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それなら公たちは、こっちで休んでてあー、ルナちゃんはバスルームに着いてきてくれた方がいいかもしれないけど

 巫女の力のあるルナは松下姉妹や五十嵐イズミの心をチェックできるから

そうだなルナ頼む

 ルナも、バスルーム組になる

カメラ類は、お風呂から上がったら、わたくしが準備致しますので

 瑠璃子はもはやハメ撮りがライフワークになっている  まだ15歳の名家・令嬢なんだけれど

わたくしは、警護および監視の任務に就きますっ

ええっと、わたくしやこの子もこの際一緒にってことは無いですよね

 木下さんは黒瀬安寿を見て、そう言った

無いです二人の時はそれはそれとして、特別な時間を作ります

 木下さんと黒瀬安寿の処女喪失を松下真樹さんのついでにやるわけにはいかない

女の子にとっては、一生に一度のことですからちゃんとしますよ

安心しましたよろしくお願いしまーすほら、黒瀬ちゃんも

 ニコニコ笑う木下さんに促されて黒瀬安寿も、オレになぜか頭を下げる

それでは、ぐるっと全部の部屋をチェックしてきますあなたは、ここに残ってて

 木下さんは黒瀬安寿にそう言うとフレイルをガッシャンガッシャン鳴らしながら、続き部屋の方へ向かう  スイートルームだから、ベッドルームやバスルームの他にも幾つかの部屋が繋がっているのか

公この子も今はいいわよね

 まり子が松下美樹さんを見る

ああ今はお姉さんの方だけに集中するよ

 一度に姉妹両方を抱くことはしない  一人ずつ、確実に家族にしていく

では、こちらにお座り下さいはい、どうぞっ

 木下さんが笑顔で、松下美樹さんのために椅子を持ってくる  美樹さんは、木下さんの笑顔の圧力に押されて椅子に座る

こっちの子は連れてっちゃうわよ残しておくと、うるさそうだしついでに一通り洗っておくわ

 まり子は、五十嵐イズミもバスルーム組に入れる  五十嵐イズミは、松下真樹さんに同性愛的な感情を抱いているから今は二人を離さない方がいいだろう

では、女の子はバスルームよ

 まり子が先頭になって少女たちは、ぞろぞろとバスルームに向かった  と、思ったらあれ、瑠璃子がバスローブを持って、帰って来る

お兄様お着替えをお洋服が皺になってはいけませんから

 松下老人と対決するために、一番良いスーツを着てきたんだっけ

お手伝いいたします

 瑠璃子が、オレが上着を脱ぐのを介助してくれる

うわー、瑠璃子様、女子力高いですねーっ

 木下さんが驚いて、そう言う  香月家本家のお嬢様がオレの着替えを手伝ってくれている光景は、木下さんにとって予想外だったらしい

わたくしのは付け焼き刃ですから

 瑠璃子が、家事など女性的な事柄を覚えたのはこの半年間のことだ  それ以前はお付きの美子さんか、香月家の屋敷の人たちに何もかもやってもらっていた

わたくしは、気の利かない娘ですわ今は、お兄様のお着替えは桜子お姉様が一番なさっています桜子お姉様は、そういうことが自然でできる方ですから

 確かに最近お屋敷に帰宅すると桜子がスススッと寄って来て、オレの上着を脱がしてくれることが多い

なるほど、女子力って言うより嫁力《ヨメりょく》ですねー

 木下さんが、フンフンと感心している

そう思いますまり子お姉様の力強いリーダーシップも、お兄様のお嫁さんとしては、素晴らしい能力だと思いますし

 瑠璃子は、バスルームの方を見て言った

そうだな少し強引なところもあるけれど今夜は、まり子を連れて来て良かったと思うよ

 まり子の明るくて裏表の無い性格のおかげで松下老人や松下姉妹との会話は、とてもスムーズにできたと感じている

人それぞれですそれぞれ、自分の長所をご主人様と家族のために役立てていけばいいのです

 美智は、カメラの準備を始めていた

セッティングは、わたくしでもできます後は、ルリルリがシャワー後に修正して下さい

判りましたお願い致します

 瑠璃子が、美智に微笑む  瑠璃子は、上着をハンガーに掛けると今度は、オレの前に跪いて、オレのベルトを外して、ズボンを脱がせてくれる  パンツ姿になるオレを見て、松下美樹さんがビクッと震える  黒瀬安寿の方は大分、馴れてきたのか、表情は強張っているけれど、震え上がるところまではいかない  オレが、脱がしてもらっているのになぜか、瑠璃子の方が礼を言う  瑠璃子は、オレのズボンもハンガーに掛けYシャツとネクタイも脱がしてくれた  最後に、バスローブも着せてくれる

ありがとう瑠璃子

 オレは15歳のお嬢様の唇に、キスをする

では、瑠璃子もシャワーに行って参りますわ

 瑠璃子は、爽やかな笑顔でバスルームの中に消えて行った

ふぅー

 オレは大きく呼吸して近くにあった椅子に腰掛ける  ちょっと、くたびれた  スーツからバスローブに着替えたから、身体の緊張が解けたようだ

あ、あのお茶とかいれた方が良いんでしょうか

 黒瀬安寿が恐る恐るオレに尋ねる

うん、頼むシャワーに行った子たちは、出て来たら詰めたい物の方を欲しがると思うから今、ここに居る人の分だけでいいよ

 オレは、黒瀬安寿に指示する  黒瀬安寿も名家・石神家の令嬢に付いて何年も警護役をやっていた子だから、こういうことは任せて大丈夫だろう  石神瑞希はお茶のいれ方とかにもうるさそうなタイプだったし

はーい、お茶のセットなら見つけてきましたあっちの冷蔵庫には、冷たい飲みものもいっぱい入ってました

 木下さんがティーセットの乗ったワゴンをガラガラ押しながら、戻って来た

クッキーも見つけましたっ

 ミナホ姉さんが、ホテルの人に指示して用意しておいてくれたんだ

お茶は、わたくしがいれます

 慌てて、黒瀬安寿が木下さんに言う  警護の先輩として木下さんのことは敬っているようだ  まあ、今では木下さんも香月セキュリティサービスのトップ・エリートだもんな  黒瀬安寿とは警護人の格が違う

はいはい、ではお任せしまーす

 ということで黒瀬安寿がお茶の担当となった

この建物の警備態勢は、問題無いと思います関さんもチェックして下さってるでしょうしまあ、大丈夫でしょう

 木下さんは、このホテルがミナホ姉さんの所有物だということを知らないから一応、一通りの確認をしてくれたようだ

あちこちに付いてるアレは無視していいんですよね電波発信タイプじゃないから、外部の人間が持ち込んだものじゃないようですし