Выбрать главу

もう諦めなさいわたしたちみんな、一生、公くんのお相手をするのよ

とにかく脱いで飼い主として、わたしと真樹も命令するわ

うううううー

公の言う通りにした方が良いわよお屋敷の中には優しい人ばかりじゃないから怖くて、厳しいお姉さまたちも居るのよ

 まり子がオレの後ろから、笑って言う

はぁぁ判りましたニャン

 イズミはついに服を脱ぎ始める  もっとも素肌の上に着ていた革ジャンと、制服のスカートだけ身に着けていなかったから  あっという間に、首輪と靴だけの全裸になった

もう煮るなり焼くなり好きにしてくださいニャン

 ヤケクソになった感じでイズミは言う

そういう軽口も思ったらすぎに言うのは止めろ先に、そういうことを言ってもいい場所なのか空気を読むことを覚えろ

 オレは厳しく言う

そうしないと怖いお姉さまたちにお仕置きされるわよ

 まり子はクククと笑った

茉莉花と真樹は、首輪のリードを持ってよし、行くぞ

 全裸のイズミを飼い主が引き紐で散歩させる態勢になってオレたちは、ようやく玄関へ向かった

お帰りなさいませ、殿

 玄関にはオレの黒森公としての正妻である、みすずと  名家・栗宮家の武闘派お嬢様の素子  それに香月家と並ぶ三大名家の一つ、狩野家の令嬢の桜子が待っていた  いつもならアニエスがお出迎えしてくれるんだけれど  警護役が付いていないのは素子が警護役並みに強いのと

オレたちの方に、美智と翔姉ちゃんと木下さんに黒瀬安寿と、4人も警護役が居るからだろう

 そう言えば、この3人は真樹たちとは初対面のはずだ

お屋敷の中にいる者は全員、2階のホールに集まっていただいております

 このお屋敷が政財界の大物たちの社交クラブだった頃のダンスパーティなんかをやっていた広い部屋だ  確かピアノもある

ありがとうみすず、メグ、桜子、新しくオレたちの家族になった松下真樹だ茉莉花のパートナーでもある

 オレはまずは3人に真樹を紹介する

香月みすずですそちらにいます、瑠璃子の従妹です

栗宮素子です

 3人は、スっと真樹に一礼する  みすずと素子と桜子圧倒的なお嬢様のオーラが、場を支配する  みすずと素子はオレたちより一つ年上の17歳で、桜子は16歳  真樹もイズミは、場の雰囲気に負けてすっかり緊張している

松下真樹です公くんに、受け入れてもらえることになりましたよろしくお願い致します

 真樹もお父さんは小さな貿易会社の社長だったし、子供の頃からピアノの演奏会に出ていたから、プレッシャーには強いのだろう  凛とした態度で、何とか挨拶を返した

それからこれは、茉莉花と真樹がペットにした五十嵐イズミだ

 オレは何でこの場に自分は全裸なんだろうと困惑しているイズミを3人に紹介する  みすずはイズミを、チラっと一瞥だけして

茉莉花さん、真樹さんお二人で、きちんと面倒を見て下さいね他の人たちに迷惑を掛けないようにお願いいたします

ペットには、挨拶なんかしない

みすずは徹底している

もちろんですご迷惑になるようなことがないように気を付けます

わたしもお約束します

 茉莉花と真樹が真顔でみすずに言う

イズミ皆さんにご挨拶なさい

 茉莉花に命じられて

い、五十嵐イズミですニャンよろしくお願いしますですニャン!

 全裸のイズミは、慌ててみすずたちに頭を下げる  みすずたちは、名家のお嬢様モードが最大の状態だから完全にイズミのメンタルを圧し潰していた  そうお嬢様なら、すでに瑠璃子とまり子に出会っているけれど  瑠璃子は、まだ中学生だし真樹たちやイズミに対して、ここまでキツイお嬢様オーラを出してはいなかった  それは瑠璃子が松下姉妹と親しくなりたいと思っていたからだろうし  また、松下老人に対して香月家のお嬢様としての威厳を示す必要はあったけれど、あんまり威厳を出し過ぎるとかえって反発される可能性があったからだろう  だから、松下姉妹やイズミたちの前でも瑠璃子は、かなりお嬢様モードを制限して使っていた  一方、まり子はお嬢様だけど、誰にも明るく親しげに接する子だからお嬢様のオーラはあっても、それで人を圧迫したりはしない  真樹もイズミは、今ここで本物の名家令嬢の重さと怖さを知ることになる

旦那様がお許しになられたのですから、あたしたちもこの娘を受け入れますしかしペットとしての領分を弁えて下さいねお行儀の悪いペットは困ります

 イズミを無視してみすずは、真樹と茉莉花にだけ話した  オレはちらりと松下美樹さんを見る  美樹さんもみすずや桜子の雰囲気に呑まれていた  さっきは瑠璃子の前でも平然とオレに文句を言ったりしていたけれど  この3人のお嬢様たちの前ではあんなことはできないはずだ

それでは皆さん参りましょう

 桜子が、オレたちに言う  オレたちは2階のホールを目指す  廊下を歩く間も、階段を上る間も  会話は、全くなかった  オレたちは無言で桜子を先頭に、ずらずらと歩いていく  すぐにホールの大きなドアの前に着いた  桜子がドアを開くと中に居るたくさんの少女たちの発する強いオーラを感じた  桜子にが先にホールの中に入る

皆さん、お待たせ致しました旦那様のお戻りです

 みすずと素子が桜子に続いて室内に入り中に居る子たちに、そう告げた

!!!!!

 たくさんの視線が入って来ようとするオレたちに注目するのが判る  イズミが震えあがって、部屋の中に入るのを躊躇しているが

前に進みなさいイズミ

わたしたちと公くんが居るから

 イズミの首輪から伸びたリードを握りしめている真樹と茉莉花がイズミを押す

はいですニャン

 オレと真樹、茉莉花、イズミの4人は、まとまって同時に室内へ入った  オレたちの後ろから、黒瀬安寿、ルナ、木下さん瑠璃子、まり子、美智、松下美樹さん最後に翔姉ちゃんが入って、部屋のドアを閉めた  うわぁ、みんな揃ってるなあ  まず犯罪組織黒い森のオリジナルメンバー  奈島寧ことヤッちゃんと克子姉と渚  真緒ちゃんは、もう寝てしまったんだろういなかった  マルゴさんもいない  それからメグとイーディそしてマナ愛もいる  香月家の3人めの令嬢の美子さんに鞍馬家のありすその後ろにミタマとキヌカの安城姉妹それから、茉莉花の妹のエリカ警護役のハイジとくるみお裁縫係になったシエさん13歳のエリとリエの双子

水島家の令嬢の可憐とアニエスとコヨミちゃんと12歳グループが仲良く座っている

 コヨミちゃんの後ろに、鷹倉神社の巫女の月子とヨミが居る  そして13人の少女暗殺者たち・ドリィ・ルゥにアナ・ルゥの姉妹ペニー・スゥ・エレクチオーネとヴァギィナ・クワトロオソソ・オボコとフェラ・千代とアンネ・ロゼ・アゲマンダーイン・ランとイン・リンの中国系の双子アクメ・イク・エクスタシーとクンニ・マンジール・カウパーとオルガ・ズム・ダイクンそして問題児のクリト・リリス   彼女たちを監視するように元はミス・コーデリアの配下だったアーニャが居て香月セキュリティサービス・トップエリートのレイちゃんも居る  そして最後に部屋の一番後ろに、どっしりと雪乃が座っていた