミに振り向かずに、言う

あなたの言うことも判るのよ言葉としてはわたし高畑さんの言う家族とか、セックスしてみれば判るとか論理的には全然理解できないわ何でそういう理屈になるのか、丸っきり判らない訳が判らない

そうでしょだから

 五十嵐イズミが、真樹さんの背中に叫ぶが

でも、わたしの感覚は高畑さんを信じてるのあなたの言葉よりも

 言葉より感覚

だから高畑さんの言う通りにするわ今のわたしは、高畑さんを失うわけにはいかないんだものそれに

 真樹さんは、オレを見る

すでに、してもらってしまったこととこれからお願いすることになるもののことを考えたらこの人の愛人になることなんて、当たり前に受け入れなくちゃいけないことだとも思うし

 音楽の勉強を続けられることになったこととプロのピアニストになるためのサポートを受けること

わたしは、もう男の人との恋愛とか結婚とかは必要ないわピアノが弾けて、高畑さんが側にいてくれるだけでそれでいいの他の人生は、もうどうなってもいいのよ

 五十嵐イズミは、絶句する

とにかくわたし自身のことは、高畑さんに委ねるわこれから先は、もう全て高畑さんの言う通りにする

 真樹さんは、もう一度握り合った茉莉花との手の温もりと感触を確認した

わたしは、そうするけれど美樹、あなたはどうする

 妹に尋ねる  松下美樹さんは

わたしはよく判らないですどうしたらいいのかどうするべきなのか

 姉の真樹さんには、茉莉花というオレたちとの関係を繋ぐ接点がある  だけど、妹の美樹さんにはそれがない

美樹さんは真樹さんがどうなるのかを、見てから決めれば良いと思います

 オレは美樹さんに、そう言った

真樹さんが、この後どう変わるのかどんな風にオレたちの家族になるのかその様子を見た後で、答えを出せば良い

 松下姉妹を一度に家族にすることは難しいかもしれない  一人ずつ、順番に家族にしていく方が確実だろう

結論が出たみたいだね

 キョーコさんが、クククと笑ってオレたちに言う

あんたたちの議論は、とても面白かったいつもこんなことをやっているのかい

いつも、こんな感じですわ

 ミナホ姉さんが、キョーコさんに答える

なるほどじゃあ、後はあんたたちだけで楽しでおくれあたしは、先に向こうのお屋敷に戻るからあっちの子たちが、心配だからね

 キョーコさんは、椅子から立ち上がる  あっちの子たちというのは、お屋敷に残してきた少女暗殺者たちのことだろう  アーニャが、見ていてくれていると思うけれどクリトのこともあったし、お屋敷の父親であるキョーコさんが様子を見ていてくれる方が心強い

わたしもそろそろ、自分の生徒たちの方へ戻るわ

 生徒というのは、このホテルの地下施設に居る娼婦候補生たちのことだろう

ここのホテルのスイートを1室借りてあるわ好きに使いなさい終わったら、翔さんに連絡してあの人は、香月セキュリティサービスの警護員たちと別室に控えているから

 松下老人を見送りに行った翔姉ちゃんが、戻って来ないのは香月セキュリティサービスの黒服の連中の所にいるからか  香月家本家の娘である瑠璃子の外出だから黒服たちは、瑠璃子が帰る時まで待機していなくてはならない

ここから先はあなたたちだけの方が良いでしょ任せるわ、公

うん、ありがとうミナホ姉さん

しばらく更新できず申し訳ありません

病気していましたというか、まだ快癒していないのですが

連休中は病院がやっていなかったので(やっていても新規の患者はダメとか、そんな感じでした)自分では酷い風邪だと思っていたので市販の風邪薬を飲んでいたのですが

頭痛と熱で全然動けない状態になってしまって

連休が終わった後に、病院へ行ったら風邪だけでなく、鼻の奥が酷い炎症を起こしている状態だそうで

体調が最悪の状態のまま、認知症の父の世話をするだけで精一杯でした

身体がダメな時はエロはダメですね

それと頭痛の時は、今回みたいな説得話もキツかったです

あーなって、こうなるから、こうなったみたいに理詰めを書くのが厳しくて

さて、ようやくエロい場面に入れそうです

何とか更新していきたいと思いますので、よろしくお願い致します

1430.松下姉妹・変わる姉/まずはティータイム

ま普通のホテルじゃ、スイートでもこんなものね

 ミナホ姉さんの駅前ホテルの最上階  スイートルームのドアをカードキーで開けると部屋の中を見て、まり子が言った  眼の前に机と椅子の並んだ広めの部屋その左右に、ベッドルームやバスルームが続いている  まり子は、トリイ電子の社長令嬢だから色々なホテルのスイートルームに泊まったこともあるんだろう  日本の一流ホテルだけでなく、外国の五つ星ホテルなんかも

とても素敵なお部屋だと思いますわ

まり子、ミナホ姉さんのことだから、この部屋の会話をこっそり聞いていると思うぞ

 オレはまり子の耳に、小声で囁く

あー、良く見ると中々良いお部屋ねっ

 大きな声で、まり子は言い直す  そのままドカドカと、部屋の奥へ進み

こっちがバスルームねふんふん、お風呂も広いわこれなら、何人か一緒に入れそうね

 こちらの部屋からバスルームの中を覗き込む

さすが御名穂さんちゃんと人数分、バスローブが用意されてるわ

 わざと大きな声で、まり子はそう言った

こちらに撮影機材も揃っています

 瑠璃子がベッドルームの方に用意されたカメラを見て言う  このホテルの地下には、ミナホ姉さんの新しい娼館がある  元々、このホテルは黒い森の娼館の分館だったから景色の良い上層階でも、娼婦が客とセックスすることはあった  オレも娼婦候補生たちの研修で、使ったことがある  だから、娼館の設備としてカメラなんかも持ち込むことができるようになっているんだろう

ほらほら、あなたたちももっと奥に入りなさいよこんなに広いお部屋なんだから

 まり子が入り口付近で立ち尽くしている茉莉花と松下姉妹そして、五十嵐イズミに言う  五十嵐イズミなんて、今すぐ逃げ出したいという表情をしているが背後に爆砕フレイルを持った木下さんと美智がいる上に、ルナが心を制御しているからどうすることもできない  黒瀬安寿は、オレの横に控えている

それじゃあ、先にシャワーを浴びましょう

 まり子が提案する

公はお風呂入って来たのよね

えーと、オレと美智と黒瀬さんとルナはお屋敷を出る前に入って来た

 風呂場でみすずや可憐たちと、明日の水島家の件とかの話をしたし  可憐とセックスもした  もちろん身体も綺麗に洗ってもらった